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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開か~

2023/11/8 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開か~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開か ■任天堂、24/3上方修正 営業利益5000億円←4500億円 ■前場の注目材料:京セラ、電動工具をベトナム生産、中国から一部移管 ■買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開か 8日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開になりそうだ。7日の米国市場はNYダウが56ドル高、ナスダックは121ポイント高だった。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁など、米連邦準備制度理事会(FRB)高官がインフレを目標値に戻すことが最優先課題で、必要とあれば利上げを実施する姿勢を維持したほか、利下げを否定したため警戒感から売られる場面も見られた。しかし、良好な主要企業の決算を受けた買いのほか、原油価格の下落や長期金利が低下したことが下支えとなり上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、日中大阪比210円高の32480円。円相場は1ドル150円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。昨日の日経平均は急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるなか、香港ハンセン指数の下落などが重荷となり、400円超の下落となった。ただし、直近4営業日で2000円超上昇したこともあり、調整幅もそれなりに大きくなりやすいところであり、過熱を冷ますうえでは理想的な調整であろう。支持線に変わった75日線に接近してきたことから、同水準からのリバウンドが意識されそうだ。 また、日経225先物はナイトセッションで一時32200円まで下げる場面も見られたが、ボリンジャーバンドの+1σ水準からのリバウンドを見せている。週末にオプションSQを控えていることから積極的な売買は手控えられる可能性はあるものの、ヘッジ対応に絡んだショートカバーなどは入りやすい需給状況と考えられる。下値の堅さが意識されやすいなか、押し目待ち狙いの買いが入りやすいだろう。 もっとも、買い一巡後はこう着感が強まりやすいと考えられ、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせやすい。また、原油相場の下落影響からエネルギー株は手掛けづらく、米長期金利の低下を受けてハイテク株などに資金がシフトしそうだ。そのほか、グロース250指数は小幅ながらもリバウンドを見せてきている。相対的に出遅れ感のある中小型株の一角には修正リバウンドを想定した個人主体の資金が向かいやすいとみておきたい。 なお、決算に絡んだところではGSユアサ<6674>、DNC<4246>、大阪チタ<5726>、タスキ<2987>、シミックHD<2309>、任天堂<7974>、ニップン<2001>、スズキ<7269>、アズビル<6845>、マツダ<7261>などが注目される。 ■任天堂、24/3上方修正 営業利益5000億円←4500億円 任天堂<7974>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆4500億円から1兆5800億円、営業利益を4500憶円から5000億円に上方修正した。ゲーム機「ニンテンドースイッチ」やソフトウエアの足元の販売状況を反映して通期見通しを引き上げたうえ、外国為替市場での円安が寄与する見通し。また、年間配当を147円から181円に増額修正した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34152.60、+56.74) ・ナスダック総合指数は上昇(13639.86、+121.08) ・1ドル=150.30-40円 ・シカゴ日経先物は上昇(32480、+210) ・SOX指数は上昇(3471.46、+26.57) ・VIX指数は下落(14.81、-0.08) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・京セラ<6971>電動工具をベトナム生産、中国から一部移管 ・キヤノン<7751>東大と、個別医療の社会実装推進で連携 ・日立<6501>日立ハイテク、茨城にヘルスケア分野の新工場、25年1月稼働 ・ソフトバンクG<9984>出資する米ウィーワークが破産申請、資金繰り悪化 ・東京ガス<9531>ベルギー社と合成メタンの供給網構築で連携 ・ローム<6963>出光系の工場取得、SiCパワー半導体拠点に ・三井物産<8031>ペルー銅鉱山市場で攻勢、コマツ系機械販売買収 ・三井物産<8031>仏・電池サービスに出資、リユース・回収推進 ・NTT<9432>米・自動運転新興に出資、国内独占販売権を獲得 ・タダノ<6395>フル電動RT投入、公道走行・クレーン作業両立 ・三菱ロジスネクスト<7105>米でバッテリー式フォーク新棟 ・千代化建<6366>クレハからPVDF設備のEPC受注 ・石油資源開発<1662>英領北海シーガル鉱区で原油・天然ガス生産 ・関西電力<9503>スカイドライブと空飛ぶクルマの充電インフラ設備、年度内に設置 ・クニミネ工業<5388>塗料に高いガス遮蔽性、産総研東北センターと開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 24件
1662 東証プライム
6,630
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 378,938百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。増収効果や販管費の減少により、24.3期3Qは営業増益。 記:2024/04/09
2001 東証プライム
2,432
5/2 15:00
+19(0.79%)
時価総額 191,700百万円
製粉国内2位。業務用を軸に家庭用も。冷食はパスタに強み。24.3期3Q累計は業務用商品や家庭用冷食が堅調。値上げも進展。通期計画を修正し、最高業績の見通しに。増配予定。新製粉工場は26年2月稼働を目指す。 記:2024/03/11
2,644
3/27 15:00
+12(0.46%)
時価総額 50,035百万円
