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前場に注目すべき3つのポイント~半導体株への押し目待ち狙いの買い意欲は強そう~

2024/1/10 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株への押し目待ち狙いの買い意欲は強そう~ 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■半導体株への押し目待ち狙いの買い意欲は強そう ■イズミ、3Q営業利益 1.6%減 218億円 ■前場の注目材料:積水化学、「ペロブスカイト太陽電池」耐久20年実現へ、来年事業化 ■半導体株への押し目待ち狙いの買い意欲は強そう 10日の日本株市場は、前日の大幅上昇に対する利益確定の売りは出やすいが、底堅さが意識されそうだ。9日の米国市場は、NYダウが157ドル安、ナスダックは13ポイント高だった。今週後半に発表される消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)を控え、利益確定売りが先行した。NYダウは高値警戒感から終日軟調に推移した一方で、ナスダックはハイテク株が買われ小幅に続伸。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の33885円、円相場は1ドル144円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで33590円まで下押す場面も見られたが、その後の切り返しで一時33910円まで上げ幅を広げるなど、先高観は強そうだ。昨日の日経平均は朝方に33990.28円まで買われ、33年10カ月ぶりの高値水準となった。その後は利食いに押される形にはなったが、バブル後の戻り高値更新によって、利食いは入りやすいところだった。 米国ではハイテク株への物色が継続しており、東京市場においてもこの流れを引き継ぐことになりそうだ。昨日の大幅上昇の反動は意識されるものの、売り仕掛け的な動きに対しては、その後のリバウンドを想定した押し目狙いのスタンスに向かわせよう。また米国ではCPIの発表を控えていることもあり、積極的には手掛けづらい面はありそうだが、相対的に出遅れている中小型株などへは個人主体の値幅取り狙いの資金が集中しやすい。 また、米エヌビディアは連日で最高値を更新している。そのため、昨日相場をけん引した東エレク<8035>など半導体株への押し目待ち狙いの買い意欲は強そうなほか、生成AI関連など、テーマ性のある銘柄などへの物色も期待されよう。また、昨日の引け後の決算では、プロパスト<3236>、エコス<7520>、中北製作所<6496>、三機サービス<6044>、アイカ工<4206>などが注目される。 ■イズミ、3Q営業利益 1.6%減 218億円 イズミ<8273>が発表した2024年2月期第3四半期業績は、営業収益が前年同期比3.3%増の3448.19億円、営業利益は同1.6%減の218.36億円だった。小売周辺事業では、新型コロナウイルス感染症の「5類感染症」への移行に伴い、小売事業の販売が好調に推移したことから関連する業務の取扱高・販売高が伸長した。金融事業においては、電子マネー「ゆめか」及びクレジットカードのグループ小売事業店舗、外部加盟店での取扱高が拡大した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(33763.18、+385.76) ・ナスダック総合指数は上昇(14857.71、+13.94) ・1ドル=144.40-50円 ・シカゴ日経先物は上昇(33885、大阪比+125) ・SOX指数は上昇(4064.65、+2.18) ・VIX指数は低下(12.76、-0.32) ・米原油先物は上昇(72.24、+1.47) ・米国のインフレ沈静化観測 ・積水化学<4204>「ペロブスカイト太陽電池」耐久20年実現へ、来年事業化 ・栗本鐵工所<5602>溶解炉にバイオ燃料、30年度めどCO2排出半減 ・三菱UFJ<8306>三菱UFJ信託、新興投資枠を拡充、上限額、数百億円に ・ホンダ<7267>ソニー・ホンダ、MSとEV向けシステム、生成AI活用 ・三菱電機<6503>北弘電社を完全子会社化、株式交換で破綻回避 ・エーザイ<4523>中国で認知症薬の承認取得、来年度発売へ ・旭化成<3407>カナダ新興とミリ波レーダーセンシングで協業 ・伊藤忠<8001>グループ会社のCTC、欧米テック系ファンドにLP出資 ・塩野義<4507>デジタル治療基盤構築、NTTデータと連携 ・JFEHD<5411>JFEエンジ、JR東と使用済みプラリサイクルの新会社設立 ・IHI<7013>マレーシア社とアンモニア専焼商用発電、26年度運転開始 ・NTT<9432>100社超からLLM引き合い、業界特性に個別対応 ・ソニーG<6758>米CES、日本勢が最新技術、XRで3Dモデル制作 ・デクセリアルズ<4980>レスターHDと協業、アジアで販売体制構築 ・ユニチカ<3103>高バリアーフィルム増産、食品向け3割拡大 ・リンテック<7966>封かんテープに宛名印字、ラベル・剥離紙を削減 ・豊田通商<8015>グループのユーラスエナジー、日本最大陸上風力、北海道で一部稼働 ・KHネオケム<4189>千葉工場にCO2回収装置新設 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 11月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+1.5%、10月:+1.5%) <海外> ・09:30 豪・11月消費者物価指数(前年比予想:+4.4%、10月:+4.9%) 《ST》
関連銘柄 25件
3103 東証プライム
212
5/2 15:00
+5(2.42%)
時価総額 12,243百万円
旧大手紡績。現在は繊維からフィルム・樹脂にシフト。食品包装や半導体分野向けナイロンフィルム・ポリエステルフィルム、自動車やスマホ向け高機能樹脂などを展開。販売数量減少もあり、24.3期3Q累計は足踏み。 記:2024/02/08
3236 東証スタンダード
199
5/2 15:00
+3(1.53%)
時価総額 6,994百万円
首都圏で単身世帯向け分譲マンションや小型賃貸マンションを展開。中古ビル再生販売も手掛け、販売用不動産の取得を推進。大型プロジェクトで前倒しでの売却が見込まれていることもあり、24.5期中間期は増収増益。 記:2024/01/28
3407 東証プライム
1,101
5/2 15:00
-4.5(-0.41%)
時価総額 1,534,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
4189 東証プライム
2,376
5/2 15:00
