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前場に注目すべき3つのポイント~バリュー株に資金が向かいやすい~

2024/3/27 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~バリュー株に資金が向かいやすい~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■バリュー株に資金が向かいやすい ■北陸電力、24/3上方修正 営業利益 1000億円←750億円 ■前場の注目材料:三菱HCキャピタル<8593>主要リース8社で、リース品の共同回収で実証 ■バリュー株に資金が向かいやすい 27日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。26日の米国市場は、NYダウが31ドル安、ナスダックは68ポイント安だった。2月の米耐久財受注額が予想を上回ったことから、ソフトランディングへの期待が高まり、買い先行で始まった。しかし、終盤にかけては月末・四半期末を控えた持ち高調整の売りが優勢となり、下落に転じた。エヌビディアなど半導体株の一角が軟調だったことも、センチメントを冷ます格好になったようだ。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比80円高の40270円、円相場は1ドル151円50銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時40190円まで売られた後は、リバウンドの流れとなり、一時40490円まで買われた。ただし、終盤にかけて米国市場が弱含みとなった影響もあり、上げ幅を縮めていた。東京市場も米国同様、期末要因による需給が中心になるなか、配当志向の物色に向かわせる半面、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへは利益を確定される動きになりそうだ。 また、円相場は1ドル=151円半ばと円安に振れて推移していることから、輸出関連株などへも資金が向かいやすいと考えられる。なお、本日は3月決算期末の権利付き最終日となるため、バリュー株に資金が向かいやすい一方で、高配当銘柄で買われていた銘柄へは、いったん利益を確定させ、配当落ち後に再度参入するといった動きも意識されやすいだろう。また、配当再投資に伴う先物への買い需要への期待が下支えとなるなか、下値の堅さが意識されそうだ。 さらに、明日の権利落ちで実質新年度相場入りとなることから、新NISA効果など新規資金流入への期待も高まりやすいところである。そのため、配当志向の物色が中心とはいえ、新年度入りを想定したハイテク株への押し目待ち狙いの買い意欲も強そうである。なお、明日の配当落ち分は、約260円ほどと予想されている。日経平均株は配当落ち分を考慮し、40300円辺りでの底堅さが見られれば、権利落ち後も4万円が支持線として意識されることになる。 ■北陸電力、24/3上方修正 営業利益 1000億円←750億円 北陸電力<9505>は2024年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を750億円から1000憶円に上方修正した。水力発受電量の増加に伴う利益面での好転を反映した。純利益に関しては能登半島地震による設備復旧費用などが未確定のため未定としている。売上高は2%減の8050億円とする従来予想を据え置いた。 ■前場の注目材料 ・1ドル=151.50-60円 ・シカゴ日経先物は上昇(40270、大阪比+80) ・米長期金利は低下 ・3月期末前の高配当銘柄人気 ・米国のインフレ沈静化観測 ・三菱HCキャピタル<8593>主要リース8社で、リース品の共同回収で実証 ・三菱電機<6503>7年9000億円投資、グリーン関連研究加速 ・ニチコン<6996>滋賀に生産拠点、京セラ系から取得、エネ・環境関連拡大 ・住友商事<8053>米機材レンタル買収、政府支援で建設需要増 ・兼松<8020>新中計、DX関連に400億円投資、ICTに軸足 ・ENEOSHD<5020>JX石油開発、マレーシアでのガス田群権益取得、操業協定締結 ・さくらインターネット<3778>双日と、画像処理半導体で提携、生成AI向け ・サンデン<6444>CO2半減コンプレッサー生産、北米大型車向け供給 ・THK<6481>ユニバーサルロボが、ならいハンドを認証、「UR+」製品に ・三機工業<1961>建設向けシステム開発、高度な技術計算自動化 ・TDK<6762>静電容量2倍超の電動車向けMLCC追加 ・NEC<6701>電子カルテに生成AI、医療文書の作成支援 ・池上通信機<6771>放送システム機器の新棟建設 ・富士フイルムHD<4901>BI、複合機部品の生産性2倍、全員参加型DXでライン構築 ・ヒロセ電機<6806>盛岡に新拠点、コネクター生産技術開発 ・東京ガス<9531>住商と、英製メガワット級PEM型水電解装置を導入 ・JFEHD<5411>JFEスチールと日立、冷間圧延の問題解決サービス、歩留まり改善 ・AGC<5201>太陽光パネルのカバーガラス再生、フロート板製造に成功 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:00 田村日銀審議委員あいさつ(午後会見予定) <海外> ・09:30 豪・2月消費者物価指数(前年比予想:+3.5%、1月:+3.4%) ・10:30 中・1-2月工業企業利益(12月:前年比-2.3%) 《ST》
関連銘柄 19件
1961 東証プライム
2,164
4/26 15:00
+39(1.84%)
時価総額 125,860百万円
三井系列の設備工事会社。ビルや工場の空調・給排水設備工事に強み。プラント設備工事も。24.3期3Q累計は豊富な受注残をこなして好調。受注も堅調で23年末受注残は22年度比9%増の2260億円となおも豊富。 記:2024/04/12
