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デリカフーズ Research Memo(5):新規大手顧客の売上貢献で通期売上高は計画上振れの可能性

2014/12/4 17:13 FISCO
*17:13JST デリカフーズ Research Memo(5):新規大手顧客の売上貢献で通期売上高は計画上振れの可能性 ■業績動向 (3)2015年3月期業績見通し 2015年3月期の連結業績見通しは、売上高が前期比1.4%増の27,000百万円、営業利益が同47.2%増の739百万円、経常利益が同48.9%増の750百万円、当期純利益が同65.6%増の457百万円と期初計画を据え置いている。第2四半期累計までの売上高の進捗率は51.6%と計画を上回る進捗となっていること、12月以降も新規顧客として大手外食チェーン数社の売上貢献が始まることなどから、売上高は28,000百万円を超える可能性が高いと弊社ではみている。 一方、利益面でも10月実績が計画を若干上振れたほか、11月も順調に推移したようで、12月以降に野菜の生育状況や価格に影響を及ぼす大きな気象変動がなければ、会社計画を上回る可能性がある。原料野菜の品質が安定すれば生産性の一段の向上が期待できるほか、物流コストも一時的なコストアップ要因が解消されたことで、下期の収益性向上に寄与することが予想されるためだ。 なお、デリカフーズ<3392>の主力顧客である外食産業の売上動向を見ると、全体では6月以降前年同月比でマイナス傾向が続いている。居酒屋やファーストフードの売上が低調に推移していることが主因となっている。ただ、同社の中で最も売上比率の高いファミリーレストランは引き続き2%前後の増加が続いている。特に、最近のトレンドは低価格志向ではなく、少々値段が高めでも、産地や味覚などを重視したメニューが人気となる傾向にあり、同社にとっては追い風になっていると考えられる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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青果物商社のデリカフーズを中核とする持株会社。外食・中食産業向けにホール野菜、カット野菜等を販売。物流事業、コンサル事業等も。24年3月に大阪FSセンターが竣工。中計では27.3期売上高600億円目標。 記:2024/06/25