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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「株王獅子丸」氏:ノーベル賞関連銘柄「浜松ホトニクス」は長期目線でも期待

2015/10/8 17:26 FISCO
*17:26JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「株王獅子丸」氏:ノーベル賞関連銘柄「浜松ホトニクス」は長期目線でも期待 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株王獅子丸」氏(ブログ「株王獅子丸の注目銘柄」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。 ---- 個人投資家「株王獅子丸」氏コメント 執筆日時:2015年10月8日15時30分 ごきげんよう。株王獅子丸だ。 個人投資家の兄弟達よ。調子はどうだ? 今年もノーベル賞の発表シーズンを迎えて、ノーベル賞関連銘柄が株式市場で注目の的となっている。今回は、10月6日に受賞が決まったノーベル物理学賞と、その関連銘柄である浜松ホトニクス<6965>について語っていきたいと思う。 今年は、素粒子ニュートリノに質量があることを世界で初めて発見した東大宇宙線研究所の梶田氏がノーベル物理学賞を受賞した。これに伴い、知識欲のある多くの投資家やアナリスト達が「ノーベル物理学賞関連銘柄」や「ニュートリノ関連銘柄」「スーパーカミオカンデ関連銘柄」といったテーマ株について様々な見解を示した。その中でもノーベル物理学賞関連銘柄の中心的存在である浜松ホトニクスに大きな焦点が当たっていることは既にご存知だろう。 【浜松ホトニクスとは】 浜松ホトニクスは、電子管(高速かつ高感度な光電子倍増管などの光センサや各種光源)の開発、製造、販売をはじめとして、ダイオードなどの光半導体素子の開発、バイオ関連の半導体、医療向けの装置のシステムアップなど医療分野での技術開発などを事業とする企業である。梶田氏がニュートリノの質量を発見する際に使用されたスーパーカミオカンデに搭載された光電子倍増管を浜松ホトニクスが手がけていた。言い方を変えれば、浜松ホトニクスの光電子倍増管の技術が無ければ、今回の発見はなかったと言っても過言ではないだろう。梶田氏のノーベル物理学賞の受賞を技術面でしっかりとサポートし続けた企業で、正真正銘のノーベル賞関連銘柄、それが浜松ホトニクスだ。 ◆過去にもノーベル賞関連銘柄として人気 浜松ホトニクスは、今年のノーベル物理学賞だけではなく、過去にも関連銘柄として物色された実績を持っている。2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴氏の研究において、ニュートリノの観測を成功させた世界最大の光電子倍増管を開発したほか、2013年のノーベル物理学賞でも注目を浴びた経緯がある。文字通り確かな技術を誇る企業だ。 ◆海外投資家も注目するノーベル賞関連銘柄 浜松ホトニクスは、国内各地に研究所や工場などの拠点を有するほか、アメリカ、ヨーロッパ諸国、上海などアジア地域にも進出している。国内の投資家だけではなく、海外の投資家にも認知されており、海外からもノーベル物理学賞関連銘柄として注目されている。今回、ノーベル物理学賞の受賞により、ニュートリノ関連銘柄としても大きくスポットを浴びている浜松ホトニクスは、世界に誇る技術力をもった実力派の企業として覚えておきたい。 【過去のノーベル物理賞関連銘柄は?】 2015年のノーベル物理学賞関連銘柄である浜松ホトニクスの今後の値動きを考察するうえで、過去のノーベル物理学賞関連銘柄にどのような銘柄が取りあげられ、どのような値動きをしていたかを改めて把握しておきたい 。 ◆2014年ノーベル物理学賞関連銘柄 昨年、2014年のノーベル物理学賞関連銘柄ではどのような銘柄が注目されていたのか振り返ってみよう。2014年には、光技術の革命とも言える青色発光(LED)の開発研究を行っていた名城大学教授の赤崎勇氏、名古屋大学教授の天野浩氏、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二氏の3名がノーベル物理学賞を受賞した。これにより、多くの投資家から投資対象として関心が集まったのは、東レ<3402>、クラレ<3405>、昭和電工<4004>、信越化学工業<4063>、三菱ケミカルHD<4188>、パナソニック<6752>、ローム<6963>、村田製作所<6981>などである。LEDの開発や生産、LED搭載機器の生産等に関わる銘柄が注目された 。 ◆2013年ノーベル物理学賞関連銘柄 一昨年、2013年のノーベル物理学賞関連銘柄についてもおさらいしておこう。2013年には、素粒子の質量の起源に関する機構の理論的発見をしたブリュッセル自由大学のFrancois Englert氏、エディンバラ大学名誉教授のPeter W. Higgs氏がノーベル物理学賞を受賞した。これにより、浜松ホトニクス<6965>、古河電気工業<5801>、フジクラ<5803>、東芝<6502>、川崎重工業<7012>、IHI<7013>などが株式市場で関連銘柄として取り上げられていた。