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RSテクノ Research Memo(13):2017年7月に株式分割を実施。17年12月期は実質前期比と同じ5円配

2017/12/11 15:25 FISCO
*15:25JST RSテクノ Research Memo(13):2017年7月に株式分割を実施。17年12月期は実質前期比と同じ5円配 ■株主還元策 RS Technologies<3445>は株主還元を重要な経営課題と認識しており、配当を通じて株主還元を行うことを基本方針としている。配当額は利益水準、中期経営計画の見通し、財務体質強化などの状況を総合的に判断して決定するとしている。 2015年12月期までは、設備投資の継続的な実施が必要なステージであったことから内部留保の確保を優先して配当を見送ってきたが、2016年12月期に初配当を実施した。配当額は年間10円(普通配5円、記念配5円)で配当性向は6.3%となっている。配当性向は低かったものの、能力増強投資等の成長投資案件を抱える同社が株主重視の姿勢をアピールするには十分な内容だったと弊社では評価している。 2017年12月期の配当について同社は、5円配を実施することを発表した。同社は2017年7月1日付で1対2の株式分割を行っているため、分割調整後で比較すると、前期比横ばいということになる。ただし、内容的には前期は普通配2.5円、記念配2.5円であり、今期は普通配が5円となったことで、株主還元は前期よりも拡充されたと評することができる。1株当たり利益の急成長で配当性向は3.4%にとどまるが、前述のように同社は引き続き成長投資案件を抱えており、配当よりも成長投資を優先するほうが最終的には株主リターンの最大化につながると弊社では考えている。 同社は株主優待制度も設けている。内容は決算期末である12月31日現在の100株以上保有株主に対して一律、3,000円のQUOカードを進呈するというものだ。前期までは6,000円分のQUOカードを進呈していたが、株式分割に伴い金額を変更した。既存株主においては実質的な変更はない。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《MW》
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シリコンウェーハ再生事業、プライムシリコンウェーハ製造販売事業、半導体関連装置・部材等を手掛ける。再生ウェーハで世界トップシェア。半導体関連装置・部材等では営業活動の強化により、新規市場開拓を図る。 記:2024/10/05