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注目銘柄ダイジェスト(前場):ルネサス、関電工、ガンホーなど

2014/10/30 11:33 FISCO
*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ルネサス、関電工、ガンホーなど ルネサス<6723>:846円(前日比+53円) 急伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は505億円で前年同期比2.4倍となり、従来予想の460億円を上振れる着地となった。市場予想も20億円程度上回ったとみられる。一方、10-12月期の見通しとして営業利益は130億円と予想、7-9月期比で105億円の減少となるが、一部の事業譲渡などの影響が大きいほか、保守的な要素も強いといった見方になっているようだ。想定以上に底堅い決算として、評価の動きが強まる格好に。また、今年3度目となる早期退職優遇制度の実施も公表、一段の収益力向上につながるといった見方へ。 関電工<1942>:580円(同+68円) 急伸。前日の引け後に上半期の決算を発表、営業利益は44.6億円で前年同期比7%増益、従来予想の38億円を上回った。第1四半期が大幅減益となっていたため、市場コンセンサスは会社計画以下の水準でもあった。足元での想定以上の収益モメンタム回復を評価する動きが優勢に。0.5倍台のPBR水準には割安感是正の余地が大きいといった見方も。 資生堂<4911>:1734円(同-63円) 大幅続落。本日、業績の観測報道が伝わっている。中国における在庫回収費の計上に加えて、消費増税の影響に伴う国内化粧品事業の低迷で、今期営業利益は期初計画の420億円から150億円超下振れる公算が大きいとされている。市場コンセンサスは会社計画並みの水準であったため、明日の決算発表を前に、警戒感が強まる状況となっているようだ。 キーエンス<6861>:50270円(同+2655円) 強い動き。上場来高値を約1ヶ月ぶりに更新して、初の5万円台乗せとなっている。今上期営業利益は前年同期比31%増の822億円で過去最高益を更新、リーマンショック後では初となる営業利益率50%台乗せへ。市場予想を40億円程度上回る水準とみられる。好決算の発表に加えて、配当予想を大幅に上方修正、年間配当金は60円から200円にまで増配へ。7年ぶりの増配となる。配当利回りや配当性向の水準は低いものの、株主還元策の強化に向けた変化と捉えられ、ポジティブなインパクトへとつながっているようだ。 ヤフー<4689>:388円(同-25円) 売り優勢。前日の決算発表を受けて、売りが優勢となっている。上半期営業利益は947億円で前年同期比4.1%減、計画の934億円は上回ったものの、市場予想は960億円強の水準には届かなかった。また、10-12月期の営業利益見通しは452-473億円、同9.4%減-5.1%減としており、減益基調が継続の予想。増益トレンドへの転換が期待されていただけに、失望感が強まる格好となっている。 ラクオリア創薬<4579>:497円(同+17円) 反発。EP4拮抗薬のがんに関する用途特許が日本で特許査定を受けたと発表している。EP4拮抗薬はがん免疫治療薬の1つで、がん細胞が免疫細胞からの攻撃を回避するメカニズムをブロックするとしている。また、慢性炎症性疼痛、急性痛、自己免疫疾患への有効性も期待されるという。今後のライセンス活動展開への期待から買い優勢となっている。 リプロセル<4978>:730円(同+16円) 続伸。新たなiPS細胞作製法を採用し、作製効率を100~1000倍に向上させると一部業界紙で報じられている。細胞の初期化にRNA(リボ核酸)を使う手法で、2015年から段階的に導入し、作製コストの抑制や品質の均一化を図るとしている。内容が好感され、商いを伴って株価は上昇している。 ガンホー<3765>:444円(同-44円) 反落。第3四半期(1-9月期)決算を発表している。営業利益は前年同期比7.2%増の734億円となった。主力のスマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」が人気を維持しており、国内でのダウンロード数が3100万ダウンロードまで拡大したことなどが増益に寄与した。但し、事前に750億円前後との観測が伝わっていたため、ややネガティブな印象とも。期待先行で前日買われた反動もあり、本日は売りが先行している。 《KO》
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東京電力系の総合設備企業。屋内電気設備工事、空調・給排水設備工事、プラント設備工事、情報通信設備工事等を手掛ける。東京スカイツリーなどで実績。屋内線では既存事業の深化、事業領域の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02
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スマホゲームのパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が主力。コンソールゲームの企画・開発・販売等も。パズドラは国内累計6200万DL突破。ニンジャラは世界累計1100万DL超。ゲームブランドの強化図る。 記:2024/07/05
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4911 東証プライム
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4978 東証グロース
121
10/3 15:00
-1(-0.82%)
時価総額 10,270百万円
東京大学、京都大学発のバイオベンチャー。iPS細胞関連研究試薬の製造・販売等を行う研究支援事業、臨床検査受託サービス等を手掛けるメディカル事業を展開。臨床用iPS細胞、パーソナルiPS及び臨床検査に注力。 記:2024/09/02
2,167.5
10/3 15:00
+75.5(3.61%)
時価総額 4,240,558百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6861 東証プライム
68,930
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時価総額 16,764,327百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15