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前場に注目すべき3つのポイント~過熱感を警戒しつつもハイテク主導の相場展開~

2024/2/15 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~過熱感を警戒しつつもハイテク主導の相場展開~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■過熱感を警戒しつつもハイテク主導の相場展開 ■ゆうちょ銀行、3Q経常利益 6.6%増 3670億円 ■前場の注目材料:丸紅、タイヤ再生参入、独社と提携、内外に新工場 ■過熱感を警戒しつつもハイテク主導の相場展開 15日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場は、NYダウが151ドル高、ナスダックは203ポイント高だった。ボストン連銀の前総裁が1月の消費者物価指数(CPI)を受けた市場反応が行き過ぎとの見解を示したほか、イエレン米財務長官やシカゴ連銀のグールズビー総裁が、インフレ2%目標回帰の道筋にあることに変わりはない、と表明したため利下げ期待が再燃し、買い戻しの流れから終日底堅く推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の38100円、円相場は1ドル150円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場はエヌビディアやアーム・ホールディングスなど半導体株の一角が買われており、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になる可能性がある。また、昨日の日経平均株価は狭いレンジで推移となり、下落ながらもセンチメント悪化にはつながらなかった。押し目買い意欲の強さから下値の堅さが意識されている。 また、日経225先物は、ナイトセッションで38000円を上回って終えた。過熱感は警戒されやすいものの、ボリンジャーバンドの+2σ水準での底堅さが見られており、日経平均株価においても+2σを支持線としたスタンスに向かわせやすく、押し目待ち狙いの買い方においても、エントリータイミングを引き上げざるを得ない需給状況だろう。売り方においても、早めのカバーに向かわせることになりそうだ。 本日もハイテク株への物色が意識されるほか、為替相場が円安基調を継続するなか、輸出関連への資金流入が見込まれる。そのほか、決算が一巡したことから、改めて業績面を手掛かりに見直しの動きも期待されそうである。なお、昨日の引け後に決算を発表したところでは、東京海上<8766>、キリンHD<2503>、クボタ<6326>、すかいらーく<3197>、オープンH<3288>、SUMCO<3436>、レゾナックHD<4004>、THK<6481>、山崎パン<2212>、荏原製<6361>、三井E&S<7003>、コカBJH<2579>などが注目される。 ■ゆうちょ銀行、3Q経常利益 6.6%増 3670億円 ゆうちょ銀行<7182>が発表した2024年3月期第3四半期業績は、経常収益が前年同期比24.7%増の1兆9341億8300万円、経常利益は同6.6%増の3670億3300万円だった。2024年3月期業績は、経常利益が前期比3.1%増の4700億円とする計画を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(38424.27、+151.52) ・ナスダック総合指数は上昇(15859.15、+203.55) ・1ドル=150.60-70円 ・シカゴ日経先物は上昇(38100、+330) ・SOX指数は上昇(4565.41、+97.23) ・VIX指数は下落(14.38、-1.47) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・丸紅<8002>タイヤ再生参入、独社と提携、内外に新工場 ・キリンHD<2503>社長に南方健志氏、9年ぶり交代、ヘルスサイエンス事業柱に ・住友重機<6302>一般商船の新造船事業から撤退 ・リケンNPR<6209>新中計、戦略投資に430億円 ・住友商事<8053>米社とSAF開発、木質バイオマス原料、29年商業生産 ・メタルアート<5644>新工場完成、電動車用モーターコア量産 ・住友重機<6302>新中計、設備投資1900億円、ロボ・半導体など重点 ・日精樹脂工業<6293>中国・浙江省の新工場稼働、射出成形機、月産15台 ・東京計器<7721>栃木に新工場棟、12月完成、自衛隊向け機器増産 ・栗本鐵工所<5602>三協機械買収、再生骨材分野へ事業拡大 ・楽天G<4755>前12月期、当期赤字3394億円、携帯通信の設備投資響く ・富士通<6702>「ユーバンス」の中核にPaaS、国内外で展開 ・NTT<9432>「IOWN」活用のサービス開発で東急不などと協業検討 ・レゾナックHD<4004>石化事業の分社化検討、株式一部保有 ・帝人<3401>「再生医療向け拠点」千葉・柏で稼働、製法開発を支援 ・出光興産<5019>バイオ樹脂供給網構築、食器・箸など商品化 ・東邦アセチレン<4093>産業ガス10%超値上げ、3月出荷分から ・シキボウ<3109>ユニチカトレーディングと繊維事業の連携拡大、25年度に売上高5億円 ・大成建設<1801>メタバースで災害時再現、複数人が同時避難体験 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10-12月期GDP1次速報(前期比年率予想:+1.1%、7-9月期:-2.9%) <海外> ・09:30 豪・1月失業率(予想:4.0%、12月:3.9%) ・09:30 豪・1月雇用者数増減(予想:+2.50万人、12月:-6.51万人) ・中国休場(春節、17日まで) 《ST》
