マーケット
5/17 15:15
38,787.38
-132.88
40,003.59
+134.21
暗号資産
FISCO BTC Index
5/19 4:53:19
10,419,616
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均をけん引~

2023/9/12 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均をけん引~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ソフトバンクGが日経平均をけん引 ■トーホー、2Q営業利益 196.7%増 36.82億円 ■前場の注目材料:パナHD、特許検索システムを外部公開、知財10万件を連携・協業に活用 ■ソフトバンクGが日経平均をけん引 12日の日本株市場は、全体としてはこう着感の強い相場展開になりそうだが、底堅さは意識されそうである。11日の米国市場はNYダウが87ドル高、ナスダックは156ポイント高だった。イエレン米財務長官が週末のインタビューで、インフレが着実に鈍化しており、景気後退を回避する軌道にあると、楽観的な見解を示したことが安心感につながった。消費者物価指数(CPI)などの重要指標発表を控えた警戒感から一時伸び悩んだ局面もあったが、アップルなどハイテク株の一角が買われ、相場を支える格好となった。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比155円高の32435円。円相場は1ドル146円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになろう。日経225先物はナイトセッションで一時32220円まで売られる場面も見られたが、75日線水準が支持線として機能しており、その後の上昇により32450円まで買われ、高値で取引を終えていた。下値の堅さが意識されるなか、自律反発狙いの買いは入りやすいだろう。米アップルが小幅ながら続伸となったほか、マイクロソフトなど大手テックの一角が堅調。また、テスラがモルガンスタンレーの投資判断の引き上げを受けて10%を超える上昇を見せたことも材料視されやすいだろう。 ただし、積極的な売買は手控えられやすい状況であることから、短期的なトレードが中心になりそうだ。昨日は日銀の政策変更への思惑から金利が上昇し、これを受けて金融株が買われていた。一方で、円高に振れるなか、自動車株への売りが目立っていた。米国市場では米連邦準備理事会(FRB)により金融引き締め長期化への警戒が和らいだものの、国内では日銀の金融政策の修正が意識されやすく、神経質にさせてくる可能性はありそうだ。 なお、ソフトバンクG<9984>傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングスによる新規株式公開(IPO)への申し込みが早くも10倍を超えたと報じられている。公開価格の仮条件の引き上げも引き続き検討していると伝えられるなか、ソフトバンクGが日経平均をけん引する流れが意識されてきそうだ。 ■トーホー、2Q営業利益 196.7%増 36.82億円 トーホー<8142>が発表した2024年1月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比18.6%増の1190.28億円、営業利益は同196.7%増の36.82億円だった。新型コロナウイルス感染症による行動規制が出されていた反動があったことに加え、外食需要が順調に回復するなか、既存得意先の深耕や新規店の開拓を積極的に進めたことで売上高は増収となった。増収および収益構造改革による損益分岐点の引き下げ効果により、各段階利益は増加した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34663.72、+87.13) ・ナスダック総合指数は上昇(13917.89、+156.37) ・シカゴ日経先物は上昇(32435、大阪比+155) ・1ドル=146.50-60円 ・SOX指数は上昇(3569.23、+3.24) ・VIX指数は低下(13.80、-0.04) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・パナHD<6752>特許検索システムを外部公開、知財10万件を連携・協業に活用 ・酉島製作所<6363>50年ぶり鋳造工場刷新、ポンプ部品5割増 ・日立<6501>再生エネ電力を融通、グループ20拠点接続 ・住友商事<8053>太陽光発電の開発推進、米に再生エネ会社設立 ・ホンダ<7267>テスラの充電規格採用、北米向けEV、25年から ・アマダ<6113>板金曲げ加工機に大型7機種追加、加工プログラム作成容易に ・新明和<7224>アジアで搭乗橋シェア拡大へ、技能者不足の解消支援 ・酒井重<6358>ICタグで棚卸し時短、サービス部品在庫管理 ・ニデック<6594>印にモーター・駆動装置製造の新工場、80億円投入 ・日立<6501>東大とバイオアダプティブ材料開発にMI向けAI活用 ・中部電力<9502>JERA、発電所の運用効率向上・CO2削減、米マイクロソフトとシステム ・エア・ウォーター<4088>大阪・摂津にイノベーション拠点、ウェルネス関連開発 ・グンゼ<3002>複合ナイロンフィルム再利用へ、30年度までに異種分離導入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
3002 東証プライム
5,320
5/17 15:00
+30(0.57%)
時価総額 97,324百万円
大手繊維メーカー。衣料品や繊維資材のアパレルに加え、プラスチックや機能資材、医療材料、不動産、スポーツクラブの運営等を行う。紳士用肌着に強みを持つ。今期3Q累計はフィルムやメディカルが足踏みとなった。 記:2024/02/10
4088 東証プライム
2,241.5
5/17 15:00
+5.5(0.25%)
時価総額 514,996百万円
産業ガス大手。化学品、医療、LPガス、飲料、食品、物流などに多角化。高純度薬品や特殊ケミカル供給機器などは販売拡大。アグリ&フーズ部門は価格改定やM&A効果などで堅調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
6113 東証プライム
1,816
5/17 15:00
-19(-1.04%)
時価総額 652,153百万円
金属機械メーカー。板金機械は国内トップシェア。北米や欧州市場でもトップ級。切削・研削盤や精密溶接機、プレスマシンも手掛け、ファイバーレーザーの拡販にも注力。受注残消化し、3Q累計営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/09
6358 東証プライム
5,280
5/17 15:00
±0(0%)
時価総額 23,190百万円
大手道路建設機械メーカー。国内シェアは約7割。土木用ローラなどの締め固機械、散水車などの道路維持補修機械を展開。海外向け売上は2桁増。北米、インドネシア市場が堅調。増収効果等で24.3期3Qは収益好調。 記:2024/04/09
6363 東証プライム
3,230
5/17 15:00
+175(5.73%)
時価総額 94,032百万円
産業用ポンプ専業メーカー。国内向け火力発電用や中東向け海水淡水化設備用に実績。海水淡水化プラントは世界トップ。官公需は受注増。ハイテク部門は売上伸長。特別利益を計上。24.3期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/02/25
6501 東証プライム
14,445
5/17 15:00
+135(0.94%)
時価総額 13,991,023百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6594 東証プライム
7,327
5/17 15:00
+121(1.68%)
時価総額 4,368,973百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
1,324.5
5/17 15:00
+2(0.15%)
時価総額 3,250,398百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7224 東証プライム
1,321
5/17 15:00
+9(0.69%)
時価総額 92,470百万円
大手特装車メーカー。塵芥車やダンプトラックなど200機種超の車種をラインナップ。産機・環境システム等も事業領域。特装車部門は堅調。車体等の製造販売、保守・修理事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/10
7267 東証プライム
1,727
5/17 15:00
+18.5(1.08%)
時価総額 9,385,010百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8053 東証プライム
4,109
5/17 15:00
-22(-0.53%)
時価総額 5,142,709百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8142 東証プライム
3,150
5/17 15:00
-55(-1.72%)
時価総額 34,688百万円
業務用食材卸で国内最大。外食企業向けシステムや自社農園も事業領域。顧客が在庫を閲覧できるWeb受発注システムを開発。業務用食品卸売事業は収益好調。PB商品は販売拡大。24.1期3Q累計は大幅増益。 記:2024/01/28
9502 東証プライム
1,951.5
5/17 15:00
+25(1.3%)
時価総額 1,479,237百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(0.13%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10