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前場に注目すべき3つのポイント~バリュー株への押し目買い~

2023/9/8 8:34 FISCO
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~バリュー株への押し目買い~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■調整は想定内、バリュー株への押し目買い ■積水ハウス、2Q営業利益 14.7%減 1249億円 ■前場の注目材料:キヤノン、30年めど資源循環率を50%に引き上げ、複合機事業で ■バリュー株への押し目買い 8日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうである。7日の米国市場はNYダウが57ドル高、ナスダックは123ポイント安だった。中国政府による政府機関職員のアイフォン持ち込み禁止を警戒したアップルが大幅に続落となり、相場全体を押し下げる展開。週次失業保険申請件数が予想外に減少したことから、長期金利の先高観なども重荷となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比100円安の32670円。円相場は1ドル147円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになろう。アップルの下落影響のほか、中国政府による他のハイテク株への規制強化の動きが警戒されやすく、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷となりそうだ。9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が通過することから需給が軽くなるなか、戻りの鈍さが意識される局面においては、短期的に売り仕掛けてくる動きも警戒されそうである。 日経225先物(12月限)はナイトセッションで一時32570円まで売られる場面が見られた。中間配当分を考慮すると日経平均で32800円辺りとなる。日経平均のボリンジャーバンドでは+1σが32720円辺りに位置しており、短期的に売り仕掛けの動きがあったとしても、同水準での押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。+2σは33190円辺りに位置しているが、節目の33000円接近では戻り待ちの売り圧力が警戒されやすく、狭いレンジでのこう着になろう。 物色の流れとしては、ハイテク株は手掛けづらいものの、アップルの報道を受けて大きく売られている銘柄もあるため、ショートに傾いている銘柄などは短期的なリバウンド狙いが意識されやすい。また、昨日はSQを前にバリュー株などの持ち高調整の動きも見られていた。そのため、バリュー株への押し目買いにも向かわせやすいと考えられる。一方で、SQ通過後も商いが膨らみづらいなか、個人主体の中小型株については、積極的な売買は引き続き手控えられそうだ。 ■積水ハウス、2Q営業利益 14.7%減 1249億円 積水ハウス<1928>が発表した2024年1月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比2.7%増の1兆4624.43億円、営業利益は同14.7%減の1249.18億円だった。米国では、戸建住宅事業及びコミュニティ開発事業において、住宅ローン金利の急激な上昇に伴い受注残高が減少した影響を受けたが、高品質な新築住宅等へのニーズは高く受注は回復傾向で推移した。ストック型ビジネスにおいては、好立地に建築した高品質・高性能な賃貸住宅「シャーメゾン」の供給により管理受託戸数が堅調に増加した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34500.73、+57.54) ・VIX指数は低下(14.40、-0.05) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・キヤノン<7751>30年めど資源循環率を50%に引き上げ、複合機事業で ・トヨタ自<7203>ソフト開発組織を新設、ウーブン社長に隈部肇氏 ・三菱重<7011>JAXA、「H2A」打ち上げ成功、月探査など発展に期待 ・中部電力<9502>小型原子炉開発の米社に出資、技術情報を取得 ・住友商事<8053>シンガポールの医師紹介サービスに出資、最適な医師紹介 ・TMN<5258>コープこうべなどと決済データ分析基盤構築、サービス改善に活用 ・中央発條<5992>EV事業を経営の柱に、製品開発加速 ・日本精工<6471>直動製品の状態監視システム実用化へ ・萩原工業<7856>相川鉄工・三條機械と開発連携 ・パナHD<6752>高速通信技術で新ブランド構築、世界展開へ ・JFE<5411>川崎の高炉跡地で空飛ぶクルマ実証、水素基地と併せて整備 ・第一稀元素化学<4082>ベトナムの新工場稼働、オキシ塩化ジルコニウム増強 ・大王製紙<3880>ペットケア参入、おむつ・猫砂など猫用14種・犬用17種 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 7月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+2.4%、6月:+2.3%) ・08:50 4-6月期GDP2次速報(前期比年率予想:+5.6%、1次速報:+6.0%) ・08:50 7月経常収支(予想:+2兆2459億円、6月:+1兆5088億円) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
1928 東証プライム
3,667
5/2 15:00
+46(1.27%)
時価総額 2,510,733百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業等を手掛ける。海外は米豪を開拓。建築事業は採算性が改善。高水準の入居率維持で賃貸住宅管理事業は堅調。24.1期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
3880 東証プライム
1,120.5
5/2 15:00
+3.5(0.31%)
時価総額 189,379百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
4082 東証プライム
905
5/2 15:00
-4(-0.44%)
時価総額 22,082百万円
化合物メーカー。自動車の排ガス触媒や電材向けのジルコニウム化合物の世界トップメーカー。セシウム化合物や希土類化合物の製造、販売も行う。今期3Q累計はヘルスケア分野が伸長も、在庫販売効果の剥落が影響した。 記:2024/04/14
473
5/2 15:00
-8(-1.66%)
時価総額 17,441百万円
決済サービス会社。国内最大級の電子決算ゲートウェイを通じ、流通向けに決済の端末とシステムを提供。稼働端末台数は93万台。QR・バーコード精算料は伸長。センター利用料も増加。24.3期3Qは業績堅調。 記:2024/02/25
5411 東証プライム
2,345
5/2 15:00
+20.5(0.88%)
時価総額 1,440,857百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
5992 東証スタンダード
1,067
5/2 15:00
+20(1.91%)
時価総額 27,253百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。シャシばねや精密ばね、コントロールケーブル等を手掛ける。ばね製品に強み。シャシばねは増収。新製品スタビライザー「SDM」の量産開始等で収益性向上。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/10
6471 東証プライム
845.6
5/2 15:00
-15.5(-1.8%)
時価総額 466,152百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
1,387.5
5/2 15:00
+12(0.87%)
時価総額 3,405,004百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(-0.68%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
1,413.5
5/2 15:00
+21(1.51%)
時価総額 4,768,651百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(-0.67%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7751 東証プライム
4,277
5/2 15:00
-13(-0.3%)
時価総額 5,704,504百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
7856 東証プライム
1,550
5/2 15:00
-2(-0.13%)
時価総額 23,092百万円
合成樹脂加工製品メーカー。ブルーシートで国内首位。スリッターなどの機械も。24.10期1Qは価格改定効果で合成樹脂加工品の採算が改善。前期苦戦の機械も上向く。収用補償金特益は剥落。通期二桁営業増益を計画。 記:2024/04/12
8053 東証プライム
4,300
5/2 15:00
+180(4.37%)
時価総額 5,381,760百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9502 東証プライム
2,010
5/2 15:00
+6.5(0.32%)
時価総額 1,523,580百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07