関連銘柄 30件
1801 東証プライム
5,772
4/30 15:00
+196(3.52%)
時価総額 1,159,035百万円
大手ゼネコン。ビルや不動産開発、地下鉄、環境関連、ダム、トンネル等の建築工事、土木工事を行う。海外の大規模プロジェクトも手掛ける。今期3Q累計は土木と開発が増加も、国内建築工事の利益率低下が影響した。 記:2024/03/07
2212 東証プライム
3,813
4/30 15:00
-89(-2.28%)
時価総額 839,939百万円
国内最大の製パン会社。菓子パンに強み。コンビニの経営も。傘下に洋菓子の不二家。24.12期は菓子パンの増販や子会社の改善を想定。前期に行った値上げ効果の通期化も見込む。最高業績の連続更新を計画。増配予定。 記:2024/02/15
2503 東証プライム
2,300.5
4/30 15:00
+27.5(1.21%)
時価総額 2,102,657百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
2,209.5
4/30 15:00
+16.5(0.75%)
時価総額 455,751百万円
飲料大手。コカ・コーラボトラーとしてアジアで最大規模。炭酸飲料を中心に清涼飲料水を手掛け、自動販売機で高シェア。青汁やヘルスケア・スキンケア、酒類も展開。人流回復や猛暑影響で、23.12期は増収黒字転換。 記:2024/03/26
3109 東証プライム
1,048
4/30 15:00
+11(1.06%)
時価総額 12,378百万円
繊維中心の素材メーカー。化成品も手掛け、現在は産業材や保有資産活用の不動産賃貸が収益源。中東民族衣装用生地など輸出衣料も展開。悪臭を良い香りに変える臭気対策剤「デオマジック」を拡販。3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
2,249.5
4/30 15:00
-12.5(-0.55%)
時価総額 511,766百万円
レストランチェーン最大手。ファミリーレストラン「ガスト」と中華の「バーミヤン」が主力。2976店舗展開。27店舗の新規出店実施。値上げ効果などで23.12期通期は黒字転換。24.12期は大幅最終増益計画。 記:2024/04/15
3288 東証プライム
4,818
4/30 15:00
+93(1.97%)
時価総額 580,511百万円
住宅メーカー。東京23区内や神奈川県を中心に、関東や愛知、福岡で事業展開。戸建の分譲や建築請負、仲介に強み。マンションや収益不動産等も手掛ける。今期1Qは都心部の戸建関連やファミリーマンションがけん引。 記:2024/04/10
3401 東証プライム
1,540
4/30 15:00
+24(1.58%)
時価総額 304,849百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3436 東証プライム
2,384
4/30 15:00
+0.5(0.02%)
時価総額 834,817百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
3,426
4/30 15:00
+44(1.3%)
時価総額 633,471百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4093 東証プライム
371
4/30 15:00
+7(1.92%)
時価総額 12,992百万円
セパレートガスメーカー。東北地方を営業エリアに、溶解アセチレンや酸素、窒素、水素等のガスを提供する。石油ガスや産業機材も手掛ける。今期3Q累計は高圧ガスの販売価格改定が寄与した。窒素の出荷数量も増加した。 記:2024/02/14
4755 東証プライム
763.5
4/30 15:00
+25.7(3.48%)
時価総額 1,573,581百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
5019 東証プライム
1,074.5
4/30 15:00
+26.5(2.53%)
時価総額 1,600,279百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5602 東証プライム
4,205
4/30 15:00
+15(0.36%)
時価総額 55,077百万円
鋳鉄管メーカー。上下水道に使うダクタイル鋳鉄管で国内2位。産業機械や建設資材も展開。石炭由来のコークスを植物由来のバイオコークスへ燃料転換する取り組みを推進。バルブ部門の大型案件増加で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/09
5644 東証スタンダード
3,880
4/30 15:00
-80(-2.02%)
時価総額 12,249百万円
