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後場に注目すべき3つのポイント~半導体関連が下落し前日の上昇分がはく落

2024/5/8 12:23 FISCO
*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体関連が下落し前日の上昇分がはく落 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反落、半導体関連が下落し前日の上昇分がはく落 ・ドル・円はしっかり、155円台に浮上 ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は大幅反落、半導体関連が下落し前日の上昇分がはく落 日経平均は大幅反落。前日比531.71円安(-1.37%)の38303.39円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えている。 7日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は31.99ドル高(+0.08%)の38884.26ドル、ナスダックは16.70ポイント安(-0.10%)の16332.55、S&P500は6.96ポイント高(+0.13%)の5187.70で取引を終了した。利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、小幅上昇。長期金利の低下や企業決算への期待で堅調に推移していたが、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁がインフレ抑制において政策金利が十分に景気抑制的でない可能性に言及し、利上げも除外しない姿勢を示したため利上げへの懸念が再燃し、終盤にかけて失速。ハイテクは下落に転じまちまちで終了した。 米国株は高安まちまちだったが、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比0.74%下落したことが嫌気されて、東京株式市場は売り優勢で取引を開始。東京エレクトロン<8035>が前日比プラスからマイナス圏に突入したほか、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>が寄付きから下げ幅を広げたことで、日経平均もじりじりと下げ幅を広げる展開となった。 日経平均採用銘柄では、今期ガイダンスが市場コンセンサスを下振れたことでリコー<7752>が売り優勢となったほか、日本電気<6701>、野村<8604>、第一生命ホールディングス<8750>、三菱重<7011>がさえない。また、大型買収計画に伴う財務懸念が引き続きネガティブ視されてソニーグループ<6758>が年初来安値を更新した。 一方、前期営業利益が大幅に上振れた横河電<6841>が上場来高値を更新したほか、アナ雪の新エリア6月開業が引き続き材料視されてオリエンタルランド<4661>もしっかり。このほか、ソシオネクスト<6526>、住友ファーマ<4506>、アルプスアルパイン<6770>が買われた。 全業種が下落するなか、その他製品、保険業、電気機器、証券・商品先物取引業、海運業の下げが目立った。 為替は1ドル155円20銭台で推移している。3日の米雇用統計発表直後の151円台からじりじりと反発。政府・日本銀行による円買い介入観測は引き続き残るなか、あっさりと155円台を回復した。取引量が多い東京市場での介入は資金を多く使うため、日中は介入実施しないといった思惑も影響しているもよう。後場は為替を睨みつつ、決算発表銘柄に注目が集まる。12時台には、日本郵船<9101>、13時台には、三菱重、三菱ロジスネクスト<7105>、システムサポート<4396>、AGC<5201>、アイホン<6718>、リンテック<7966>、伊藤忠<8001>、日伝<9902>、トヨタ自<7203>、14時台は、タキロンシーアイ<4215>、ホーチキ<6745>、芙蓉リース<8424>などが予定されている。 ■ドル・円はしっかり、155円台に浮上 8日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、154円59銭から155円26銭まで上値を伸ばした。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者は年内に引き締め的な現行の政策を維持するべきとの見解を示し、米10年債利回りの上昇でドル高に振れた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円59銭から155円26銭、ユーロ・円は166円30銭から166円74銭、ユーロ・ドルは1.0738ドルから1.0755ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・インソース<6200>、河西工業<7256>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・3月消費者信用残高:+62.74億ドル(予想:+150.00億ドル、2月:+150.19億ドル←+141.25億ドル) 【要人発言】 ・鈴木財務相 「米国の動意がどうのこうのもコメントできない」 「為替、日米金利差のみで決まるべきではない」 ・植田日銀総裁 「これまでのところ基調的な物価上昇率に影響はなかったが、今後影響のリスク」 「金融政策運営は物価安定が目標」 「日銀財務への配慮から必要な遂行が妨げられることはない」 <国内> ・特になし <海外> ・15:00 独・3月鉱工業生産(前月比予想:-0.7%、2月:+2.1%) 《CS》
関連銘柄 29件
4063 東証プライム
5,840
5/17 15:00
-90(-1.52%)
時価総額 11,820,878百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4215 東証プライム
733
5/17 15:00
+21(2.95%)
時価総額 71,507百万円
合成樹脂製品メーカー。建築資材や環境資材、高機能材、機能フィルムを製造、販売。伊藤忠商事傘下。シュリンクフィルムなどは伸び悩む。24.3期3Qは建築資材事業が増益。値上げ効果などで床材の販売が堅調。 記:2024/04/08
4396 東証プライム
1,935
5/17 15:00
+4(0.21%)
時価総額 20,085百万円
システム開発会社。ICT活用のシステム開発、アウトソーシング、ソフトウエア開発等を行う。クラウドインテグレーション事業は好調。クラウドサービスの移行・利用に係る技術支援が伸びる。24.6期2Qは業績堅調。 記:2024/03/04
4506 東証プライム
336
5/17 15:00
-19(-5.35%)
時価総額 133,694百万円
住友化学傘下の製薬会社。精神・神経領域に強み。24.3期3Q累計は北米で独占販売期間終了の抗精神病薬「ラツーダ」が失速。注力品の前立腺がん薬や子宮筋腫薬も冴えず。想定以上に膨張の構造改革費用も利益に響く。 記:2024/02/08
4661 東証プライム
4,572
5/17 15:00
+7(0.15%)
時価総額 8,313,958百万円
ディズニーリゾート運営会社。アジアで最大規模。東京ディズニーランドやディズニーシー、ホテル、複合商業施設を展開する。今期3Q累計はテーマパークとホテルが堅調に推移した。入園者数や商品、飲食の販売が増加。 記:2024/02/23
5201 東証プライム
