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前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応に向かわせる~

2023/7/31 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応に向かわせる~ 31日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■決算を手掛かりとした個別対応に向かわせる ■ファナック、24/3下方修正 営業利益1183億円←1563億円 ■前場の注目材料:三菱電機、酸化ガリウム半導体開発企業に出資 ■決算を手掛かりとした個別対応に向かわせる 31日の日本株市場は、買い先行で始まることになりそうだ。28日の米国市場はNYダウが176ドル高、ナスダックは266ポイント高だった。6月の米個人消費支出(PCE)は、コア価格指数の伸びが予想以上に鈍化し、インフレ鈍化傾向を再確認したため買いが先行した。また、ソフトランディング期待も買い材料となった。さらに、プロクター・アンド・ギャンブルやインテルの好決算を受け投資家心理が改善。金利の低下でハイテクの買いも再燃し相場上昇を後押しした。シカゴ日経225先物清算値は、日中大阪比325円高の33095円。円相場は1ドル140円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで寄り付き後ほどなくしてリバウンド基調が強まり、一時33140円まで買われる場面が見られた。先週末は日銀の金融政策決定会合での政策修正を受けた荒い値動きだったが、日銀トレードは一巡し、仕切り直しの流れに向かわせそうだ。 米国では米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が今後の金融政策はデータ次第としており、今週発表される雇用統計などの重要な経済指標の結果を見極めたいとする模様眺めムードは強まりやすい面はある。一方で、指標の結果を受けて追加利上げ観測が後退する可能性が意識されやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。 決算発表が本格化するなか、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせるものの、指数インパクトの大きい値がさ株の決算影響から軟化する場面においては、その後の切り返しを想定した押し目を狙いたいところであろう。日経225先物は節目の33000円を回復してきたことから、同水準での底堅さを見極めつつ、7月の戻り高値水準を意識してくる可能性はあると考えられる。 なお、28日の取引終了後に決算を発表したところでは、下方修正したファナック<6954>の値動きが警戒される一方で、コマツ<6301>、ソシオネクスト<6526>、日立<6501>、NEC<6701>、ANA<9202>、ジェイテクト<6473>、積水化<4204>、グローバルセキュ<4417>、OLC<4661>などの動向が注目されそうだ。 ■ファナック、24/3下方修正 営業利益1183億円←1563億円 ファナック<6954>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は8195億円から7503億円、営業利益を1563億円から1183億円に下方修正した。景気減速が続く中国で設備投資需要が鈍り、主力の工場自動化(FA)部門が失速する。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35459.29、+176.57) ・ナスダック総合指数は上昇(14316.66、+266.55) ・1ドル=140.80-90円 ・シカゴ日経先物は上昇(33095、大阪比+325) ・SOX指数は上昇(3851.76、+83.50) ・VIX指数は低下(13.33、-1.08) ・米原油先物は上昇(80.58、+0.49) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・三住トラスト<8309>信託銀行、3地銀にポジティブ・インパクト評価提供、融資までの期間短縮 ・トヨタ自<7203>KDDI株一部売却、2500億円、電動化に投資 ・三菱電機<6503>酸化ガリウム半導体開発企業に出資 ・豊田合成<7282>芦森工業への出資比率上げ、28%に ・住友商事<8053>核融合発電で英社と協業、商用プラント化目指す ・エア・ウォーター<4088>パナインダストリーと、バイオメタンで工場発電、CO2排出半減 ・日華化学<4463>バングラデシュに界面活性剤工場を建設 ・新明和<7224>マンホールポンプ設備の老朽化・健全度評価、自治体向け ・三菱重工<7011>東ガス・横浜市とメタネーション実証、ゴミ処理場のCO2活用 ・ACSL<6232>ドローン拡販でMOU締結、インドネシア企業と ・ミネベアミツミ<6479>ミツミ電機と、再生エネを自己託送、5拠点でCO2削減 ・住友電工<5802>SiCパワー半導体に進出、300億円投入、兵庫・富山に新設備 ・神戸鋼<5406>脱炭素化戦略、山口社長「電炉化、数年内に判断」 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月鉱工業生産速報値(前月比予想:+2.4%、5月:-2.2%) <海外> ・10:30 中・7月製造業PMI(予想:48.9、6月:49.0) ・10:30 中・7月非製造業PMI(予想:53.0、6月:53.2) 《ST》
関連銘柄 23件
4088 東証プライム
2,362.5
5/2 11:14
+9(0.38%)
時価総額 542,796百万円
産業ガス大手。化学品、医療、LPガス、飲料、食品、物流などに多角化。高純度薬品や特殊ケミカル供給機器などは販売拡大。アグリ&フーズ部門は価格改定やM&A効果などで堅調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4204 東証プライム
2,260.5
5/2 11:14
-13(-0.57%)
時価総額 1,047,758百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
4,275
5/2 11:13
±0(0%)
時価総額 28,446百万円
情報セキュリティ教育サービスを提供。中堅・中小企業向けに強み。ビジネスブレイン太田昭和の連結子会社。インシデントの多発で緊急対応サービス、セキュリティ機器の導入需要が拡大。24.3期3Q業績は過去最高。 記:2024/04/07
