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前場に注目すべき3つのポイント~ギャップスタートも買いを入れやすいタイミングに~

2023/12/21 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~ギャップスタートも買いを入れやすいタイミングに~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ギャップスタートも買いを入れやすいタイミングに ■岡野バル、23/11上方修正 営業利益 8.12億円←3.37億円 ■前場の注目材料:IHI、ロシア撤退、現地投資家に合弁株売却 ■ギャップスタートも買いを入れやすいタイミングに 21日の日本株市場は、米株安の流れを受けたギャップスタート後の底堅さを見極める展開になりそうだ。20日の米国市場はNYダウが475ドル安、ナスダックは225ポイント安だった。過熱感が強まるなか、利食い優勢の展開となった。12月の消費者信頼感指数や11月の中古住宅販売件数が予想を上回ったことが好感される場面もみられたが、フェデックスの低調な決算を受けた景気減速懸念から再び下落。さらに、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海での度重なる船舶攻撃への対処で、米国が軍事行動を検討しているとの報道を受けた地政学的リスクが警戒された。シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、大阪比550円安の33050円。円相場は1ドル143円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで33500円辺りでの底堅い値動きを見せていたが、終盤にかけて大きく崩れる格好となり、安値で終えていた。ただし、日経平均は昨日のマドを空けての大幅上昇で11月20日に付けたバブル後の高値に接近してきたこともあり、いったんは利益確定の売りが入りやすい水準であろう。マドを埋める形での調整から25日線辺りでの底堅さがみられるようだと、過熱感も和らぐことで、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。 そのため、利食いが強まる可能性はあるものの、押し目待ち狙いの投資家においては、買いを入れやすいタイミングになると考えられ、底堅さを見極めたいところである。25日線が支持線として機能するようだと、年末高を意識したトレンド形成が期待されてくる。また、来年から始まる新NISAの口座開設が順調に伸びているようであり、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。 物色の流れとしては米株安の流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株などは手掛けづらくさせそうだが、米マイクロンテクノロジーは取引終了後に発表した決算が予想を上回り、時間外で大きく上昇している。そのため、ハイテク株の押し目狙いのほか、地政学リスクが強まるなか、資源株のほか海運株などへの資金流入も意識されそうである。また、外部リスクを避ける狙いから、直近IPOなど中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きも活発になろう。 ■岡野バル、23/11上方修正 営業利益 8.12億円←3.37億円 岡野バル<6492>は2023年11月期業績予想の修正を発表。売上高は73.12億円から74.07億円、営業利益を3.37億円から8.12億円に上方修正した。売上高については、納期変更等の影響に伴い製品・部品等の売上構成に変動はあったものの、予想通りに着地する見込み。一方、利益面においては、短納期かつ採算性の高い取替部品の販売が増加したことや、メンテナンス部門において年間を通じて高稼働率を維持できたことなどから、当初の予想値から大幅な増益となる見込みとなった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(33675.94、+456.55) ・米原油先物は上昇(74.22、+0.28) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・トヨタ自<7203>ダイハツ、試験不正拡大で全車種出荷停止、OEM供給も影響 ・IHI<7013>ロシア撤退、現地投資家に合弁株売却 ・ルネサス<6723>大分工場に半導体パッケージング開発拠点の一部移転 ・大東建託<1878>カナダに現法設立、建築用木材を安定調達 ・中部電力<9502>東邦ガスとカルテルで公取委から課徴金命令 ・南海電鉄<9044>グループ会社の泉北高速鉄道と、25年度に経営統合 ・AeroEdge<7409>積層造形の鉄道部品供給、JR九州と取引契約 ・ホンダ<7267>2輪クラッチ自動制御、来年にも技術搭載 ・IDEC<6652>インドで攻勢、制御機器工場新設、M&A視野 ・東京計器<7721>東大発新興と、小型衛星推進機の量産で協業 ・横河電機<6841>生成AIを全社に導入、販売プロセス自動化 ・島津製作所<7701>子会社の新棟開所、医用機器を塗装 ・ISID<4812>シンクタンク進出体制確立、2本部新設 ・シチズン<7762>ニューヨーク5番街に旗艦店、複数ブランド商品展示 ・菊水HD<6912>菊水電子工業、最大電圧1500ボルト対応の大容量直流電源を発売 ・朝日ラバー<5162>医療用ゴム生産1.5倍、福島の工場増築 ・神戸製鋼所<5406>神鋼環境ソリューション、水熱炭化設備の実証開始 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 18件
1878 東証プライム
16,915
4/26 15:00
+10(0.06%)