+1(0.04%)
時価総額 88,266百万円
機能化学品メーカー。エアコン向け冷凍機油原料に強み。化粧品原料や半導体フォトレジスト原料なども。24.12期は冷凍機油原料の拡販を想定。海外向け化粧品原料や半導体関連も回復の見通し。増収・利益反発を計画。 記:2024/02/07
4204 東証プライム
2,229.5
5/2 15:00
-44(-1.94%)
時価総額 1,033,389百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
4206 東証プライム
3,460
5/2 15:00
+10(0.29%)
時価総額 233,865百万円
建装資材はメラミン化粧板や不燃化粧板に強み。化成品はM&Aで海外接着剤が柱に。24.3期3Q累計は海外接着剤市況が軟化。だが国内でメラミン化粧板や内外装仕上塗材などが堅調で増益に。通期最高益・増配を計画。 記:2024/03/13
4507 東証プライム
7,344
5/2 15:00
-45(-0.61%)
時価総額 2,288,288百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4523 東証プライム
6,545
5/2 15:00
-4(-0.06%)
時価総額 1,941,031百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4980 東証プライム
5,778
5/2 15:00
-46(-0.79%)
時価総額 372,843百万円
機能性材料メーカー。前身はソニーケミカル。ディスプレイ向け異方性誘導膜、光学弾性樹脂で世界トップシェア。24.3期3Q累計は電子材料部品が増益。為替相場の円安推移などにより、通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/13
5411 東証プライム
2,345
5/2 15:00
+20.5(0.88%)
時価総額 1,440,857百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
5602 東証プライム
4,375
5/2 15:00
-20(-0.46%)
時価総額 57,304百万円
鋳鉄管メーカー。上下水道に使うダクタイル鋳鉄管で国内2位。産業機械や建設資材も展開。石炭由来のコークスを植物由来のバイオコークスへ燃料転換する取り組みを推進。バルブ部門の大型案件増加で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/09
6044 東証スタンダード
1,299
5/2 15:00
-2(-0.15%)
時価総額 7,720百万円
空調機器や電気、厨房、給排水衛生設備の設備メンテナンスを展開。メンテナンスのアウトソーシング等も。省エネ工事は増加傾向。大口の空調設備改善工事等が売上貢献。営業外収益増。24.5期2Qは大幅増収増益。 記:2024/01/28
6496 東証スタンダード
3,880
5/2 15:00
-120(-3%)
時価総額 14,872百万円
船用・発電設備用の自動調整バルブやバタフライバルブを製造・販売。バルブ遠隔操作装置も。24.5期上期は修理・部品が堅調で計画を上回る営業増益に。受注も前上期比14%増と好調。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6503 東証プライム
2,836
5/2 15:00
-14(-0.49%)
時価総額 6,089,465百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6758 東証プライム
13,060
5/2 15:00
-40(-0.31%)
時価総額 16,469,731百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7013 東証プライム
3,793
5/2 15:00
+42(1.12%)
時価総額 586,701百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7267 東証プライム
1,783
5/2 15:00
-4.5(-0.25%)
時価総額 9,689,330百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7520 東証プライム
2,344
5/2 15:00
-6(-0.26%)
時価総額 27,305百万円
スーパーマーケットチェーン。関東や福島県で食品スーパー「エコス」、「たいらや」、「マスダ」等を運営。グループ店舗数は131店舗。商品調達コストの見直し等で24.2期3Qは2桁増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/28
7966 東証プライム
3,130
5/2 15:00
+5(0.16%)
時価総額 240,037百万円
粘着製品メーカー。粘着紙や粘着フィルム、包装テープ、化粧フィルム等を製造、販売する。自動車や半導体、液晶関連素材製品を提供する。今期3Q累計は産業工材は堅調も、電子・光学関連製品を中心に足踏みとなった。 記:2024/03/31
8001 東証プライム
7,331
5/2 15:00
+200(2.8%)
時価総額 11,618,829百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8015 東証プライム
10,025
5/2 15:00
+237(2.42%)
時価総額 3,549,421百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(0.2%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8273 東証プライム
3,559
5/2 15:00
-42(-1.17%)
時価総額 255,056百万円
山陽地方地盤の総合スーパー。中国、四国、九州地方で大型SC「ゆめタウン」、食品スーパー「ゆめマート」を運営。アダストリアと業務提携。人流回復等により、小売事業は売上堅調。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/28
1,554
5/2 15:00
-9.5(-0.61%)
時価総額 20,640,220百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
9432 東証プライム
170.4
5/2 15:00
-0.1(-0.06%)
時価総額 15,429,773百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14