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シンデンハイテ Research Memo(1):独立系のエレクトロニックス商社で、LG製液晶モジュールでは国内トップ

2017/12/11 15:31 FISCO
*15:31JST シンデンハイテ Research Memo(1):独立系のエレクトロニックス商社で、LG製液晶モジュールでは国内トップ ■要約 シンデン・ハイテックス<3131>は、独立系のエレクトロニックス商社で、仕入・販売の両面でどの企業の影響も受けないのが強み。現在の主力商品は韓国の大手メーカーであるLG製の液晶モジュールとSK hynix製半導体だが、今後はバッテリー製品(電池パック等の二次電池及びその周辺機器)を始めとする高付加価値の新規ビジネスに注力する。 1. 2018年3月期第2四半期業績(実績):検査装置の特需で営業利益は大幅増益 2018年3月期第2四半期連結業績は、売上高26,491百万円(前年同期比25.0%増)、営業利益839百万円(前年同期は170百万円の損失)、経常利益736百万円(同412百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益502百万円(同272百万円の損失)となった。電子機器分野で半導体検査装置の特需(約45億円)があったことから、大幅な利益を計上した。それ以外の各商品は、期初の見込みをやや下回ったものの、ほぼ想定内の結果であった。 2. 2018年3月期(予想):期初予想を上方修正 進行中の2018年3月期は、上期の好決算を受けて期初予想を上方修正し、現時点では売上高51,200百万円(前期比15.2%増)、営業利益1,250百万円(同49.1%増)、経常利益1,050百万円(同109.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益700百万円(同93.2%増)が予想されている。既存商品では、一部は期初予想をやや下回るビジネスがあるものの、計画外の検査装置の受注により通期利益も前期比で大幅増となる見込み。 3. 今後の戦略:基本戦略を粛々と推進 特段中期経営計画等は発表していないが、変化の激しい業界の中で、高付加価値商品の発掘、販売力の強化、新規商品の拡販など基本的な戦略を粛々と進めていく計画だ。 ■Key Points ・独立系のエレクトロニックス商社で、経験豊富な人材と顧客との信頼関係が強み ・2018年3月期予想は上方修正され前期比15.2%増収、同49.1%営業増益を目指す ・株主還元も積極的。2018年3月期は年間130円配当(配当性向29.9%)予想 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《MH》
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電子部品専門商社。メモリ等の半導体製品、液晶モジュール等のディスプレイ製品、通信モジュール、電池関連商品などを扱う。トップメーカーとの強固な関係などが強み。システムソリューション販売の強化等に注力。 記:2024/10/03