マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 12:35:18
15,196,347
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ALBERT Research Memo(7):「CATALYST戦略」の推進でAIネットワーク化社会の実現へ

2019/4/1 15:17 FISCO
*15:17JST ALBERT Research Memo(7):「CATALYST戦略」の推進でAIネットワーク化社会の実現へ ■今後の見通し 3.CATALYST戦略について ALBERT<3906>は今後の成長戦略として「CATALYST戦略」を打ち出している。CATALYSTとは触媒という意味を持つ。今後のAIネットワーク化社会の到来に向け、各産業間でのAI・データシェアリングの連携が必須とされるが、異業種間では保有するデータが異なり、AI・データシェアリングによって新サービスをエンドユーザーへ提供するまでには相当の開発時間とコストが掛かることが想定されている。こうした課題に対して、同社が触媒機能として両者間に入り、AI・データシェアリングをベースとした開発統合を行うことによって、新サービスの開発期間短縮とコスト低減を実現していく。こうした事例を多く積み上げていくことで成長を加速していくほか、自社開発または提携先企業と共同開発したプロダクトを他の企業に提供(手数料収入あるいはライセンス収入の増加)していくことによって利益率の一段の向上を図り、非連続な成長を目指していく戦略となっている。 「CATALYST戦略」の具体例も既に動き始めている。2018年10月に、トヨタ自動車とToyota Research Institute-Advanced Development、東京海上日動火災保険の3社間で、高度な自動運転の実現に向けた業務提携を発表したが、それに対して同社が技術支援を行っていくというのがそれだ。 同社では、今後も「自動運転」を1つのテーマとして深掘り(提携先の拡大)していくほか、その他のテーマにでも新たなCATALYSTを随時形成し、そのネットワークを広げていく戦略となっている。そのため、重点産業で主要パートナーとなる企業とは今後も資本業務提携を視野に入れた交渉を進めていく方針となっている。2018年12月期は自動車、通信、金融で資本業務提携を実現したが、流通業や製造業(自動車除く)の大手企業との資本業務提携についても視野に入れている。出資の際に必要となる株式については、KDDIや東京海上日動火災保険のケースと同様、筆頭株主であるウィズ・アジア・エボリューションファンド投資事業有限責任組合が売り出すものと想定される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
関連銘柄 1件
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(0%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24