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スターティア Research Memo(8):低下しているROEに注視、利益成長が再加速してくればROEも上昇へ

2014/12/1 16:58 FISCO
*16:59JST スターティア Research Memo(8):低下しているROEに注視、利益成長が再加速してくればROEも上昇へ ■業績動向と財務分析 (3)財務分析 スターティア<3393>の自己資本利益率(ROE)の推移を見ると、2013年3月期に13.8%を記録した後、2014年3月期は13.2%に低下した。増収増益の好決算ではあったが、レバレッジの低さ(裏を返せば自己資本比率が高いということ)が影響してROEが低下した形となった。 13%台のROEは日本企業としては高い部類に属し、また、同社の場合バランスシートの構成に照らして質の高いROEを実現できていると評価できるので、決して批判されるものではない。しかし、趨勢として右肩下がりとなっている点には注意を要しよう。ROEの水準及びトレンドが、株価バリュエーションに影響を及ぼす可能性があるからである。 2015年3月期について、会社予想と一定の前提条件で求めた自己資本を用いて予想ROEを試算すると12.6%という結果となった。売上高当期利益率の低下とレバレッジの低下が要因と思われる。後述のように同社は増配を決定済みではあるが、成長率において「自己資本>当期利益」という構図から抜け出すには至っていない。前述のように、今中計の後半にかけて利益成長が再加速してくればROEも上昇してくると予想されるので、大きな懸念にはならないと弊社ではみている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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