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前場に注目すべき3つのポイント~年末高が意識されやすく中小型株の出遅れ修正~

2023/11/24 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~年末高が意識されやすく中小型株の出遅れ修正~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■年末高が意識されやすく中小型株の出遅れ修正 ■ダイワボHD、24/3下方修正 純利益 71億円←204億円 ■前場の注目材料:DMG森精機、0.1ナノ半導体対応の切削液、工作機械と一括提供 ■年末高が意識されやすく中小型株の出遅れ修正 24日の日本株市場は、買い一巡後はこう着の強い相場展開が見込まれる。22日の米国市場はNYダウが184ドル高、ナスダックは65ポイント高だった。米感謝祭前後から始まる年末商戦での強い消費行動への期待から買い優勢の展開。雇用関連指標や消費者信頼感指数が予想を上回り底堅い景気への期待が一段と強まった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比330円高の33770円。円相場は1ドル149円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。マイクロソフトは、チャットGPTを開発したオープンAIが、共同創業者のアルトマン氏と最高経営責任者(CEO)復職で大筋合意したとの報道を受け、関係強化への期待から上昇し、NYダウを押し上げる格好となった。アップルやアマゾン・ドット・コム、アルファベットなど大手テック株が買われており、日経平均の押し上げ要因になりそうだ。 日経平均は20日に付けた33853.46円が意識されやすく、同水準では利益確定の動きも入りやすい一方で、売り方の買い戻す動きが強まりやすいことから、強弱感が対立しやすいだろう。週末要因から商いは膨らみづらく、買い一巡後は次第にこう着感が強まることになりそうだ。ただし、楽観視は禁物ながら、米国での年末商戦への期待が強く、年末高が意識されやすい。押し目待ち狙いの買い方においてもエントリータイミングを引き上げてくる可能性もある。 テクニカル面では、足もとでの高値もち合いからボリンジャーバンドの+1σに接近し、22日は同水準からのリバウンドとなっていた。+2σは34080円辺りまで上昇しているため、節目の34000円を捉えてきたとしても過熱感は警戒されないだろう。そのため、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。また、日経平均が年初来高値更新を意識したトレンド形成のなか、相対的に出遅れている中小型株を見直す動きが強まりやすいだろう。 ■ダイワボHD、24/3下方修正 純利益 71億円←204億円 ダイワボHD<3107>は2024年3月期業績予想の修正を発表。純利益を204.2億円から71.0億円に下方修正した。連結子会社(特定子会社)である大和紡績の発行済株式の85.0%を、アスパラントグループの関連ファンドが発行済株式の全てを所有するアスパラントグループSPC11号に譲渡することを決議した。これにより、約170億円、個別決算において約130億円を特別損失を計上する見込みとなった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(33451.83、+97.69) ・1ドル=149.40-50円 ・大阪夜間取引の日経先物は上昇(33710、22日の大阪日中比+270) ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・DMG森精機<6141>0.1ナノ半導体対応の切削液、工作機械と一括提供 ・堀場製作所<6856>半導体製造向け異物検査装置を増産、本社工場拡張 ・丸山製作所<6316>2スト水素エンジンの安定運転に成功、小型作業機用 ・積水化<4204>米新工場を稼働、放熱材年140万リットル、EV向け需要増に対応 ・東海旅客鉄道<9022>台湾高鉄、新幹線で人材交流 ・第一三共<4568>IHHヘルスケアの子会社が買収妨害で提訴 ・デンソー<6902>メキシコ工場に投資、空調・ワイパー30%増産 ・ジェイテクト<6473>軽量・小型EPS開発、広州汽車のミニバンに供給 ・ISID<4812>ALVと、製造業支援で戦略的提携 ・NTN<6472>搬送速度3倍の部品供給装置を開発、エネ消費も低減 ・三菱重<7011>ドバイで空港内車両の運行・保守契約更新 ・富士通<6702>米医療系新興にライセンス供与、時系列データ解析AI技術 ・コーセル<6905>電力変換効率5%向上、AC-DC電源の新製品3種投入 ・UBE<4208>UBEマシナリー、廃プラ再資源化で2社と業務提携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月全国消費者物価コア指数(前年比予想:+3.0%、9月:+2.8%) <海外> ・特になし 《ST》
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ITインフラ流通、繊維、産業機械を展開。パソコン卸売で首位。世界1300メーカーから220万の商品やサービスを提供。傘下にダイワボウ情報システムや大和紡績など。企業・官公庁の受注獲得で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
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高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
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時価総額 310,954百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
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4812 東証プライム
5,270
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電通系ITソリューション。金融・自動車向けの製品ライフサイクルや、基幹システム、人事管理システムを展開。ドローンや空飛ぶクルマの社会実装に向け技術提供を推進。全セグメント好調で、23.12期は増収増益。 記:2024/03/29
6141 東証プライム
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日系4大工作機械メーカーの一角。NC旋盤・マシニングセンタでトップ級で、高生産性旋盤に定評。グローバル展開積極化。工作機械受注に占める自動化案件比率は37%。コスト構造改善効果で、23.12期は増収増益。 記:2024/02/22
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防除機などの農林業用機械を製造・販売。工業用機械や消防機械も。24.9期は農林業用機械や工業用機械の増販を想定。値上げ効果も出る見込み。営業最高益・増配を計画。中計では27.9期に営業益28億円を目指す。 記:2024/01/18
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時価総額 162,561百万円
大手ベアリングメーカー。自動車向けのハブベアリングやドライブシャフトで世界シェアトップクラス。アフターマーケット向けにも強み。「H3ロケット」試験機2号機に軸受を供給。半導体不足解消し3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/22
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-20.5(-1.72%)
時価総額 401,816百万円
軸受大手3社の一角。電動パワーステアリングで世界トップシェア。駆動系部品や工作機械、電子制御機器なども展開。安全運転ステアリング制御システムなど新製品開発に意欲。中国以外の販売増加で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
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国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6856 東証プライム
13,690
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-45(-0.33%)
時価総額 582,277百万円
大手分析機器メーカー。自動車向けの排ガス測定装置やテストシステム、環境計測器、医療診断計測器、半導体計測器等を提供する。エンジン計測器で世界シェアトップ。23年12月期は自動車セグメントを中心に増加した。 記:2024/03/10
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2,632.5
5/17 15:00
+2(0.08%)
時価総額 8,297,061百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6905 東証プライム
1,426
5/17 15:00
-24(-1.66%)
時価総額 50,925百万円
スイッチング電源標準品で国内トップクラス。ノイズフィルタも。18年に北欧の同業を買収。24.3期3Q累計は受注残解消に向けた増産対応を継続。人件費増や経費増をこなして大幅増収増益に。配当性向は35%目安。 記:2024/04/09
7011 東証プライム
1,370.5
5/17 15:00
+24.5(1.82%)
時価総額 4,623,585百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
9022 東証プライム
3,466
5/17 15:00
+27(0.79%)
時価総額 3,569,980百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。流通、不動産も。輸送実績では東海道新幹線が2桁増。在来線も増加。流通業は堅調。営業費の増加などをこなし、24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/04