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明光ネット Research Memo(9):通期業績は期初計画を据え置き、増収増益目指す

2014/8/18 18:08 FISCO
*18:12JST 明光ネット Research Memo(9):通期業績は期初計画を据え置き、増収増益目指す ■決算動向 (3)2014年8月期業績見通し 明光ネットワークジャパン<4668>の2014年8月期の連結業績は、売上高が前期比7.8%増の16,470百万円、営業利益が同5.6%増の3,780百万円、経常利益が同4.3%増の3,880百万円、当期純利益が同7.4%増の2,330百万円と期初計画を据え置いている。 第3四半期を終わった時点での通期計画に対する進捗率は、売上高が66.8%、営業利益が55.3%となっており、直近3年間の平均値(売上高70%、営業利益61%)をそれぞれ下回っている。明光義塾事業の伸び悩みや新規事業の先行投資負担などが要因で、通期計画達成のためには、第4四半期に売上高で前年同期比18.5%増、営業利益で同22.1%増の成長が必要となってくる。ややハードルとしては高いものの、需要期となる夏休み期間において、明光義塾や東京医進学院、明光サッカースクールなど各事業で、夏期講習・合宿を積極的に展開していくほか、新規教室数の拡大を進めていくことで会社計画の達成を目指していく考えだ。 明光義塾事業に関しては、中期計画において教室数を年間で60~70教室ペースで拡大していく方針を打ち出している。当期においては第3四半期までで前期末比20教室の増加にとどまっているが、FCオーナーの投資意欲を活性化させるための施策に取り組んでおり、今後は開校に当たってのスピード感を早めていきたい考えだ。具体的には、同一エリア内でサテライト教室を開校する際には、開校促進のインセンティブを付与しているほか、講師募集についても従来はFCオーナーが独自で行っていたものを、直営教室も含めた明光義塾全体の共同募集サイトを立ち上げており、各FCオーナーにかかる負担を軽減している。また、こうした施策に加えて、入会カウンセリング研修の実施や、生徒・保護者とのコミュニケーションの充実を図ることで生徒の定着を図り、各FC教室での生徒数拡大を実現していく。教室当たりの収益性が回復することが、新規投資の拡大につながっていくためだ。 予備校事業に関しては、今春の入会者数が低調だったことから、インターネットによる情報発信に注力するとともに、高校との連携も含めた現役高校生の入会促進を今後強化していく方針だ。また、明光サッカースクールや早稲田アカデミー個別進学館、明光キッズなど新規事業に関しても、引き続き生徒数やスクール数の拡大に注力していく。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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学習塾大手。小中高校生向け個別指導塾「明光義塾」を直営・FCで全国展開。日本語学校やプログラミング教室、アフタースクール等も。在籍生徒数は3万人超。24年4月に明光義塾九大学研都市教室が新規開校。 記:2024/05/06