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愛知銀行 Research Memo(8):第9次経営計画では16/3期コア業務純利益95億円を目指す

2015/3/20 16:50 FISCO
*16:51JST 愛知銀行 Research Memo(8):第9次経営計画では16/3期コア業務純利益95億円を目指す ■中期経営計画 愛知銀行<8527>は、2014年3月期を初年度とした3ヶ年計画となる第9次経営計画を進めている。「地域とともに未来に向かって歩みます」をスローガンに、顧客基盤の更なる強化、経営効率の改善、ソリューション機能の一層の強化を重点テーマとして、持続的かつ安定的な収益の確保を目指す内容となっている。最終年度である2016年3月期の銀行単体の数値目標として、コア業務純益9,500百万円、経常利益5,000百万円、当期純利益3,000百万円、国内基準のコア資本比率11.5%を掲げている。 なお、コア業務純益の内訳については、資金利益32,100百万円、役務取引等利益3,800百万円、その他業務利益800百万円、経費26,900百万円の計画である。また、前提となる預金残高(2016年3月期平残目標)は、2013年3月期対比で800億円増、同様に貸出金残高は600億円増、与信費用は年間3,000百万円を想定しているようだ。 2014年3月期の実績、及び2015年3月期の業績予想を鑑みると、コア業務純益が資金利益の減少や役務取引等利益の進捗の遅れなどから厳しい状況にあるものの、経常利益及び当期純利益は与信費用の減少等から計画を上回る水準で推移している。また、預貸金残高(平残)については、預金残高(平残)が既に計画を上回っている一方、貸出金残高(平残)に関しては中小企業の資金需要の低迷から計画に対する遅れが見える。同行は、以下に掲げる法人戦略の推進により、あくまでも中小企業向けの貸出金を増やすことで、計画達成を目指す方針である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《FA》
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愛知県地盤の第二地方銀行。銀行業を中心に、証券業務や信託契約代理業務、リース業務などを展開。赤字を計上したことのない堅実経営に特徴。非対面チャネルやコンサル機能を強化。業容好調で23.3期1Qは増収増益。 記:2022/08/05