医薬品開発支援(CRO)が柱。医薬品営業支援も。MBO発表し、今年1月にTOBが成立。同社株は3月28日付で上場廃止に。24.9期1Qは医薬品受託製造子会社の連結除外影響やコロナ関連需要剥落などで足踏み。 記:2024/02/08
2987 東証グロース
1,429
3/27 15:00
+28(2%)
時価総額 19,704百万円
不動産サービス会社。東京23区で新築投資用IoTマンションを開発。不動産投資型クラウドファンディングや中小企業向け不動産融資サービスも手掛け、仕入情報管理のDX支援も展開。リファイニング好調で1Qは増収。 記:2024/02/06
4246 東証プライム
721
5/2 15:00
-2(-0.28%)
時価総額 53,279百万円
プラスチック部品メーカー。バンパーやバックドアなど自動車樹脂部品に加え、バスユニット部材などの住宅設備機器も。日本は堅調。主要顧客の生産台数増やOEM各社への販売増が寄与。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
5388 東証スタンダード
1,140
5/2 15:00
-7(-0.61%)
時価総額 16,473百万円
ベントナイト最大手。鋳物用・土木用ベントナイト、ペット用トイレ砂などを展開。ベントナイト事業は収益伸長。素形材分野は価格改定が奏功。ペット分野はPB品が需要増。売上原価は減少。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/02/26
2,515
5/2 15:00
+53(2.15%)
時価総額 92,552百万円
航空機用スポンジチタンで世界首位。高純度チタンも。日本製鉄、神戸鋼が大株主。高機能材料事業は苦戦だが、チタン事業は輸出スポンジチタン中心に大幅増収。24.3期3Qは大幅増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/07
6366 東証スタンダード
428
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 111,419百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG、石油、医薬、環境関連のプラント建設や社会インフラ設計などを展開。LNGプラントで競争力を発揮。トヨタと大規模水電解システムを開発。遂行中案件進捗し3Q累計は増収増益。 記:2024/02/22
6395 東証プライム
1,222.5
5/2 15:00
-17(-1.37%)
時価総額 158,314百万円
建設用クレーン国内最大手。高所作業車、車両搭載型クレーンも国内首位。石油プラント向けなどエネルギー分野で実績。海外売上高比率は6割超。23.12期通期業績は計画超過。24.12期は増収増益を見込む。 記:2024/04/09
6501 東証プライム
14,455
5/2 15:00
-35(-0.24%)
時価総額 14,000,708百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
2,961.5
5/2 15:00
-1.5(-0.05%)
時価総額 283,768百万円
自動車用鉛電池で世界大手。車載用Li電池や産業電池電源も。国内は新車用電池の販売数量が増加。産業電池電源では蓄電用リチウムイオン電池は販売が増加。24.3期3Q累計は大幅増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/03/05
6845 東証プライム
4,460
5/2 15:00
+65(1.48%)
時価総額 640,906百万円
計測制御機器大手。ビル空調自動化や工場省エネ化に強み。ガス機器や水道機器、医薬品製造向けソリューション等も。ビルディングオートメーション事業は収益好調。既設建物向け分野等が堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16
6963 東証プライム
2,246
5/2 15:00
-59.5(-2.58%)
時価総額 925,352百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
6971 東証プライム
1,899.5
5/2 15:00
-8.5(-0.45%)
時価総額 2,869,145百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7105 東証スタンダード
1,521
5/2 15:00
+15(1%)
時価総額 162,227百万円
大手フォークリフトメーカー。三菱重工業の子会社。コンテナキャリアやトランスファークレーン、搬送用ロボット等も。価格の適正化等により、国内事業は黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/14
7261 東証プライム
1,730
5/2 15:00
-58(-3.24%)
時価総額 1,093,021百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
7269 東証プライム
1,806
5/2 15:00
-11.5(-0.63%)
時価総額 3,548,042百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7751 東証プライム
4,277
5/2 15:00
-13(-0.3%)
時価総額 5,704,504百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
7974 東証プライム
7,575
5/2 15:00
-62(-0.81%)
時価総額 9,837,577百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8031 東証プライム
7,681
5/2 15:00
+123(1.63%)
時価総額 12,231,739百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
9432 東証プライム
170.4
5/2 15:00
-0.1(-0.06%)
時価総額 15,429,773百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9503 東証プライム
2,510
5/2 15:00
+119(4.98%)
時価総額 2,356,220百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10
9531 東証プライム
3,565
5/2 15:00
-26(-0.72%)
時価総額 1,550,329百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(0.05%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10