マーケット
9/19 15:15
37,155.33
+775.16
41,606.18
+509.41
暗号資産
FISCO BTC Index
9/20 14:31:48
9,098,994
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~エヌビディア決算を好感した買いが先行

2024/5/23 12:30 FISCO
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~エヌビディア決算を好感した買いが先行 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日ぶりに反発、エヌビディア決算を好感した買いが先行 ・ドル・円は底堅い、日銀オペ据え置きを材料視 ・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテスト<6857> ■日経平均は3日ぶりに反発、エヌビディア決算を好感した買いが先行 日経平均は3日ぶりに反発。前日比296.38円高(+0.77%)の38913.48円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。 22日の米国株式市場は反落。ダウ平均は201.95ドル安(-0.51%)の39671.04ドル、ナスダックは31.09ポイント安(-0.18%)の16801.54、S&P500は14.40ポイント安(-0.27%)の5307.01で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や半導体エヌビディアの決算発表を控え、様子見気配が強まり、小動きで寄り付いた。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した前回開催分のFOMC議事要旨では、政策金利を一段と長期にわたり高水準で維持する姿勢が再表明されたほか、必要であれば追加引き締めを支持する参加者もいたことが明らかになり、利下げ期待の後退で売りに拍車がかかった。ナスダックは過去最高値付近からの利益確定売りに押されたが、エヌビディア決算への期待が根強く、終盤にかけて下げ幅を縮小し終了。 注目されたエヌビディアの決算内容が市場予想を上回り、同銘柄が時間外取引で一時1000ドル台まで買われたことから、東京市場は買い優勢で取引を開始した。値がさ半導体株が上昇したため、日経平均は38938.67円まで上げ幅を拡大したが、プライム市場の値上がり、値下がり銘柄数はトントンに留まるなど市場全体に買いは続かず。売買代金は2.2兆円台に留まるなど、半導体株以外は盛り上がりに欠ける展開となった。 日経平均採用銘柄では、大株主にオアシスジャパンが名を連ねたことが判明したことで帝人<3401>が急騰したほか、エヌビディア決算を受けて、ディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など半導体株が買われたが、東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735> SUMCO<3436>は買い一巡後は上値が重くなった。 一方、足元上昇していた住友鉱<5713>、DOWAホールディングス<5714>、三菱マテリアル<5711>、三井金<5706>など非鉄関連銘柄の一角が下落。また、しずおかフィナンシャルグループ<5831>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>もさえないほか、三菱地所<8802>、住友不動産<8830>、東急不HD<3289>など不動産株が売られた。 業種別では、繊維製品、精密機器、電気機器、機械、金属製品などが上昇した一方、石油・石炭製品、非鉄金属、鉱業、不動産業、卸売業などが下落した。 午前の債券市場では、長期金利の指標である新発10年物国債利回りは前日比0.005%下落の0.995%で推移した。前日の反動に伴う債券の買戻しとの見方だが、1.000%を付ける場面も見られるなど引き続き、日銀による国債買入減額への思惑が強まっている。株式市場では、不動産株が総じて弱い一方、銀行株ははっきりしない動きと物色の方向感には乏しい。金利上昇に伴うデメリットの反応のみ強まっている状況で、投資家のモメンタムはさほど強くないと見る。前場はエヌビディア決算に対する半導体株の上昇が日経平均を押し上げたが、東京エレクトロンの上値の重さを見る限り、後場の日経平均はじりじりと上げ幅を縮小する可能性もあろう。 ■ドル・円は底堅い、日銀オペ据え置きを材料視 23日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、156円64銭から156円89銭まで小幅に値を上げた。157円が視野に入り、為替介入を警戒したドル売り・円買いに振れる場面もあった。ただ、日銀の国債買入れオペ据え置きを受け、円売りがドルを支えた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円64銭から156円89銭、ユーロ・円は169円58銭から169円88銭、ユーロ・ドルは1.0822ドルから1.0830ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・メタプラネットL<3350>、アイズ<5242>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・4月中古住宅販売件数:414万戸(予想:423戸、3月:422万戸←419万戸) 【要人発言】 ・オアNZ準備銀行総裁 「インフレ率が2%に達する前に緩和を始めることは可能」 「政策判断は特定のデータに依存しない」 <国内> ・特になし <海外> ・16:30 独・5月製造業PMI速報値(予想:43.5、4月:42.5) ・16:30 独・5月サービス業PMI速報値(予想:53.5、4月:53.2) ・G7財務相・中銀総裁会議(イタリア、25日まで) 《CS》
