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*18:10JST 明光ネット Research Memo（5）：FC事業は生徒数の増加転換に向けた施策を推進 ■決算動向 （1）2014年8月期第3四半期累計業績 ○明光義塾FC事業 明光ネットワークジャパン<4668>の明光義塾FC事業の第3四半期累計（2013年9月-2014年5月期）売上高は前年同期比1.2%減の4,753百万円、セグメント利益は同7.8%減の2,116百万円となった。5月末のFC教室数は1,909教室と前年同期比23教室増加したものの、個別指導塾の増加に伴う競争激化により、在籍生徒数が同0.6%減の102,909名と伸び悩んだほか、生徒当たり売上高の低下もあって、売上高は減収となった。利益面では減収要因に加えて、本部指導体制強化のための人員増や経費増が減益要因となった。 FC事業における生徒数減少に関しては、2013年8月期第1四半期以来、7四半期連続となっており、同社の経営課題ともなっている。生徒数の増加に向けた施策として、同社では2013年8月期に直営教室にて導入した入会カウンセリングの標準化を、FC教室でも展開し始めている。既に、全国のFC教室を対象に2014年2～3月と6月に2回の研修を各地で実施したほか、9月にも開催を計画している。こうした研修の成果が、生徒数の増加に貢献していくものと期待される。また、生徒数の増加により、FCオーナーの新規投資意欲も向上し、教室数の拡大ペースも再び加速していくものと見込まれる。 （執筆：フィスコ客員アナリスト 佐藤　譲） 《FA》