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個人投資家・有限亭玉介:多くの企業が宇宙ビジネス参入に意欲あり!注目の個別株【FISCOソーシャルレポーター】

2024/2/18 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:多くの企業が宇宙ビジネス参入に意欲あり!注目の個別株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年2月12日15時に執筆 1月20日、日本の小型の無人月着陸実証機「SLIM」が月面着陸に成功しました。月面着陸は米国、ロシア(旧ソ連)、中国、インドに次いで世界5カ国目との事で、日本の宇宙開発への投資が拡大していくか楽しみですな。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 「月へ行く」というのは、かぐや姫の昔話でもあるように日本人にこそ馴染みがあるような気がしますねぇ。JAXAの小型月着陸実証機「SLIM」はエンジントラブルに見舞われてもなお、誤差100メートル以内に着陸できたというのが、なんとも日本らしい成果だと思います。 15日ごとに昼夜が入れ替わる月の表面温度は、昼間だと110度にまで昇り、夜はマイナス170度という過酷な環境です。その為かSLIMの太陽電池は残念ながら作動しなかったそうですが、今回の検証からその対策も多岐に渡ってくる事でしょう。何より今回の着陸成功で宇宙開発に必要な材料や技術の発展・進歩への期待もあって、日本の宇宙分野における発展には注目したいところです。 という訳で、ここ最近は宇宙関連企業から代表的な銘柄として三菱重工業<7011>、京セラ <6971>、川崎重工業 <7012>、IHI <7013>などチェックした上で、新規参入の企業にも目を光らせております。SLIMのような探査機の情報収集を重ねる事で、新たなビジネスチャンスの見通しも立ってくると思われます。是非とも政府には、今以上に宇宙開発分野の支援をお願いしたいもんですな。 2月15日に種子島宇宙センターから打ち上げた新型基幹ロケット「H3」2号機を経て、2024年冬には宇宙ベンチャーのispace<9348>がミッション2の打ち上げを予定しております。2024年は宇宙関連への物色も増えていけば、意外な業界から宇宙業界へ参入する企業もあるかもしれません。今回は宇宙関連銘柄をチェックして参ります。 まずは昨年4月にIPOしたRidge-i<5572>です。AIコンサルティングなどを手掛ける同社は、デジタル庁の「テクノロジーマップの整備に向けた調査研究(アナログ規制の見直しに向けた技術実証等)」における技術実証事業者に採択された事で好感されました。同社は環境・安全保障関連の人工衛星データ解析を手掛けており、宇宙関連の思惑があります。 SLIMに搭載された月面探査ロボット「SORA-Q」の開発に携わったセック<3741>とタカラトミー<7867>も、今後の宇宙開発分野での進展が楽しみですねぇ。両社ともSLIMのニュースが話題になったタイミングで短期資金が流入しましたな。 漁網を主力とする日東製網<3524>は、宇宙デブリ(※)を漁網技術で除去する計画が過去に話題となりましたな。意外な宇宙関連銘柄として物色される可能性があるか…業績も堅調でチャート(日足)は25日線を上回って推移できるか監視を強めております。(※宇宙ゴミの事。幸村誠氏の名作漫画『プラネテス』に詳しいです) 2月8日に好決算を発表した古河電池<6937>は、SLIM搭載向けの宇宙用リチウムイオン電池としてステンレスラミネート型リチウムイオン電池を手掛けており、宇宙関連として要チェックですな。下落基調から底を打って切り返すと、25日線・75日線を上抜いております。 「政府クラウド」に選定されたさくらインターネット<3778>は、日本初の衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」を運用しており、宇宙関連でも思惑があります。PER・PBRはかなり割高となっていますが、高値圏からさらに上振れる可能性もあるか…。 最後はデータセンター大手のアイネット<9600>です。人工衛星のシステム設計も担っている同社は、じわじわと長期で上昇トレンドを形成しておりますよ。1月31日の決算発表も好調で、24年3月期は過去最高益を更新する見通しです。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 12件
3524 東証スタンダード
1,492
4/26 15:00
-216(-12.65%)
時価総額 3,887百万円
無結節網で国内トップ。定置網や養殖網など漁業用網に強み。鳥獣害防止ネットや各種スポーツネットなど陸上用網も。陸上関連事業は増収。獣害防止ネットや落石防止ネット等の受注が堅調。24.4期3Qは営業黒字転換。 記:2024/04/17
3741 東証プライム
4,595
4/26 15:00
+30(0.66%)
時価総額 23,526百万円
ソフトウェア会社。割り込み処理や優先処理などのリアルタイム技術に強み。24.3期3Q累計はサービスロボ関連やスマート建設関連の開発が好調。官公庁向け開発も順調に伸びて増収増益に。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/14
3778 東証プライム
5,250
4/26 15:00
-100(-1.87%)
時価総額 197,510百万円
独立系のデーターセンター(DC)運営会社。24.3期3Q累計はクラウドインフラ提供サービスが順調増。だが人材・設備投資が利益の重石に。通期では最高業績を計画。北海道のDC拡張は24年10月以降に竣工予定。 記:2024/02/06
5572 東証グロース
2,119
4/26 15:00
+33(1.58%)
時価総額 8,039百万円
顧客ニーズに合わせたAI活用コンサルやAI開発サービスを提供。人工衛星データAI解析なども。24.7期上期は人工衛生案件の大型化が貢献。既存客向け案件の進捗も順調で計画を上回る着地に。通期増収増益を計画。 記:2024/04/10
6937 東証プライム
1,011
4/26 15:00
-1(-0.1%)
時価総額 33,161百万円
古河電気工業傘下の鉛電池メーカー。自動車バッテリ用を柱に産業用や航空機用も。自動車部門はタイ、インドネシア市場で販売堅調。リチウム部門は損益改善。退職給付制度改定益を計上。24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/02/22
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7011 東証プライム
1,345.5
4/26 15:00
+17.5(1.32%)
時価総額 4,539,243百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7012 東証プライム
4,713
4/26 15:00
+65(1.4%)
時価総額 791,416百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7013 東証プライム
3,564
4/26 15:00
+25(0.71%)
時価総額 551,280百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7867 東証プライム
2,547
4/26 15:00
+34.5(1.37%)
時価総額 241,942百万円
玩具大手。「プラレール」や「トミカ」、「リカちゃん」などブランド力強固。国内堅調。トミカはドリームトミカシリーズなどが好調。アメリカズや欧州は損益改善。増収効果などにより、24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/13
9348 東証グロース
766
4/26 15:00
+24(3.23%)
時価総額 71,328百万円
宇宙ベンチャー。自社開発の月面探査車や月着陸船による月面データサービスの提供を目指す。23年5月に民間で初めて挑んだ月面着陸は失敗。失敗を糧に24年冬に再挑戦へ。24.3期3Q累計は販管費減で赤字幅縮小。 記:2024/04/09
9600 東証プライム
2,011
4/26 15:00
+7(0.35%)
時価総額 32,663百万円
情報処理とシステム開発が主力のIT企業。大手石油元売りに顧客多数。金融、小売向けにも実績。自社データセンターの安全性に定評。AIやIoT、宇宙領域に注力。情報処理やシステム開発の好調で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04