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【注目銘柄ダイジェスト】:1Q決算受け石井表記はストップ高、九州電力、旭化成などはさえない

2015/6/12 20:08 FISCO
*20:12JST 【注目銘柄ダイジェスト】:1Q決算受け石井表記はストップ高、九州電力、旭化成などはさえない <9681> 東京ドーム 555 +6 買い先行。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は22.7億円で前年同期比44.2%増益、通期予想は前期比11.3%減の100億円であるが、順調なスタートを切る格好になっている。訪日客の増加を背景にホテル事業が好調のもよう。巨人軍の主催試合の増加なども今後の押し上げ要因につながるといった見方も強く、大幅な上振れ期待などが高まる格好のようだ。第1四半期は最終損益が赤字となっているが、会計上の特殊要因として、ネガティブ視する動きは限定的。 <6103> オークマ 1450 +51 買い先行。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1200円から1700円に引き上げている。政府補助金を追い風に国内受注は6月以降も更新需要の増加が見込まれること、売価値上の利益貢献が期待できること、本社新工場の合理化進展などにより、今期営業利益は前期比51%増の220億円を予想、200億円弱の市場予想を上回ると予想しているようだ。 <9508> 九州電力 1403 -41 さえない。シティでは投資評価を「1」から「2」に格下げしている。目標株価は1550円としているようだ。電力セクターでは、株価上昇によって多くの銘柄のPER水準が上昇、好材料は概ね株価に織り込まれたと判断しているようだ。中国、東北、四国電力なども「2」から「3」に格下げしている。同社に関しては、川内原発再開で好材料出尽しともみているもよう。 <6336> 石井表記 606 +100 ストップ高。前日に発表した第1四半期決算がポジティブなインパクトを強める格好に。営業利益は5億円で前年同期比34.3%増益、通期計画を超過する水準となっている。会社側の通期予想は5億円で前期比23.7%減益。液晶関連分野の好調、中国子会社の新規寄与などが好業績の背景。大幅な業績上振れを期待する動きが先行へ。 <7244> 市光工業 327 +18 大幅続伸。特に目立った材料は観測されていないが、本日が四季報の発売日でもあることから、高い業績変化率などにあらためて関心が向かう展開にもなっているようだ。今期営業利益は20億円で前期比3.9倍の会社計画となっている。3月には外資系証券の一角が新規に買い推奨としたことで、インパクトが高まった経緯などもある。 <4989> イハラケミカル 1578 -96 下落率3位。前日に上半期の決算を発表、営業利益は27.8億円で前年同期比28.4%増益、第1四半期決算時の上方修正水準で着地となった。通期予想は38億円で前期比10.4%増益を据え置いている。第1四半期決算時に上半期営業利益は22億円から28億円に増額されており、据置であった通期予想の上方修正などに今回期待が高かったもよう。また、2-4月期でみると前年同期比で営業減益ともなっている。 <6479> ミネベア 2222 +96 買い優勢。三菱UFJでは投資判断「オーバーウェイト」を継続で、目標株価を2150円から2700円に引き上げている。ボールベアリングの販売が想定以上に好調、自動車、家電などの電装化や省エネ化、高品質化などが追い風となっているもよう。また、ハイエンドドローンのモータ向けなど新たなアプリも貢献していると指摘。今期営業利益は会社計画670億円に対して、718億円にまで上方修正しているようだ。 <9532> 大阪ガス 508.7 -17.4 大幅反落。シティでは投資評価を「2」から「3」に格下げしている。目標株価も430円から380円に引き下げへ。バリュエーションが高い一方で株主還元への意欲も相対的に乏しいと指摘しているもよう。また、投資対象として標準化しつつある電力セクター比でのアンダーパフォームも継続すると考えているようだ。売り推奨のアナリストはこれまで少なかったとみられ、ネガティブなインパクトにもつながっているもよう。 <7732> トプコン 2821 +105 大幅続伸。米国子会社がカナダ社の買収を発表している。被買収会社はIT農業用制御機器の開発で超音波センサーを使用したパイオニアの企業、積極展開による業容拡大を期待する動きが先行へ。また、前日には三菱UFJが目標株価を3300円から3600円に引き上げている。ポジショニング事業が業績をけん引、高い増益率が続いていくと評価している。 <3407> 旭化成 1034 -21 さえない。みずほ証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価も1330円から1000円に引き下げている。医薬品の特許切れや薬価改定の影響、エレクトロニクス事業でも米社買収に伴うのれん償却等が収益を圧迫、18.3期まで営業増益率は年率5%程度にとどまる可能性が高いと予想しているもよう。業績の回復の鈍さから株価も上値の重い展開を想定としているようだ。
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3407 東証プライム
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時価総額 1,501,962百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
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除草剤、殺菌剤等を中心とした農薬原体事業が主力。トルエン・キシレン系化学品、精密化学品等の化成品事業も。16.10期1Qは農薬事業で国内外で販売減少、苦戦。17年5月に主力販売先クミアイ化学と合併予定。 記:2017/05/03
6103 東証プライム
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1898年創業の大手工作機械メーカー。愛知県丹羽郡に本社。マシニングセンタが主力。NC旋盤、複合加工機、NC研削盤等も。海外売上比率は6割超。スマートマシン、スマートファクトリーソリューションを強化。 記:2024/08/06
6336 東証スタンダード
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6479 東証プライム
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7244 東証プライム
412
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時価総額 39,702百万円
1903年創業の自動車用ランプメーカー。仏ヴァレオ傘下。トヨタ自動車、日産自動車などが主要納入先。自動車用バルブ、ワイパー等の製造・販売も。ミラー事業は23年に譲渡。価格転嫁で原材料費増への対応図る。 記:2024/09/03
7732 東証プライム
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+2(0.13%)
時価総額 169,077百万円
総合精密光学機器メーカー。服部時計店精工舎の測量機部門を母体として1932年に設立。測量機器、ICT自動化施工システム、眼科用医療機器等を手掛ける。アイケア事業の収益力強化、低採算事業の整理等に取り組む。 記:2024/10/08
9508 東証プライム
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11/27 15:30
+20.5(1.49%)
時価総額 661,012百万円
九州地盤の電力会社。発電事業のほか、送配電事業、ICTサービス事業、都市開発事業等を手掛ける。グループ会社に九電工など。洋上風力・バイオマス発電の開発を推進。26.3期経常利益1250億円目指す。 記:2024/06/04
9532 東証プライム
3,212
11/27 15:30
-22(-0.68%)
時価総額 1,316,637百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13
9681 東証1部
1,299
4/22 15:00
+1(0.08%)
時価総額 124,518百万円
東京ドームシティの運営会社。東京ドームやスパ、アトラクション施設の運営が主力。コスメ店の運営、不動産賃貸等も行う。21.1期はコロナ禍によるスポーツやコンサート、イベント等の中止、延期、動員制限が響いた。 記:2021/03/22