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前場に注目すべき3つのポイント~TSMC下落がハイテク株の重荷~

2024/4/19 8:34 FISCO
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~TSMC下落がハイテク株の重荷~ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■TSMC下落がハイテク株の重荷 ■KOA、24/3上方修正 営業利益 33.13億円←23.00億円 ■前場の注目材料:富士電機、カナダで低圧インバーター生産、北米に供給 ■TSMC下落がハイテク株の重荷 19日の日本株市場は、売り一巡後はボトムを探る流れになりそうだ。18日の米国市場は、NYダウが22ドル高、ナスダックは81ポイント安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退や、台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため需要鈍化が警戒され、相場の重荷となった。シカゴ日経225先物は大阪比380円安の37790円。円相場は1ドル154円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まろう。昨日の日経平均株価はTSMCの決算直後に買われる場面も見られていたが、TSMCの下落を受けてハイテク株へは嫌気売りが入りやすいだろう。日経225先物はナイトセッションで一時37720円まで売られており、75日線水準まで下げている。昨日の日経平均株価は75日線水準での攻防を見せていたが、再び同線を下回ってくるようだと、持ち高調整の流れが強まりやすいほか、先物主導で売りを仕掛けてくる流れが警戒されそうである。 ボリンジャーバンドでは、下向きで推移する-2σが抵抗として意識されやすい。売られ過ぎも意識されそうだが、75日線を明確に下回ってくる局面においては、-3σ辺りまでのバイアスが強まる可能性も警戒しておきたい。今後決算発表が本格化してくることから機関投資家は積極的には動かないと考えられ、短期筋のヘッジファンドなどの仕掛け的な売買の影響を受けやすくなろう。 米国では主要企業の決算に振らされるなか、東京市場においても来週からは同様の動きになりやすく、様子見姿勢が強まりそうである。そのため、相場全体は不安定な状況のなかで、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせよう。また、ハイテク株の手掛けづらさから、目先的にはTOPIX型優位の展開が見込まれる。なお、昨夕の決算ではバーチャレク<6193>、ブロンコB<3091>の動向が注目されそうだ。 ■KOA、24/3上方修正 営業利益 33.13億円←23.00億円 KOA<6999>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は651.00億円から648.35億円と計画を若干下回るが、営業利益を23.00億円から33.13億円に上方修正した。売上高は自動車向け市場において需要が堅調に推移しているものの、産業機器や民生機器市場を中心にお客様の在庫調整が継続。利益面ではの為替影響に加え、コスト抑制等により、予想を上回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(38079.70、+117.90) ・NYダウは上昇(37775.38、+22.07) ・VIX指数は低下(18.00、-0.21) ・米原油先物は上昇(82.73、+0.04) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・富士電機<6504>カナダで低圧インバーター生産、北米に供給 ・日本オラクル<4716>日本事業に10年1.2兆円投資、データセンター増設 ・富士通<6702>米オラクルと協業、「ソブリンクラウド」提供 ・RYODEN<8084>新潟人工知能研究所など3者で、生成AI活用で協業 ・関電工<1942>電気工事で初の外国人受け入れ、特定技能制度活用 ・三菱商事<8058>千葉・銚子の地域創生に伴走、生活基盤維持・事業創造 ・双日<2768>ジャカルタ高速鉄道延伸工事を450億円で受注 ・太平洋工業<7250>EV向け電子膨張弁を拡充、岐阜・北大垣工場に専用工場 ・ホンダ<7267>米当局、ホンダ車300万台調査、自動ブレーキに不具合か ・日産自<7201>坂本秀行副社長「『全固体』育てる」 ・ヒラノテクシード<6245>塗工機で北米・エネ深耕、次世代電池向け高性能機種提案 ・アズビル<6845>タイに新工場、15億円投資、電磁流量計など生産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 3月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.7%、2月+2.8%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
1942 東証プライム
1,806
5/1 15:00
+47(2.67%)
時価総額 370,750百万円
