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明光ネット Research Memo(7):その他事業は売上拡大と損益改善が進む

2014/8/18 18:07 FISCO
*18:11JST 明光ネット Research Memo(7):その他事業は売上拡大と損益改善が進む ■決算動向 (1)2014年8月期第3四半期累計業績 ○その他事業 明光ネットワークジャパン<4668>のその他事業の第3四半期累計(2013年9月-2014年5月期)売上高は前年同期比27.5%増の948百万円、セグメント損失は54百万円(前年同期は143百万円の損失)と大きく改善した。売上高に関しては2013年8月期第4四半期より連結対象となった晃洋書房の売上高が上乗せとなっていることもあるが、この影響を除いても10%台の増収になったとみられる(利益への影響は軽微)。 売上高では明光サッカースクールや早稲田アカデミー個別進学館が堅調に推移したほか、明光キッズも今春に新たに2校を開設し、在籍生徒数を伸ばしたことが増収につながった。また、損益面では早稲田アカデミー個別進学館や明光キッズ、アブラカドゥードルアートスタジオなどの赤字幅縮小が寄与している。 各事業別の動向を見ると、明光サッカー事業は5月末のスクール数が前年同期の14校(うちFC2校)から17校(同2校)に拡大したが、一部スクールの統廃合を実施したこともあり、生徒数は913名から869名へ減少する格好となった。また、売上高は前年同期比3百万増の96百万円と堅調に推移したが、新規開設校の立ち上げ費用が増加したこともあり、営業損失は同7百万円増の18百万円と若干拡大した。 早稲田アカデミー個別進学館事業は、5月末の校舎数が直営校3校、FC校14校と前年同期から各1校ずつ増加した。また、早稲田アカデミーの直営校も6校と前年の4校から2校増加しており、全校舎における生徒数は1,103名と拡大を続けている。難関校への合格実績が増加するなかで、認知度の向上が進んだことが生徒数の増加につながっているものと考えられる。この結果、同事業の売上高は190百万円と前年同期比で1ケタ台の増収となり、営業利益の黒字が視野に入るなど、同社の新規事業のなかでは最も早く収益化が実現しつつある。 キッズ事業に関しては、新たに2スクールを開校し、3スクール体制となったことで、在籍スクール生280名へと増加し、売上高も40百万円程度まで拡大したとみられる。開校に伴う費用増により営業損益はまだ赤字となっているが、学童保育に対する需要は旺盛で、今後も積極的なスクール展開による高い成長が見込まれる。また、同事業においては新たにバディスポーツ幼児園と提携し、同幼児園向け(3校)に学習教室やアート教室などの教育サービスの提供も開始している。 連結子会社のユーデックに関しては、主力の進学模擬試験の受注が増加したほか、低迷が続いていた学習塾向け教材売上も、3月以降回復傾向で推移。学内予備校事業も堅調に推移した結果、売上高は507百万円、営業利益は2百万円とほぼ前年並みを維持した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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学習塾大手。小中高校生向け個別指導塾「明光義塾」を直営・FCで全国展開。日本語学校やプログラミング教室、アフタースクール等も。在籍生徒数は3万人超。24年4月に明光義塾九大学研都市教室が新規開校。 記:2024/05/06