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RSテクノ Research Memo(9):金属除去技術について有力顧客から認定を取得。同社にとって新たな市場が拓けた

2017/12/11 15:17 FISCO
*15:17JST RSテクノ Research Memo(9):金属除去技術について有力顧客から認定を取得。同社にとって新たな市場が拓けた ■中長期の成長戦略と進捗状況 4. 成長戦略:潜在的な再生市場の開拓 この成長戦略が意味するのは、金属不純物を取り除く技術の商用化だ。現状、ウェーハの再生加工はモニターウェーハ上の傷や凹凸の除去を目的として行われており、金属回路を形成したモニターウェーハは再生に回さず廃棄されている。理由は、金属回路を形成してしまうと金属成分がウェーハ内部に浸潤し、表面をポリッシングしても除去しきれないためだ。RS Technologies<3445>はこれを解決し、金属回路を形成したモニターウェーハも再利用を可能にする技術を開発した。 同社は顧客企業による性能評価を受けてきたが、今般有力顧客から認定を取得した。これは、同社にとってはウェーハ再生市場自体が拡大することを意味する。金属除去の再生加工市場を同社が独占的に取り込むことが可能になるためだ。金属回路形成済みウェーハがすべて再生に回ると、再生市場は投入されるウェーハ全体の約20%から25%へと5%拡大するとみられる。これは、現状100万枚/月の再生市場が125万枚に拡大することを意味し、増加分は同社の総生産能力に匹敵する規模ということになる。同社への需要が一気に25 枚/月増加するわけではないが、同社が能力増強投資を決断するうえで大きな後押しになるのは間違いないと弊社ではみている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《MW》
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時価総額 97,477百万円
半導体製造工程で使う再生ウエハで世界トップ。新品ウエハの生産も。24.12期は上期低調も下期の回復を想定し、最高業績更新を計画。中計では26.12期に営業益168億円を目指す。次世代電池用の電解液に参入。 記:2024/04/11