ここで注目しておきたいのは、今回2015年のノーベル物理学賞もニュートリノという素粒子関連の研究によるもので、2013年も同じく素粒子関連の受賞であることから、2013年にもノーベル関連銘柄として注目されていた浜松ホトニクスが、今現在も2015年のノーベル物理学賞関連銘柄として再注目を浴びていることである。 【今後の浜松ホトニクスの株価推移は?】 ノーベル物理学賞の受賞が梶田氏に決まった翌日の10月7日には、浜松ホトニクス株に強い買いが入り株価が上昇していることが窺える。本日8日は安定した株価の動きとなっており、急上昇の後に急下降するといったチャートにはなっていない。 今、ノーベル賞関連銘柄として大きなスポットが当たっている浜松ホトニクスという企業は、株式市場の思惑だけで触られているような企業ではなく、世界に誇れる技術、ノーベル賞関連銘柄として確かな実績を有している本当の意味での実力派の企業であり、長期目線での投資対象としても企業成長に期待がもてる銘柄として考えることができそうだ。今回のノーベル賞関連銘柄として浜松ホトニクスの知名度がさらに上がったことで、新たな大口投資家からの資金や、機関投資家の買いが将来的に増えていくことにも期待している。 その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。話題のTPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政上場関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。ETFやIPO、株主優待に関する情報も。 お使いの検索サイトで「株王獅子丸」と検索してもらえればブログが読める。 ---- 執筆者:「株王獅子丸」氏 ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄 《NO》
関連銘柄 14件
3402 東証プライム
845.6
9/27 15:00
+15.9(1.92%)
時価総額 1,379,580百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3405 東証プライム
2,209.5
9/27 15:00
+60(2.79%)
時価総額 784,072百万円
化学メーカー大手。1926年創業。ポバール樹脂などビニルアセテート部門が柱。光学用ポバールフィルム、ガスバリア材「エバール」などで世界トップシェア。米国における活性炭製造設備等の早期安定稼働を図る。 記:2024/07/29
3,827
9/27 15:00
+183(5.02%)
時価総額 707,616百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4063 東証プライム
6,343
9/27 15:00
+284(4.69%)
時価総額 12,839,012百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4188 東証プライム
939.6
9/27 15:00
-9.7(-1.02%)
時価総額 1,415,308百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
5801 東証プライム
3,787
9/27 15:00
+87(2.35%)
時価総額 267,616百万円
国内電線大手。1884年創業。ワイヤハーネス、電線等の電装エレクトロニクス部門が柱。光ファイバ・ケーブル、通信用波長可変光源などで世界トップクラス。情報通信ソリューション部門では製販体制の強化図る。 記:2024/08/26
5803 東証プライム
5,017
9/27 15:00
+27(0.54%)
時価総額 1,484,345百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
1,281.5
9/27 15:00
-4.5(-0.35%)
時価総額 3,144,874百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6963 東証プライム
1,664.5
9/27 15:00
+34.5(2.12%)
時価総額 685,774百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
6965 東証プライム
1,872.5
9/27 15:00
-1,657.5(-46.95%)
時価総額 618,240百万円
光電子増倍管などの電子管事業、光半導体素子などの光半導体事業が柱。光電子増倍管は世界トップシェア。小惑星探査機「はやぶさ」などで納入実績。海外売上高比率は70%超。学術向け光電子増倍管は売上順調。 記:2024/07/07
6981 東証プライム
2,978
9/27 15:00
+64.5(2.21%)
時価総額 6,037,725百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7012 東証プライム
6,096
9/27 15:00
+348(6.05%)
時価総額 1,023,653百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7013 東証プライム
7,800
9/27 15:00
+275(3.65%)
時価総額 1,206,504百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02