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スターティア Research Memo(4):利益計画に2017年3月期を追加、2年目と3年目に2ケタ成長を見込む
2014/12/1 16:54
FISCO
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*16:54JST スターティア Research Memo(4):利益計画に2017年3月期を追加、2年目と3年目に2ケタ成長を見込む ■新中期3ヶ年利益計画と “ギアチェンジ” (1)新・中期3ヶ年利益計画を発表 スターティア<
3393
>は2014年8月に、2015年3月期から2017年3月期までの、「新・中期3ヶ年利益計画」を発表した。同社は、5月に2015年3月期と2016年3月期の2ヶ年の利益計画を発表していたが、今回、そこに2017年3月期の利益計画を追加したものだ。 今回の新・中期3ヶ年利益計画の特徴は、初年度の利益成長をほぼゼロとし、2年目と3年目に2ケタ成長を計画している点だ。2012年3月期から2014年3月期までの、前・中期3ヶ年利益計画と比べると、そこが大きく異なる。 初年度に当たる2015年3月期の利益成長が一旦鈍化する理由は、後に詳述する、「先行投資」によるものだ。これまで同社は人材の確保・養成や、拠点の整備、海外進出など、様々な投資を行いながらも、高い収益成長を実現してきた。ここにきて一旦利益成長が止まる理由は、ホスティングサービス関連におけるセキュリティ投資が約220百万円(2014年3月期と2015年3月期の2年間の純増分の合計)と、同社にとっては大きな投資となることがある。他にも拠点整備や新卒の採用・育成などの費用が見込まれている しかし、同社は業績計画とその達成において、素晴らしいトラック・レコードを有している。前・中期3ヶ年計画を含め、過去5年間はいずれも期初業績予想を超過達成してきている。これを可能にしているのは、同社の製品・サービスが価格面も含めて魅力度・競争力があるということや、ターゲット市場を絞り込んで効率性を上げるなどの巧みな営業戦略であると弊社では分析している。 後述する今回の先行投資は、同社の強みにさらに磨きをかけるものになり、その結果、新・中期3ヶ年利益計画もこれまで同様に超過達成されてくると弊社ではみている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
関連銘柄 1件
3393 東証プライム
スターティアホールディングス
1,967
10/4 15:00
-18(-0.91%)
時価総額 20,142百万円
法人向けトータルサポートサービス「ビジ助」などのITインフラ関連事業が主力。デジタルマーケティングSaaS「Cloud CIRCUS」の提供等も。ITインフラ関連事業のストック商材取引社数は2.4万社超。 記:2024/08/30
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