4463 東証スタンダード
1,010
5/2 11:01
+18(1.81%)
時価総額 17,887百万円
界面活性剤メーカー。繊維加工用薬剤と業務用クリーニング薬剤で国内トップシェア。美容室向けシャンプーも手掛け、界面科学や毛髪科学での開発力に定評。23.12期は一服も下期回復し、24.12期は増収増益予想。 記:2024/02/29
4661 東証プライム
4,340
5/2 11:14
-43(-0.98%)
時価総額 7,892,077百万円
ディズニーリゾート運営会社。アジアで最大規模。東京ディズニーランドやディズニーシー、ホテル、複合商業施設を展開する。今期3Q累計はテーマパークとホテルが堅調に推移した。入園者数や商品、飲食の販売が増加。 記:2024/02/23
5406 東証プライム
1,881.5
5/2 11:14
-5(-0.27%)
時価総額 745,725百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
5802 東証プライム
2,420
5/2 11:14
+2.5(0.1%)
時価総額 1,921,337百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
6232 東証グロース
980
5/2 11:14
-10(-1.01%)
時価総額 15,498百万円
商業用ドローンを製造・販売。独自開発の自律制御技術に強み。取引先は221社。外国籍従業員比率は約2割。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収見通し。インドの大型案件などの売上貢献見込む。 記:2024/04/14
6301 東証プライム
4,590
5/2 11:14
-48(-1.03%)
時価総額 4,466,740百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6473 東証プライム
1,217.5
5/2 11:14
+2.5(0.21%)
時価総額 417,951百万円
軸受大手3社の一角。電動パワーステアリングで世界トップシェア。駆動系部品や工作機械、電子制御機器なども展開。安全運転ステアリング制御システムなど新製品開発に意欲。中国以外の販売増加で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
6479 東証プライム
2,943.5
5/2 11:14
-28(-0.94%)
時価総額 1,257,113百万円
極小ベアリングに強み。モータや液晶用バックライト、アナログ半導体等も手掛ける。プレシジョンテクノロジーズ事業は増収。航空機関連の需要増でロッドエンドベアリングは売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/03/05
6501 東証プライム
14,415
5/2 11:14
-75(-0.52%)
時価総額 13,961,965百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6503 東証プライム
2,835
5/2 11:14
-15(-0.53%)
時価総額 6,087,318百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6526 東証プライム
4,743
5/2 11:14
+61(1.3%)
時価総額 844,643百万円
富士通とパナソニックのSoC事業を統合して誕生したファブレス半導体ベンダー。車載向けなどに経営資源を集中。製品売上は堅調。先端プロセスを中心とする売上増や円安効果が寄与。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/26
6701 東証プライム
11,195
5/2 11:14
±0(0%)
時価総額 3,054,556百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6954 東証プライム
4,674
5/2 11:14
+15(0.32%)
時価総額 4,718,623百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7011 東証プライム
1,404.5
5/2 11:14
+12(0.86%)
時価総額 4,738,289百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
3,615
5/2 11:14
+10(0.28%)
時価総額 58,978,678百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7224 東証プライム
1,226
5/2 11:14
+26(2.17%)
時価総額 85,820百万円
大手特装車メーカー。塵芥車やダンプトラックなど200機種超の車種をラインナップ。産機・環境システム等も事業領域。特装車部門は堅調。車体等の製造販売、保守・修理事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/10
7282 東証プライム
3,038
5/2 11:14
-13(-0.43%)
時価総額 395,156百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
8053 東証プライム
4,290
5/2 11:14
+170(4.13%)
時価総額 5,369,244百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
3,242
5/2 11:14
-38(-1.16%)
時価総額 2,360,345百万円
三井住友信託銀行を中核に、個人向け資産形成や運用、資産管理、法人向けファイナンス業務、株主名簿管理業務、M&Aアドバイザリー業務等のサービスを提供する。今期3Q累計は約4割の増収も、資金調達費用等が重し。 記:2024/04/02
9202 東証プライム
2,998.5
5/2 11:14
-2.5(-0.08%)
時価総額 1,452,156百万円
大手航空会社。国内線と国際線トップの全日空が中核。国内線や国際線、貨物運送を展開する。傘下にLCCのピーチやエアージャパン。今期3Q累計は国際線、国内線が好調だった。営業益は過去最高を大幅に更新した。 記:2024/03/03