鍛造部品メーカー。自動車や建設機械、農業機械向けのエンジン部品や足回り部品、トランスミッションギヤなどを展開。一部顧客の出荷停止の影響は限定的。自動車部品、建設機械部品は売上増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/26
6209 東証プライム
2,907
4/30 15:00
-4(-0.14%)
時価総額 81,486百万円
リケンと日本ピストンリングが経営統合して発足。自動車エンジン部品などの自動車関連製品や船舶・産業用製品等を手掛ける。自動車生産台数の回復や円安効果等で、24.3期3Qは売上堅調。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/16
6293 東証プライム
1,126
4/30 15:00
+18(1.62%)
時価総額 25,078百万円
射出成形機メーカー最大手。電気式成形機とハイブリッド式成形機の製造、販売が柱。最適地生産体制の強化図る。周辺機器売上や部品売上は増加だが、射出成形機売上が足踏み。24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/02/23
6302 東証プライム
4,411
4/30 15:00
-121(-2.67%)
時価総額 542,134百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6326 東証プライム
2,545.5
4/30 15:00
+84(3.41%)
時価総額 3,055,229百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6361 東証プライム
13,110
4/30 15:00
+190(1.47%)
時価総額 1,206,933百万円
ポンプメーカー最大手。風水力機械や浄水・排水等の環境装置を製造。半導体研磨装置やガス化溶融炉でも有力。CMP装置は世界2位。ごみ処理施設・エネルギープラントの受注500件を達成し、23.12期は増収増益。 記:2024/03/30
6481 東証プライム
3,462
4/30 15:00
+16(0.46%)
時価総額 449,565百万円
機械部品メーカー。直動案内機器で世界シェアトップ。工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置等の直動システムを製造、販売する。輸送機器や医療機器、免震装置向けに事業を拡大。23年12月期の産業機器が足踏み。 記:2024/03/08
6702 東証プライム
2,435.5
4/30 15:00
+10(0.41%)
時価総額 5,044,184百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
7003 東証プライム
1,714
4/30 15:00
+22(1.3%)
時価総額 176,712百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7182 東証プライム
1,603.5
4/30 15:00
+10.5(0.66%)
時価総額 6,012,395百万円
日本郵政グループの銀行。全国の郵便局などを通じてサービス提供を行う。貯金等は日本国債、外国社債等で運用。総資産は229兆1481億円。有価証券利息配当金、その他経常収益は増加。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/04/08
7721 東証プライム
2,591
4/30 15:00
+102(4.1%)
時価総額 44,244百万円
計測・認識制御機器の総合メーカー。ジャイロコンパス、オートパイロットで世界トップシェア。油空圧機器、防衛・通信機器等も。船舶港湾機器事業は大幅増益。欧米は在来船向け機器が売上増。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/17
8002 東証プライム
2,824
4/30 15:00
+118(4.36%)
時価総額 4,852,231百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
35,120
4/30 15:00
+890(2.6%)
時価総額 16,563,751百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8053 東証プライム
4,155
4/30 15:00
+246(6.29%)
時価総額 5,200,282百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
4,991
4/30 15:00
+89(1.82%)
時価総額 10,181,640百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。国内損害保険事業が堅調。元受正味保険料は傷害保険、自動車保険が増加。24.3期2Qは収益伸長。 記:2024/02/02
9432 東証プライム
170.8
4/30 15:00
+2.6(1.55%)
時価総額 15,465,994百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14