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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導でバブル後の戻り高値更新へ~

2024/1/9 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導でバブル後の戻り高値更新へ~ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク主導でバブル後の戻り高値更新へ ■アオキスーパー、24/2上方修正、MBOを実施 1株3800円でTOB ■前場の注目材料:NTT、NTTコム、超低遅延で県間通信、年内めど専用線サービス ■ハイテク主導でバブル後の戻り高値更新へ 9日の日本株市場は、買い優勢の相場展開となろう。8日の米国市場は、NYダウが216ドル高、ナスダックは319ポイント高だった。ボーイングの急落が重荷となったが、米長期金利の低下を受けてハイテク株が上げ幅を広げており、相場をけん引する格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比570円高の33890円、円相場は1ドル144円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物は昨年11月20日に付けた33770円を突破してくることから、先物主導でショートカバーの動きが強まりそうである。また、米国市場ではエヌビディアが6%を超える上昇で最高値を更新したほか、下落が続いていたアップルは6日ぶりの反発となった。ナスダックは2%を超える上昇となったほか、SOX指数の上昇率が3%を超えるなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均を押し上げる展開になりそうだ。 日経平均はバブル後の高値を捉えてくる展開が見込まれるなか、昨年末辺りから利食いに押されていたハイテク株が買い戻されることで、先高期待が高まることになりそうだ。インデックスに絡んだ商いが中心になりそうだが、米ハイテク株高を受けて、中小型株への支援材料になるだろう。また、エヌビディアはAI関連の半導体を開発したとの発表が材料視されたほか、アップルは仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を融合させたゴーグル型デバイス、ビジョンプロのヘッドセットを2月に発売するとの発表が材料視されていた。 そのため、ハイテク株への物色のほか、AIやVR/ARなどテーマ性のある中小型株への物色が強まる可能性もありそうだ。グロース250指数は相対的に出遅れていることもあり、25日、75日線が支持線として意識されるなか、736辺りで推移している200日線を意識したトレンド形成となれば、個人投資家のセンチメントを大きく改善させそうだ。 ■アオキスーパー、24/2上方修正、MBOを実施 1株3800円でTOB アオキスーパー<9977>は2024年2月期業績予想の修正を発表、営業利益を13.30億円から18.37億円に上方修正した。適時適切に販売価格の改定を実施したことに加え、食品ロスに対する意識が高まり、値引きロスや廃棄ロスを削減できた。また、MBO(経営陣が参加する買収)を実施すると発表しており、1株あたり3800円でTOB(株式公開買い付け)を実施する。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(33377.42、+89.13) ・NYダウは上昇(37683.01、+216.90) ・ナスダック総合指数は上昇(14843.77、+319.70) ・シカゴ日経先物は上昇(33890、大阪比+570) ・SOX指数は上昇(4062.48、+128.99) ・VIX指数は低下(13.08、-0.27) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・NTT<9432>NTTコム、超低遅延で県間通信、年内めど専用線サービス ・セイコーG<8050>セイコーSOL、コンピューターサイエンスを買収 ・住友化学<4005>稲畑産業の株一部売却、財務体質を強化 ・丸紅<8002>熊本・路面電車で顔認証決済を実証 ・トヨタ紡織<3116>イノベ加速、CVC通じ風土醸成 ・住友理工<5191>電池サプライチェーン協議会に加入、関連部材の開発を加速 ・プロシップ<3763>大手電力の固定資産管理ソフト、電気事業会計に対応 ・スカパーJSATHD<9412>NTTなどと国内でHAPS実証、携帯端末に直接通信 ・東京ガス<9531>東京ガスネットワーク、供給先全戸を遠隔検針、メーターに無線機能 ・リンテック<7966>薄膜ラベル開発、直接印刷並み透明感 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 12月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.5%) ・08:30 11月家計支出(前年比予想:-2.3%、10月:-2.5%) <海外> ・09:30 豪・11月小売売上高(前月比予想:+1.2%、10月:-0.2%) 《ST》
関連銘柄 11件
3116 東証プライム
2,304
4/26 15:00
-115(-4.75%)
時価総額 432,382百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
3763 東証プライム
1,375
4/26 15:00
+2(0.15%)
時価総額 21,356百万円
ソフトウエア開発会社。固定資産管理ソリューションに強み。リース資産管理や建設仮勘定などのパッケージを提供。パッケージソリューション事業は増収確保。24.3期3Qは小幅増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/03/04
4005 東証プライム
354.3
4/26 15:00
+2.1(0.6%)
時価総額 586,671百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
5191 東証プライム
1,279
4/26 15:00
-42(-3.18%)
時価総額 133,071百万円
自動車用の防振ゴムやホース、制遮音品・内装品を製造・販売。プリンタ部品や産業用ホースも。住友電気工業の連結子会社。自動車用品は販売数量の増加や生産効率化などで堅調。24.3期3Q累計は最終黒字転換。 記:2024/02/04
7966 東証プライム
3,085
4/26 15:00
+35(1.15%)
時価総額 236,586百万円
粘着製品メーカー。粘着紙や粘着フィルム、包装テープ、化粧フィルム等を製造、販売する。自動車や半導体、液晶関連素材製品を提供する。今期3Q累計は産業工材は堅調も、電子・光学関連製品を中心に足踏みとなった。 記:2024/03/31
8002 東証プライム
2,706
4/26 15:00
+35.5(1.33%)
時価総額 4,649,482百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8050 東証プライム
4,040
4/26 15:00
+80(2.02%)
時価総額 167,272百万円
世界的時計メーカー。電子デバイスやシステムソリューションなども手掛ける。国内はグランドセイコーなどのグローバルブランドが好調。システムソリューション事業は堅調。増収効果などで24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/13
940
4/26 15:00
+11(1.18%)
時価総額 279,560百万円
衛星を用いた有料多チャンネルプラットフォームを展開。アジア随一、世界有数の通信衛星保有企業。大手通信会社等が主要顧客。FTTH事業収入は増加。契約世帯数の増加等が寄与。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/23
9432 東証プライム
168.2
4/26 15:00
-1.2(-0.71%)
時価総額 15,230,563百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9531 東証プライム
3,589
4/26 15:00
-67(-1.83%)
時価総額 1,560,766百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07
9977 東証スタンダード
3,790
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 23,688百万円
食品スーパーチェーン。愛知県を地盤に、食品や日用雑貨等を扱う「アオキスーパー」を展開する。ショッピングセンターも手掛ける。今期3Q累計は価格改定や食品ロス削減等に施策が奏功、利益が大幅黒字転換した。 記:2024/02/01