5,497
5/17 15:00
-49(-0.88%)
時価総額 1,250,243百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6200 東証プライム
970
5/17 15:00
-4(-0.41%)
時価総額 82,686百万円
社会人教育・研修大手。新人研修、管理職研修、プレゼン研修、クレーム対応研修を展開。「GA4活用研修」、「金融・生活リテラシーアセスメント」など時流に合わせたサービスを拡充。ユーザー数増加し1Qは増収増益。 記:2024/02/22
6526 東証プライム
4,314
5/17 15:00
-116(-2.62%)
時価総額 768,246百万円
富士通とパナソニックのSoC事業を統合して誕生したファブレス半導体ベンダー。車載向けなどに経営資源を集中。製品売上は堅調。先端プロセスを中心とする売上増や円安効果が寄与。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/26
6701 東証プライム
10,965
5/17 15:00
-40(-0.36%)
時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6718 東証プライム
2,888
5/17 15:00
-11(-0.38%)
時価総額 52,619百万円
大手インターホンメーカー。住宅向けインターホンやテレビドアホン、医療機関向けナースコールを展開。日本は戸建住宅市場の売上が大幅増。テレビドアホンの販売が好調。北米も堅調。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/08
6745 東証プライム
2,134
5/17 15:00
+9(0.42%)
時価総額 61,485百万円
日本初の火災報知機メーカー。住宅用火災警報器や法人向け防災システムを手掛ける。国内シェアは3割超。情報通信設備等も。防災事業は受注堅調。火災報知設備、消火設備ともに受注増。24.3期3Qは収益好調。 記:2024/03/31
6758 東証プライム
13,100
5/17 15:00
+85(0.65%)
時価総額 16,520,174百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6770 東証プライム
1,453.5
5/17 15:00
-15(-1.02%)
時価総額 318,725百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
6841 東証プライム
4,017
5/17 15:00
+22(0.55%)
時価総額 1,079,067百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
6857 東証プライム
5,540
5/17 15:00
+23(0.42%)
時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
1,370.5
5/17 15:00
+24.5(1.82%)
時価総額 4,623,585百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7105 東証スタンダード
1,687
5/17 15:00
+39(2.37%)
時価総額 179,932百万円
大手フォークリフトメーカー。三菱重工業の子会社。コンテナキャリアやトランスファークレーン、搬送用ロボット等も。価格の適正化等により、国内事業は黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/14
7203 東証プライム
3,436
5/17 15:00
+84(2.51%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7256 東証スタンダード
215
5/17 15:00
+10(4.88%)
時価総額 8,495百万円
自動車部品メーカー。キャビントリムやラゲッジトリム等の内装部品に加え、防音部品も製造、販売。得意先の堅調な生産等で日本は収益伸長。得意先の生産台数増などで北米は損益改善。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/14
7752 東証プライム
1,271
5/17 15:00
-31.5(-2.42%)
時価総額 810,222百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
7966 東証プライム
3,220
5/17 15:00
-20(-0.62%)
時価総額 246,939百万円
粘着製品メーカー。粘着紙や粘着フィルム、包装テープ、化粧フィルム等を製造、販売する。自動車や半導体、液晶関連素材製品を提供する。今期3Q累計は産業工材は堅調も、電子・光学関連製品を中心に足踏みとなった。 記:2024/03/31
8001 東証プライム
7,254
5/17 15:00
-11(-0.15%)
時価総額 11,496,792百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(-1.98%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8424 東証プライム
12,785
5/17 15:00
+135(1.07%)
時価総額 387,232百万円
みずほ系総合リース会社。不動産、医療・福祉、エネルギー・環境等が戦略分野。中小企業向けベンダーファイナンス等も。ファイナンスの契約実行高は2桁増。売上原価の減少等により、24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/02/22
8604 東証プライム
917.3
5/17 15:00
+1.4(0.15%)
時価総額 2,966,147百万円
総合証券で国内最大。傘下に資産運用会社や信託銀行など。配当性向は40%以上目安。ホールセール部門は増収。インベストメント・バンキング等が貢献。営業部門は相場環境が追い風。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/10
3,796
5/17 15:00
+129(3.52%)
時価総額 3,915,001百万円
大手生命保険会社。個人生命保険や団体保険、年金保険、海外生命保険、損害保険、がん保険等の引受業務を行う。金融商品販売や資産運用も行う。今期3Q累計はドル建てと円建て商品が堅調だった。海外は想定通りに進捗。 記:2024/04/01
9101 東証プライム
4,933
5/17 15:00
+111(2.3%)
時価総額 2,516,644百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9902 東証プライム
2,871
5/17 15:00
+36(1.27%)
時価総額 91,545百万円
動力伝導機器、産業機器、制御機器の専門商社。省人化・省力化需要の獲得に力注ぐ。24.3期3Q累計は一部に設備投資先送りの動きが出て売上伸びず。政策保有株売却で特益。製造業向けポータルサイト運営会社を買収。 記:2024/04/11
9983 東証プライム
41,010
5/17 15:00
-370(-0.89%)
時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27