電気設備工事で国内トップ級。完工高の2割超が筆頭株主の東京電力グループ向け。発電用風車の施工実績は200基超。設備工事業は新規受注高、完成工事高が増加。固定資産交換差益を計上。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/03/04
2768 東証プライム
4,279
5/1 15:00
+220(5.42%)
時価総額 1,071,034百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3091 東証プライム
3,885
5/1 15:00
-10(-0.26%)
時価総額 58,582百万円
ステーキ・ハンバーグが中心のレストランを展開。地盤の東海から関東・関西に進出。139店舗展開。ブロンコビリーは4店舗を新規出店。減損損失計上。23.12期通期業績は計画超過。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/02
4716 東証スタンダード
11,925
5/1 15:00
+30(0.25%)
時価総額 1,529,536百万円
企業向けソフト世界大手・米オラクル社の日本法人。2000年代初頭に築いたデータベースで膨大な顧客基盤を構築。ライセンスサポートは高い契約更新率維持。クラウドサービスは売上好調。24.5期2Qは2桁増益。 記:2024/02/02
910
5/1 14:30
-6(-0.66%)
時価総額 2,721百万円
CRMサービス会社。企業と顧客の接点に係るコンサルティングやソフトウエアの提供に加え、コールセンター運営等も行う。IT&コンサルティング事業は増収。大型コンサル案件が売上寄与。24.3期3Qは増収。 記:2024/03/31
6245 東証スタンダード
1,980
5/1 15:00
-8(-0.4%)
時価総額 30,480百万円
二次電池向け電極塗工装置等の塗工機、成膜装置等の化工機を展開。コーティングやラミネーティングの技術に強み。塗工機関連機器は好調。エネルギー関連分野中心に生産順調。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/04/09
6504 東証プライム
9,449
5/1 15:00
-423(-4.28%)
時価総額 1,410,707百万円
大手総合電機。パワー半導体やパワーエレクトロニクス機器に強み。地熱発電設備で世界トップシェア。エネルギーマネジメント分野は増収。電源機器の大口案件等が寄与。半導体分野は堅調。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/26
6702 東証プライム
2,430
5/1 15:00
-5.5(-0.23%)
時価総額 5,032,792百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6845 東証プライム
4,395
5/1 15:00
-32(-0.72%)
時価総額 631,566百万円
計測制御機器大手。ビル空調自動化や工場省エネ化に強み。ガス機器や水道機器、医薬品製造向けソリューション等も。ビルディングオートメーション事業は収益好調。既設建物向け分野等が堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16
6999 東証プライム
1,616
5/1 15:00
-14(-0.86%)
時価総額 65,416百万円
抵抗器中心の電子部品メーカー。サーミスター、集積回路、磁気ディスクなどを手掛ける。固定抵抗器で世界トップシェア。日本、中国は家電向け等が伸び悩む。24.3期3Qはヨーロッパが増収。自動車向けが販売増。 記:2024/04/07
7201 東証プライム
579.3
5/1 15:00
-2.4(-0.41%)
時価総額 2,445,060百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7250 東証プライム
1,575
5/1 15:00
-51(-3.14%)
時価総額 96,568百万円
自動車部品メーカー。バルブ製品やプレス製品、樹脂製品等を手掛ける。タイヤバルブとリリーフバルブで世界トップシェア。プレス・樹脂製品事業は収益好調。販売物量の増加や原価改善が寄与。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/02/24
7267 東証プライム
1,787.5
5/1 15:00
-24.5(-1.35%)
時価総額 9,713,784百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8058 東証プライム
3,634
5/1 15:00
+14(0.39%)
時価総額 15,671,560百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
8084 東証プライム
2,614
5/1 15:00
-40(-1.51%)
時価総額 59,665百万円
FA機器や空調機器、昇降機、半導体などを手掛ける三菱系商社。ICT事業、スマートアグリ事業等も手掛ける。冷熱ビルシステムは好調。業務用パッケージエアコン、低温設備機器の販売が伸びる。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10