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明豊ファシリ Research Memo(12):サービス品質及びブランド力の向上で業界内での地位を築き上げていく方針

2015/1/9 19:02 FISCO
*19:05JST 明豊ファシリ Research Memo(12):サービス品質及びブランド力の向上で業界内での地位を築き上げていく方針 ■市場動向と成長戦略 (3)成長戦略 明豊ファシリティワークス<1717>は今後、CM事業者としてサービス品質及びブランド力を向上していくことで、同業他社との差別化を図り、業界内での確固たる地位を築き上げていく方針を示している。また、同時にマンアワーコスト管理による生産性の向上や、収益予実管理の精度向上によって経営効率を高め、高収益企業へ成長することを目指している。収益基盤が拡充すれば社員への処遇も厚くし、さらに優秀な人材を確保することで、成長循環を構築していきたい考えだ。 サービス品質に関しては、「フェアネス」と「透明性」といった基本理念に基づき専門性の高いプロフェッショナルとして、プロジェクトを遂行していくことで更なる向上に取り組んでいく。また、ブランド力の向上に関しては、品質の高いサービスの実績を積み重ねていくことが最大の近道と考えている。顧客となる発注者だけでなく、施工業者側に対しても、「透明性」と「フェアネス」を基本に対応し、信頼関係の構築を積み重ねることが重要と考えている。 生産性に関しては、マンアワーコスト管理と共に社内教育を進めることで向上を目指す。同社の社員は即戦力の能力を有する中途入社社員が多く、こうした社員に対して同社のビジネスモデル(プロセス・マネジメントを行うことで、手数料収入を得る)の理解度を深めさせることで、生産性向上が劇的に進むと見ている。 CM事業は欧米では一般的な手法であるものの、国内ではまだ浸透度は低く、CM方式が普及することによる成長ポテンシャルは大きいとみられる。特に、前述したように地方自治体など公共分野で、CM方式が導入される環境になってきたことで、中期的な成長ポテンシャルは一段と高まってきたと言えよう。現在はほぼ受注に見合う人員が揃ってきているが、今後の成長を進めるうえでは更なる人材の確保が必要となってくる。このため、当第2四半期の業績にみられるように、一時的に人件費増で減益となる可能性はあるものの、中期的に見れば年率2ケタ台の利益成長が期待できるものと弊社では見ている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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建築・オフィス移転プロジェクトの施工管理を発注者側の立場で行う。DX実現支援や脱炭素化支援を育成中。24.3期3Q累計発注者支援が堅調。受注粗利率も最高水準まで回復し、二桁増収増益に。配当性向55%目安。 記:2024/04/16