関連銘柄 20件
987.3
9/19 15:00
+22.1(2.29%)
時価総額 710,689百万円
東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブルなどを傘下に収める持株会社。渋谷エリアの商業施設、オフィスビルの開発・運営に強み。配当性向30%以上目安。25.3期は売上、各利益ともに過去最高更新を見込む。 記:2024/07/05
3350 東証スタンダード
1,099
9/19 15:00
+67(6.49%)
時価総額 19,968百万円
ホテルロイヤルオーク五反田の運営を行うホテル事業が主力。Web3及びメタバース関連事業等も手掛ける。ホテル事業では未使用の部屋の活用、新たな集客等を進める。ビットコイン蓄積による株主価値向上を図る。 記:2024/07/26
3401 東証プライム
1,398
9/19 15:00
+28(2.04%)
時価総額 276,740百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3436 東証プライム
1,451
9/19 15:00
-8(-0.55%)
時価総額 508,104百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
5242 東証グロース
1,947
9/19 15:00
+131(7.21%)
時価総額 1,850百万円
広告媒体資料やマーケティング資料のポータルサイト「メディアレーダー」、クチコミマーケティングプラットフォーム「トラミー」の運営等を行う。メディアレーダーはスポンサー獲得等でイベント売上の拡大を図る。 記:2024/08/19
5706 東証プライム
4,657
9/19 15:00
+129(2.85%)
時価総額 266,981百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
5711 東証プライム
2,473
9/19 15:00
+49.5(2.04%)
時価総額 325,175百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
5713 東証プライム
3,841
9/19 15:00
+114(3.06%)
時価総額 1,117,017百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
5,063
9/19 15:00
+97(1.95%)
時価総額 313,850百万円
非鉄金属メーカー大手。1884年創業。廃棄物処理事業や土壌浄化事業、半導体事業、伸銅品事業等も。高純度ガリウム、磁気記録材料等で世界トップシェア。環境・リサイクル関連サービスは堅調な受注が続く見通し。 記:2024/07/02
1,255.5
9/19 15:00
+10(0.8%)
時価総額 747,184百万円
静岡県地盤の地方銀行「静岡銀行」を中核とする持株会社。静銀経営コンサルティング、静銀リース等も傘下に持つ。持分法適用関連会社にマネックスグループ。総資産は16兆円超。預金、貸出金シェアで県内トップ。 記:2024/08/26
6146 東証プライム
35,450
9/19 15:00
+620(1.78%)
時価総額 3,839,838百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
2,046
9/19 15:00
+51(2.56%)
時価総額 4,002,852百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
6,216
9/19 15:00
+91(1.49%)
時価総額 4,762,507百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
23,440
9/19 15:00
+1,330(6.02%)
時価総額 2,210,064百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
10,105
9/19 15:00
+359(3.68%)
時価総額 1,026,567百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8035 東証プライム
23,020
9/19 15:00
+555(2.47%)
時価総額 10,856,992百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
3,690
9/19 15:00
+68(1.88%)
時価総額 705,299百万円
福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行などを傘下に収める持株会社。国内最大規模の地域金融機関。総資産は32兆円超。スマホ専業のみんなの銀行などを育成。デジタルチャネルの拡充などに取り組む。 記:2024/08/01
8802 東証プライム
2,283.5
9/19 15:00
+23.5(1.04%)
時価総額 3,177,442百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07
8830 東証プライム
4,723
9/19 15:00
+62(1.33%)
時価総額 2,248,554百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
8,405
9/19 15:00
+209(2.55%)
時価総額 14,481,428百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17