3778 東証プライム
5,250
4/26 15:00
-100(-1.87%)
時価総額 197,510百万円
独立系のデーターセンター(DC)運営会社。24.3期3Q累計はクラウドインフラ提供サービスが順調増。だが人材・設備投資が利益の重石に。通期では最高業績を計画。北海道のDC拡張は24年10月以降に竣工予定。 記:2024/02/06
3,328
4/26 15:00
+5(0.15%)
時価総額 4,139,623百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5020 東証プライム
711.9
4/26 15:00
+8.5(1.21%)
時価総額 2,299,639百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5201 東証プライム
5,761
4/26 15:00
+37(0.65%)
時価総額 1,310,288百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
5411 東証プライム
2,336.5
4/26 15:00
+17.5(0.75%)
時価総額 1,435,634百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
6444 東証スタンダード
162
4/26 15:00
-5(-2.99%)
時価総額 18,094百万円
自動車機器メーカー。カーエアコン用コンプレッサに強み。中国ハイセンス系傘下。高耐久仕様コンプレッサーの生産を開始。自動車生産台数の改善等により、23.12期通期は増収。24.12期は小幅増収見通し。 記:2024/04/14
6481 東証プライム
3,446
4/26 15:00
+77(2.29%)
時価総額 447,487百万円
機械部品メーカー。直動案内機器で世界シェアトップ。工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置等の直動システムを製造、販売する。輸送機器や医療機器、免震装置向けに事業を拡大。23年12月期の産業機器が足踏み。 記:2024/03/08
6503 東証プライム
2,393
4/26 15:00
-4(-0.17%)
時価総額 5,138,254百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
10,945
4/26 15:00
+195(1.81%)
時価総額 2,986,343百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6762 東証プライム
7,312
4/26 15:00
+96(1.33%)
時価総額 2,842,701百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6771 東証スタンダード
747
4/26 15:00
-16(-2.1%)
時価総額 5,443百万円
ビデオカメラやモニター・伝送機器などが主力の業務用放送機器メーカー。放送用機器はエミー賞を複数回受賞するなど世界的。北米地域では医療用カメラの販売が伸長。24.3期3Qは黒字転換。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/16
6806 東証プライム
16,700
4/26 15:00
+40(0.24%)
時価総額 621,691百万円
コネクタが主力の電子部品メーカー。高周波信号をつなぐマイクロコネクタに強み。車載領域に注力。高付加価値新製品の販売強化図る。多極コネクタは売上伸び悩む。24.3期3Q累計は同軸コネクタが営業増益。 記:2024/03/31
6996 東証プライム
1,323
4/26 15:00
+21(1.61%)
時価総額 103,194百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
8020 東証プライム
2,491
4/26 15:00
+12(0.48%)
時価総額 210,490百万円
総合商社。電子・デバイスや食料、鉄鋼・素材・プラント、車両・航空事業を展開。官公庁向け航空機ビジネス等に強み。電子・デバイス部門は堅調。モバイル事業などが貢献。24.3期3Qは増収、2桁営業増益。 記:2024/04/13
8053 東証プライム
3,909
4/26 15:00
+52(1.35%)
時価総額 4,892,395百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8593 東証プライム
1,011.5
4/26 15:00
+5.5(0.55%)
時価総額 1,483,781百万円
三菱UFJ系列のリース大手。強固な顧客基盤に強み。21年に日立キャピタルと合併。リース料収入の増加などにより、航空部門は増益。カスタマーソリューション部門は新規案件が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/04/08
9505 東証プライム
895.7
4/26 15:00
-2.1(-0.23%)
時価総額 188,396百万円
電力会社。富山、石川、福井の北陸3県と岐阜の一部で、火力や水力、原子力の発電、売電。送配電事業を行う。火力、水力の発電が主力。今期3Q累計は増収、利益は黒字転換した。小売や託送料金の改定が寄与した。 記:2024/03/05
9531 東証プライム
3,589
4/26 15:00
-67(-1.83%)
時価総額 1,560,766百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07