時価総額 1,165,765百万円
土地所有者に賃貸住宅を提案。企画から建築、仲介、管理までを一貫展開。一括借上の賃貸経営受託に強み。24.3期3Q累計は一括借上の入居率が低下。だが建設工事の完工・受注が増えて増収増益に。配当性向5割目安。 記:2024/02/08
4812 東証プライム
5,040
4/26 15:00
+40(0.8%)
時価総額 328,517百万円
電通系ITソリューション。金融・自動車向けの製品ライフサイクルや、基幹システム、人事管理システムを展開。ドローンや空飛ぶクルマの社会実装に向け技術提供を推進。全セグメント好調で、23.12期は増収増益。 記:2024/03/29
5162 東証スタンダード
551
4/26 15:00
-3(-0.54%)
時価総額 2,545百万円
工業用や医療・衛生用のゴム製品を製造・販売。自動車内装照明向けゴムや卓球ラケット用ラバーに強み。24.3期3Q累計は医療・衛生用の拡大で工業用の苦戦を補えず。26年4月稼働を目標に第二福島工場を増築予定。 記:2024/04/12
5406 東証プライム
1,900
4/26 15:00
+20(1.06%)
時価総額 753,057百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
6492 東証スタンダード
4,810
4/26 15:00
+60(1.26%)
時価総額 8,624百万円
バルブ専業。高温高圧バルブのトップメーカー。原子力や火力発電所向けが主力。国内外に1000基以上納入実績。原子力発電用の弁・部品は販売堅調。ゼロエミッション発電用も伸びる。23.11期通期は大幅増益。 記:2024/02/03
6652 東証プライム
2,731
4/26 15:00
+44(1.64%)
時価総額 90,735百万円
FA制御機器総合メーカー。制御用操作スイッチで国内トップシェア。再生可能エネルギー事業、次世代農業ソリューション等も。電子部品の納期改善で、24.3期3Qはオートメーション&センシング事業が増収確保。 記:2024/04/16
2,539.5
4/26 15:00
+5.5(0.22%)
時価総額 4,968,349百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6841 東証プライム
3,444
4/26 15:00
+33(0.97%)
時価総額 925,144百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
6912 東証スタンダード
1,287
4/26 15:00
+9(0.7%)
時価総額 12,741百万円
電子計測器、電源機器の専業メーカー。修理・校正サービス等も手掛ける。衛星システム評価⽤電源装置等に注力。電源機器群は増収。交流電源は車載関連市場向けなどで好調。売上原価減少。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/14
7013 東証プライム
3,564
4/26 15:00
+25(0.71%)
時価総額 551,280百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(0.37%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,750.5
4/26 15:00
+4.5(0.26%)
時価総額 9,512,716百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7409 東証グロース
3,010
4/26 15:00
-30(-0.99%)
時価総額 11,143百万円
チタンアルミ製の低圧タービンブレードの航空機エンジン部品が主力。主要販売先は仏SAFRAN社。チタンアルミブレード販売数量は小幅増。新規開発受託案件の一部売上計上も寄与し、24.6期2Qは売上堅調。 記:2024/04/16
7701 東証プライム
4,223
4/26 15:00
+46(1.1%)
時価総額 1,250,304百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7721 東証プライム
2,489
4/26 15:00
+1(0.04%)
時価総額 42,502百万円
計測・認識制御機器の総合メーカー。ジャイロコンパス、オートパイロットで世界トップシェア。油空圧機器、防衛・通信機器等も。船舶港湾機器事業は大幅増益。欧米は在来船向け機器が売上増。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/17
7762 東証プライム
1,034
4/26 15:00
+13(1.27%)
時価総額 254,364百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。インバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。固定費削減等により、デバイス事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
9044 東証プライム
2,958.5
4/26 15:00
+15.5(0.53%)
時価総額 335,500百万円
私鉄大手。大阪府南部から和歌山県が地盤。不動産、流通、レジャー・サービス、建設も手掛け、関西国際空港と大阪中心部を結ぶ空港線旅客輸送に強み。コロナ禍から鉄道やバスが回復し、24.3期3Q累計は各利益急伸。 記:2024/02/04
9502 東証プライム
1,954.5
4/26 15:00
-27(-1.36%)
時価総額 1,481,511百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07