マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/29 18:46:56
9,730,581
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンクG、スズキ、アルーなど

2024/2/8 11:53 FISCO
*11:53JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンクG、スズキ、アルーなど 日本製鉄<5401>:3640円(+75円) 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計事業利益は6924億円で前年同期比9.1%減となり、通期予想は従来の7400億円から8000億円、前期比12.7%減に上方修正している。原料炭価格の下振れなどでスプレッドが想定以上に拡大のもよう。業界環境が厳しい中での上方修正をポジティブに捉える動きが先行。また、高配当利回り銘柄と位置付けられる中、年間配当金も150円から160円に引き上げられている。 テルモ<4543>:5410円(+337円) 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は390億円で前年同期比4.0%増となり、市場予想を若干上回る着地に。通期予想は従来の1325億円から1400億円、前期比19.3%増に上方修正している。心臓血管やメディカルケアソリューションズが好調、価格政策見直しなども奏効した。市場予想並み水準への上方修正を受けて、買い安心感が優勢となる展開に。 TOWA<6315>:7360円(-370円) 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は16.9億円で前年同期比2.2%増となり、市場予想の25億円を下振れている。スマホ、PC、民生向けなどで顧客投資の後ろ倒しがみられたもよう。一方、受注はガイダンス通りで、足元では出荷も順調に推移し、業績計画は達成可能としているようだ。ただ、株価が高値圏にある中、決算発表を契機とした利食い売りが進む展開になっているもよう。 ソフトバンクG<9984>:7259円(+641円) 大幅反発。傘下企業である英半導体設計大手アームが前日に10-12月期決算を発表、売上高は8億2400万ドルで前年同期比14%増となり、コンセンサスの7億6200万ドルを上振れ。1-3月期の売上見通しも市場予想を上回っている。スマホ市場の回復を受けて半導体開発に必要な回路設計図の収入が増加のもよう。アームは時間外取引で一時30%超の急騰となっており、含み益拡大に伴う同社の企業価値向上が意識される展開になっている。 スズキ<7269>:6704円(-531円) 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1172億円で前年同期比14.2%増となり、コンセンサス水準での着地となる。為替や売上構成変化などが増益要因となる。通期計画は4300億円で前期比22.7%増を据え置き、為替前提は円安方向に修正も、四輪販売台数計画などはやや引き下げられている。来期前半にかけてはインドの需要鈍化が想定される中、サプライズの少ない決算を受けて、目先の出尽くし感が優勢となる形に。 データHR<3628>:898円(+10円) 大幅に反発。従来未定としていた24年6月期の営業損益予想を損益トントンの0.00億円(前期実績4.98億円の赤字)と発表している。純損益予想は0.20億円の黒字(同6.64億円の赤字)とした。データヘルス計画作成支援業務の受注増に加え、新規事業のデータ利活用サービスの立ち上がりで損益が改善する見通し。第2四半期累計(23年7-12月)の営業損益は4.45億円の赤字(前年同期実績4.61億円の赤字)で着地した。 メンタルヘルスT<9218>:886円(+25円) 大幅に3日ぶり反発。23年12月期の経常利益予想(単体ベース)を従来の0.40億円から1.66億円(前期実績0.42億円)に上方修正している。子会社へのマーケティング支援に係る親子間取引でデジタルマーケティング事業の売上高が増加したことに加え、マーケティング業務の内製化で外部委託費を削減したことが寄与する見通し。連結ベースの業績予想(営業利益5.00億円、経常利益4.72億円)は据え置いた。 アルー<7043>:970円(+63円) 大幅に3日ぶり反発。23年12月期の営業利益予想を従来の0.63億円から0.85億円(前期実績2.30億円)に上方修正している。人員採用計画の一部未実行が発生したほか、業務委託費などの削減に努めた結果、販管費や一般管理費が想定よりも減少したため。アルー株は1月30日に直近高値(1140円)を付けてからは利益確定売りに押される展開が続いており、業績修正を機に押し目買いも入っているようだ。 《ST》
関連銘柄 8件
3628 東証グロース
723
4/26 15:00
-3(-0.41%)
時価総額 9,191百万円
データヘルス計画書作成支援サービス、ヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」等を手掛ける。DeNA傘下。データヘルス関連サービスは売上堅調。増収効果等により、24.6期2Q累計は損益改善。 記:2024/02/11
4543 東証プライム
2,610.5
4/26 15:00
+13(0.5%)
時価総額 3,891,465百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
5401 東証プライム
3,444
4/26 15:00
+15(0.44%)
時価総額 3,272,906百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6315 東証プライム
9,240
4/26 15:00
+340(3.82%)
時価総額 231,305百万円
半導体製造装置メーカー。後工程用で大手。モールディング装置やシンギュレーション装置を製造、販売する。半導体製造装置用の精密金型も手掛ける。今期3Q累計はPCやスマートフォン等の民生品向けが足踏みとなった。 記:2024/03/07
7043 東証グロース
872
4/26 15:00
-5(-0.57%)
時価総額 2,227百万円
階級別研修やビジネス英会話訓練などの法人向け教育サービスを展開。23.12期3Q累計は法人向け研修が堅調。クラウド型学習管理システムや海外渡航型研修も好調で二桁増収に。だが開発費や開発費などが利益を圧迫。 記:2024/01/17
7269 東証プライム
1,814.5
4/26 15:00
+24(1.34%)
時価総額 3,564,741百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
830
4/26 15:00
+1(0.12%)
時価総額 8,161百万円
社員メンタルヘルスを支援する企業向けクラウドを展開。産業医との連携に強み。医師向け転職支援も。メディカルキャリア支援事業は足踏み。メンタルヘルスソリューション事業は堅調。23.12期3Q累計は増収。 記:2024/02/02
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(2.35%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10