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サイネックス Research Memo(7):17/3期2Qは大幅な増収増益で着地

2016/12/13 7:44 FISCO
*07:44JST サイネックス Research Memo(7):17/3期2Qは大幅な増収増益で着地 ■業績動向 (1) 2017年3月期第2四半期決算の概要 サイネックス<2376>の2017年3月期第2四半期決算は、売上高6,608百万円(前年同期比20.2%増)、営業利益392百万円(同93.9%増)、経常利益371百万円(同72.2%増)、親会社株主に帰属する四半期利益234百万円(同94.5%増)と大幅な増収増益で着地した。 同社は期初に第2四半期予想を公表していないため、計画との対比はできないが、通期予想に対する進捗率は売上高、各利益項目ともに50%を超えており、計画を上回って極めて順調に進捗しているものと弊社では推測している。なお、前年同期比の伸び率が非常に高くなっているのは、前年度第2四半期の進捗度が非常に低かったことの反動と考えられる。 出版事業では、第2四半期おいて『わが街事典』を87自治体と共同発行し、過去からの累積発行自治体数は9月末時点で668に達した。『テレパル50』についても引き続き行政情報や特集企画を掲載した電話帳の発行を進めた。『わが街事典』の87という発行数は、前年度通期実績200と比較するとその50%以下にとどまっており、同社の期待値を下回ったと推測される。その要因は自治体側の都合で下期にずれ込んだ案件が複数あったためと弊社ではみている。この分はスケジュールどおりの発行を行った『テレパル50』で吸収されたとみられる。結果的に当セグメントの外部売上高は3,843百万円(前値同期比6.8%増)、セグメント営業利益は715百万円(同31.3%増)となった。 WEB・ソリューション事業では『わが街とくさんネット』のeコマースが好調に推移したほか、ふるさと納税の一括業務代行の契約数も新たに26契約を獲得し、順調な進捗を示した。一方で、ヤフーとの販売提携事業(広告枠の販売)において代理店見直しに伴う受注の減少があり、これが足を引っ張る形となって、当セグメントの外部売上高は1,654百万円(前年同期比11.1%減)、セグメント営業損失は15百万円(前年同期は16百万円の利益)となった。 ロジスティクス事業は、エルネットの郵便発送代行事業でダイレクトメール発送の需要が堅調に推移したほか、サイネックス・ネットワークもポスティング事業の外部顧客開拓に努めた結果、当セグメントの外部売上高は1,110百万円、セグメント営業利益は81百万円となった。前年同期においてはエルネットが連結されていないため、売上高の前年同期比較は1,070百万円増と大きくなっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
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地域行政情報誌「わが街事典」の発行等を行う情報メディア事業、DMソリューション等のロジスティクス事業が柱。DXサポート事業、ヘルスケア事業等も。デジタルプラットフォームアプリ「わが街Pay」の提供開始。 記:2024/09/01