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シンワアートオークション---第3四半期決算は増収減益、通期予想は据え置き

2015/4/14 8:40 FISCO
*08:40JST シンワアートオークション---第3四半期決算は増収減益、通期予想は据え置き シンワアートオークション<2437>は10日、2015年5月期の第3四半期(14年6月-15年2月)決算を発表。売上高は前年同期比54.9%増の13.06億円、営業損失は1.22億円(前年同期は0.13億円の黒字)、経常損失が1.31億円(同0.03億円の黒字)、純損失が0.98億円(同0.05億円の黒字)だった。 「オークション関連事業」は、取扱高は前年同期比1.5%増となったが、利益率の高い在庫商品の取り扱いが減少。また、在庫商品の評価減の積み増し、販売費及び一般管理費の増加により、セグメント売上高は同7.8%減の7.17億円だった。「再生可能エネルギー関連事業」は、15年3月連系の50kW級小型太陽光発電施設建設案件が増加したため、一部の案件を15年3月の連系販売に切り替えたことや、天候不順により売電収入が若干予想を下回ったことなどが響き、セグメント売上高は同817.1%増の5.88億円だったものの、セグメント損失は0.09億円(前年同期は0.09億円のセグメント損失)だった。 なお、15年5月通期については、売上高が前期比2.7倍の37.28億円、営業利益が同2.3倍の3.04億円、経常利益が同2.3倍の2.86億円、純利益が同1.5倍の1.63億円の見込みと、前回予想を据え置いている。3月末に向けて再生可能エネルギー関連事業において小型太陽光発電施設の販売が本格的な完工・連系ラッシュとなる見通しとした、1月9日公表の業績予想の範囲内で推移していることから、予想値に変更はないという。 シンワアートオークション<2437>は、日本最大級の美術品オークションハウス。業界唯一の上場で、2,000万円以上の高額落札では業界トップ。日本の近代絵画、外国絵画、近代陶芸、西洋アンティークの他、ワインなどのオークションを手掛けている。18年5月期に売上高145億円が目標。 《AK》
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時価総額 2,534百万円
美術品オークション会社。近代美術やコンテンポラリーアートに加え、資産価値の高いワインや家具などのオークション、ダイヤモンド投資、画廊運営事業等も。オークションでは高額品の取り扱い比率の向上などに注力。 記:2024/10/24