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インテリックス Research Memo(9):Good-infill工法の需要が拡大する可能性、大手企業からも打診
2014/11/13 17:00
FISCO
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*17:00JST インテリックス Research Memo(9):Good-infill工法の需要が拡大する可能性、大手企業からも打診 ■成長戦略 (2)内装工事請負事業の拡大 成長戦略の第2のポイントとして、内装工事請負事業の強化が挙げられる。前述したようにリノベーションマンションの市場拡大が見込まれるなかで、参入業者が増加し、競争激化が予想される。収益性を重視するインテリックス<
8940
>にとっては、首都圏で仕入物件が伸び悩む可能性も想定している。こうしたなかで、内装工事に関しては同業他社でもほとんどが外注に頼っているのが現状で、同社の開発したGood-infill工法に対する需要が今後拡大する可能性は十分ある。 実際、同業の大手企業からも内装工事請負の打診がきている。高い作業効率性や優れた機能性を発揮する同社のGood-Infill工法が評価されているだけでなく、施工マニュアルが整備され、また、最長10年のアフターサービス保証も付けるなど、充実したサポート体制を業界に先駆けて構築してきた取り組みが評価されているものと思われる。 内装工事請負事業の目標としては、事業者向けだけでなく、個人向けの内装工事請負なども手掛けながら、中期的に月間100件程度の受注規模を目指していく。請負単価としては1戸当たり400~500万円以上の物件を受注していく考えで、売上高に換算すると年間で5,000百万円規模となる。同事業の売上総利益率は20%程度が見込めることから、全体の収益性向上にもつながるものとして期待される。 また、こうした状況を考慮して、同社では社内での設計施工能力の向上に取り組み始めている。設計工程に関しては子会社のインテリックス空間設計で担当しているが、設計工程を分業化し、専業度を高めることで業務効率の向上を図っていく。また、「新工法開発部」を新設し、新工法の確立と研究を推進する。さらには、「施工課」を新設し、従来は100%外注に頼っていた内装工事の内製化に向けた取り組みもスタートさせている。将来的には、約3割を自社施工で賄っていきたい考えだ。このため人材の確保と教育も今後の課題となってくる。教育に関してはGood-Infill工法が比較的簡易な作業工程となっていることから、半年~1年程度で技術習得が可能とみられる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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中古マンションの買取再販を行うリノベーション事業が主力。国内トップクラスの販売実績が強み。リースバックなどソリューション事業も手掛ける。リノヴェックスマンション販売は順調。ホテル事業は稼働率上昇。 記:2024/06/03
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