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サイネックス Research Memo(8):17/3期通期も増収増益を予想、各事業の進捗に注目

2016/12/13 7:47 FISCO
*07:47JST サイネックス Research Memo(8):17/3期通期も増収増益を予想、各事業の進捗に注目 ■業績動向 (2) 2017年3月期通期見通し 2017年3月期通期についてサイネックス<2376>は、売上高13,000百万円(前期比9.2%増)、営業利益720百万円(同9.6%増)、経常利益720百万円(同11.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益450百万円(同13.0%増)と増収増益を予想している。この通期予想の値は、期初予想から変化はない。 弊社では、2017年3月期の業績について、会社予想を上回って着地する可能性は十分に高いと考えている。通期予想から第2四半期実績を差し引いた下期の予想値は、各利益が2ケタの減益予想となっている。前述したように、2016年3月期は、スケジュールが狂いやすい『わが街事典』を中心に第2四半期の進捗が遅れたため、上下のバランスが崩れた。その反動の結果として今下期の減益率が大きくなっている点は否定できない。しかしながら、『わが街事典』の下期へのずれ込みは今第2四半期にも発生していると考えられ、その分が下期に計上されてくることを考えると、上下で利益が大きく減益になるとは考えにくい。 また、WEB・ソリューション事業ではふるさと納税の一括業務代行が下期偏重の特性を有していると考えられる。ふるさと納税のタイミングが、税務年度(1月~12月)の期末に近い11月と12月に集中する傾向があるためだ。業務代行契約を結んだ自治体数が今第2四半期中に26増加し84に増加した点も貢献してくると期待される。ロジスティクス事業のダイレクトメールも、年末年始は発送量が増加してくると考えられる。この点からも、今下期の収益が第2四半期実績並みに達しても決して不思議ではないと、弊社では考えている。 同社が2016年10月3日付で子会社化したサンマークの業績は、今下期の業績に貢献してくる予定だ。サンマークの直近業績は売上高1,313百万円(消費税込)、営業利益89百万円、当期純利益52百万円(いずれも2015年9月期実績)となっている。今期はその約半分が同社の連結決算に反映してくるとみられ、この点も同社の業績押し上げ要因になると期待される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
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