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BBT Research Memo(2):教育のコンテンツは全て自社で企画・製作

2016/2/8 16:01 FISCO
*16:01JST BBT Research Memo(2):教育のコンテンツは全て自社で企画・製作 ■事業概要 (1)事業内容 ビジネス・ブレークスルー<2464>は経営コンサルタントで現代表取締役社長の大前研一(おおまえけんいち)氏が、「世界で活躍するグローバルリーダーの育成」を目的として、1998年4月に設立した教育サービス会社である。主に社会人を対象として、BBT大学/大学院やオープンカレッジなど遠隔型のマネジメント教育サービスを中心に事業展開しており、教育のコンテンツは全て自社で企画・制作していることが特徴となっている。 また、2013年10月に幼・小・中・高の一貫校である「アオバジャパン・インターナショナルスクール」(東京都練馬区光が丘、目黒区青葉台)を運営する(株)アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ(以下、アオバ)を子会社化したのに続き、アオバが2014年11月に「JCQバイリンガル幼児園」(東京都中央区晴海)を運営する現代幼児基礎教育開発(株)、2015年10月に「サマーヒルインターナショナルスクール」(東京都港区元麻布)を運営するSummerhill International(株)を相次いで子会社化するなど、教育サービスの領域を1歳の幼児から社会人にまで広げ、「生涯教育プラットフォーム(Life Time Empowerment)」の構築を進めている。 事業セグメントは、マネジメント教育サービス事業、経営コンテンツメディアサービス事業、インターナショナルスクール事業と、その他(書籍の印税収入、賃貸収益、新規事業等)に区分している。2016年3月期第2四半期累計期間の売上構成比を見ると、マネジメント教育サービスが64.6%を占め、次いでインターナショナルスクールが28.6%、経営コンテンツメディアサービスが6.8%となっている。一方、営業利益の構成比としてはマネジメント教育サービスが65.0%、インターナショナルスクールが34.8%、経営コンテンツメディアサービスが28.0%となっており、その他を除くすべての事業でバランス良く収益を稼ぎ出す構造となっている。 マネジメント教育サービス事業での主力サービスは、BBT大学/大学院、オープンカレッジと法人向け人材教育・研修サービス(カスタマイズプログラム、企業研修等)などがある。また、インターネット等を活用する遠隔教育ではなく、実際に講師と対面する集合型の教育サービスとして向研会(経営者向け勉強会)や企業研修が、遠隔と集合を組み合わせたブレンド型教育サービスとしてアタッカーズ・ビジネススクールとリーダーシップ・アクションプログラムがある。 経営コンテンツメディアサービス事業では、衛星放送を使ったビジネス・ブレークスルーチャンネルを配信しているほか、会員向けサービスとして「アルムナイサービス」と「大前研一通信」を提供している。このうち主力は2007年より開始した「アルムナイサービス」で、BBTの卒業者や修了生向けを対象に、過去に受講した講座のコンテンツを定額料金で再視聴できるサービスやコンテンツを会員価格で購入できるサービスとなる。コンテンツを2次利用するため、コストはほとんどかからず収益性の高いビジネスモデルとなっている。 インターナショナルスクール事業では、子会社化した「アオバジャパン・インターナショナルスクール」「JCQバイリンガル幼児園」に加えて、2015年11月より「サマーヒル・インターナショナルスクール」が新たに加わっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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社会人教育コンテンツをネット配信。国際スクールも。24.3期3Q累計は法人向け人材育成が伸長。オンライン大学は短期課外講座が好評。国際スクールの生徒数も拡大して3割超の営業増益に。固定資産売却特益は剥落。 記:2024/04/15