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BBT Research Memo(6):サマーヒルインターナショナルスクールに注目

2016/2/8 16:10 FISCO
*16:10JST BBT Research Memo(6):サマーヒルインターナショナルスクールに注目 ■今後の見通し (1) 2016年3月期の業績見通し ビジネス・ブレークスルー<2464>の2016年3月期の連結業績は、売上高が前期比19.5%増の4,496百万円、営業利益が同18.0%増の321百万円、経常利益が同10.3%増の311百万円、当期純利益が同5.1%減の205百万円と期初計画を据え置いている。会社側では、法人向け教育サービスを中心に四半期別売上高のピークとなる第4四半期の動向が不透明なため、通期見通しを据え置いたとしているが、第3四半期も引き続き順調に推移しており特段の費用増もないことから、市場環境に大きな変化がなければ、会社計画を上回る公算が大きいと弊社では見ている。 セグメント別では引き続き、インターナショナルスクールがけん引役となる。「アオバジャパン・インターナショナルスクール」の生徒数増加や経営改善効果、「JCQバイリンガル幼児園」の通期フル寄与に加えて、新たに子会社化した「サマーヒルインターナショナルスクール」が2016年1月より業績に貢献する。同スクールは1〜6歳児までを対象としたプレスクールで、開設から50年以上の歴史を持ち、港区元麻布という場所柄、生徒数の7割強が外国人で占められている。直近業績(2015年3月期)は売上高で237百万円、営業利益で57百万円と収益性は高く、生徒数は2015年10月時点で95名(定員120名)となっている。2016年3月期は3ヶ月分(2016年1月〜2016年3月)が連結業績に寄与するため、前期と同程度の業績で推移したとすれば、売上高で約60百万円程度の上乗せ要因となる見通しだ。なお、「サマーヒルインターナショナルスクール」でも現在PYPの認定取得に向けた準備を進めており、2016年夏頃に公式候補校となり、2017年度中には認証取得できる見通しだ。 主力のマネジメント教育サービスは、BBT大学/大学院を中心に下期も受講生数が堅調に推移しているほか、上期に計上した20百万円の一時費用がなくなることもあって、通期では増収増益となる見通しだ。BBT大学では引き続き教育プログラムの見直しを進め、受講継続率の向上を図っていくほか、大学院ではビジネス英語分野を含むグローバル育成分野における教育プログラムの拡充を進めていく方針だ。このうち、BBT大学に関しては受講継続率の向上によって、今期売上高は前期比1割程度の増加が見込まれる。現在の定員数で見た売上高は1,000百万円程度まで伸ばすことが可能であり、カリキュラムの見直しやサポート体制の強化を継続し、受講継続率を向上していくことで売上げの拡大を進めていく。 BBT大学大学院では2016年4月より新コースとして起業家養成コースとなる「アントレプレナーコース」(30名定員、年間受講料120万円)を新設し、従来の経営管理コース、グローバリゼーションコースと合わせて3コース体制となる。起業家養成コースとして多数の起業家を輩出しているアタッカーズスクールのノウハウを、「アントレプレナーコース」のカリキュラムに活かしていく格好となる。また、オープンカレッジでも新講座の開設を予定している。法人向け教育サービスでは大手企業をターゲットにニーズの高い新規教育プログラム、コンテンツ等の開発を進めていくほか、営業体制の強化を図ることで、受注拡大を進めていく戦略だ。 経営コンテンツメディアサービスに関しては、主力の「アルムナイサービス」の会員数がBBT大学/大学院の卒業生及び修了生の増加に伴って着実に伸びていることから、増収基調が続く見通し。利益面では人件費増によって今期は横ばい水準が見込まれる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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社会人教育コンテンツをネット配信。国際スクールも。24.3期3Q累計は法人向け人材育成が伸長。オンライン大学は短期課外講座が好評。国際スクールの生徒数も拡大して3割超の営業増益に。固定資産売却特益は剥落。 記:2024/04/15