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コンドーテック Research Memo(6):2015年3月期の連結業績も計画を上回る可能性大

2015/1/5 17:52 FISCO
*17:52JST コンドーテック Research Memo(6):2015年3月期の連結業績も計画を上回る可能性大 ■業績動向 (3)2015年3月期業績見通し コンドーテック<7438>の2015年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.1%増の49,000百万円、営業利益が同2.3%増の3,345百万円、経常利益が同1.9%増の3,434百万円、当期純利益が同2.4%増の2,041百万円と期初計画を据え置いている。ただ、第2四半期までの通期計画に対する進捗率は、売上高で48.4%、営業利益で49.5%と過去5年平均(売上高47.6%、営業利益43.0%)を上回っていること、10月-11月の単独ベースの売上高も引き続き堅調に推移していることから、通期の業績も計画を上回る可能性があると弊社ではみている。 建設業界の景気指標となる建築受注高や、建設着工面積の前年同月比伸び率を見ると、2014年に入って着工面積の落ち込みが目立っている。マンションや戸建てなど住宅向けが落ち込んでいることに加えて、オフィスビルなど住宅以外の建築物についてもマイナスに転じているのが要因となっている。一方で、建設工事受注高は8、9月と2ヶ月連続でマイナスとなったが、10月は3ヶ月ぶりにプラスに転じており、引き続き堅調に推移していると言える。現在の建設市場では震災復興関連や東京オリンピック関連、公共工事関連など需要は旺盛なものの、人手不足が深刻化する中で、すべての需要を賄い切れていないのが現状であり、環境としては引き続き追い風が吹いているとの認識に変わりない。 事業セグメント別の期初段階での売上計画では、住宅着工との相関が高い電設資材で前期比19.2%減と減収を見込んでいるが、産業資材は同5.8%増、鉄構資材は同7.6%増とそれぞれ増収となる見通し。 営業利益に関しては、円安の進展による仕入れコストの上昇がリスク要因となるが、前述したように価格転嫁を進めることで影響度を最小限にとどめることは可能とみられる。また、鋼材市況に関してはグラフに見られるように、2014年1月-3月をピークに直近では下落に転じており、今後は材料コストの低減につながるものと予想される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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