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エネクス Research Memo(6):減益ながら、ネットワークを活かした取引拡大など取り組みが着実に進展

2018/3/16 16:08 FISCO
*16:08JST エネクス Research Memo(6):減益ながら、ネットワークを活かした取引拡大など取り組みが着実に進展 ■伊藤忠エネクス<8133>の事業部門別動向 4. 産業エネルギー・流通部門 産業エネルギー・流通部門の今第3四半期(累計)は、売上収益63,917百万円(前年同期比37.6%増)、営業活動にかかる利益934百万円(同41.9%減)と増収ながら大幅減益となった。 大幅減益の内容は、第2四半期決算後の前回レポートで述べたところと同じだ。すなわち、元売り再編による需給ギャップの解消及び市況の安定の結果、石油製品トレード事業の取引機会が激減したためだ。石油製品トレードは、需給ギャップで発生する余剰玉をトレードすることで、需給調整や価格ギャップの解消を行うもので、同社自身の収益拡大ニーズに加え、業界全体でのバランス調整という社会的ニーズも背負った事業であるが、市場の安定化でギャップが生じにくくなったということだ。 一方、第3四半期単独期間での比較では、今期は前年同期比27.9%(133百万円)の増益となった。これは何か1つの要因によるのではなく、同社が今期初めより取り組んできた、同部門内の各事業におけるバリューチェーンの高度化、最適化、ネットワークを活かした取引拡大といった取り組みが少しずつ形となってきた結果だと弊社ではみている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《MW》
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伊藤忠傘下のエネルギー商社。自動車販売のカーライフ事業、船舶燃料販売等の産業ビジネス事業、電力小売事業等も。配当性向40%以上目処。LPガスの直売顧客軒数は57万件超。31.3期純利益200億円以上目標。 記:2024/06/04