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前場に注目すべき3つのポイント~テーマ性のある銘柄などでの短期的な物色~

2023/7/24 8:56 FISCO
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~テーマ性のある銘柄などでの短期的な物色~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■テーマ性のある銘柄などでの短期的な物色 ■東製鉄、24/3上方修正 営業利益350億円←300億円 ■前場の注目材料:ホンダエアクラフトカンパニー、ホンダジェット新型量産、米工場に77億円投資 ■テーマ性のある銘柄などでの短期的な物色 24日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだ。21日の米国市場は、NYダウが2ドル高、ナスダックは30ポイント安だった。楽観的な景気見通しを受けた買いが継続するなか、利食いも入りやすく伸び悩む展開。また、ハイテク株にはリバランスに絡んだ売りが入った。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比400円高の32670円。円相場は1ドル141円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションの開始後ほどなくして一気に32760円まで買われた。日銀は現時点でイールドカーブコントロール(YCC)政策の副作用に対応する緊急性は乏しいとの認識を示したとの報道をきっかけに円安基調が強まり、これを受けて日経225先物は急伸した。ただし、米国市場の取引時間帯では32700円を挟んだこう着を継続しており、仕掛け的な商いは入りづらいだろう。 また、週末の米国市場ではハイテク株の一角が売られたが、24日に実施されるナスダック100先物のリバランスに絡んだ動きと見られている。リバランスの影響を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となる可能性はありそうだ。そのほか、米国ではハイテク株の決算が相次ぐため、先週のテスラやネットフリックスのように失望につながる決算が相次ぐようだと、神経質にさせそうだ。国内でもアドバンテスト<6857>や信越化<4063>など主要企業の決算発表を控えていることから、結果を見極めたいところだろう。 そのほか、日銀会合に絡んだ報道によって円相場が大きく振れやすいと考えられ、為替にらみの展開を余儀なくされ、円相場が大きく変動する局面においては、先物主導で振らされやすい需給状況になりそうだ。物色は決算を手掛かりとした個別対応のほか、直近IPO銘柄などでの短期的な値幅取り狙いの動きに向かわせよう。また、岸田首相は「ChatGPT」をはじめ、急速に活用が広がっている生成AIなどの先端技術分野に対して、支援を強化することを表明しており、AI関連などテーマ性のある銘柄などでの短期的な物色も意識されそうだ。 ■東製鉄、24/3上方修正 営業利益350億円←300億円 東製鉄<5423>は2024年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を300億円から350億円に上方修正した。4-6月期においては、民間設備投資等による需要が堅調さを保ち、製品出荷単価が想定を上回ったとともに、出荷数量が増加した。主原料である鉄スクラップの購入単価が想定を下回って推移し利益幅が拡大。工場の稼働率向上により固定費も削減できたため、期間利益は当初想定を上回る進捗となった。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35227.69、+2.51) ・1ドル=141.60-70円 ・シカゴ日経先物は上昇(32670、大阪比+400) ・SOX指数は上昇(3698.85、+35.00) ・VIX指数は低下(13.60、-0.39) ・米原油先物は上昇(77.07、+1.42) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・ホンダ<7267>エアクラフトカンパニー、ホンダジェット新型量産、米工場に77億円投資・中部電力<9502>グループのJERA、CVC専任部署を新設、420億円投資 ・NITTOKU<6145>フィリピンにFA設備拠点 ・ブリヂストン<5108>小型トラック・バス用スタッドレスタイヤ、環境・運動性能を両立・コマツ<6301>日欧に20トン電動ショベル、レンタル機投入 ・Ridge-i<5572>独自の生成AI・LLMを来年提供、日本語処理に特化 ・東レ<3402>樹脂中PE・PP比率、短時間高精度把握、グループ会社が分析技術開発 ・新日本電工<5563>石炭代替還元材活用へ、合金鉄生産のCO2削減 ・東京ガス<9531>千葉に水素混焼火力建設、29年度運転開始 ・UBE<4208>窒化ケイ素増産、生産能力1.5倍、電動車部品向け ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・07:45 NZ・6月貿易収支(5月:+0.46億NZドル) 《ST》
関連銘柄 13件
3402 東証プライム
790.9
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時価総額 1,290,338百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4063 東証プライム
5,860
5/15 15:00
+60(1.03%)
時価総額 11,861,361百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4208 東証プライム
2,974
5/15 15:00
-40(-1.33%)
時価総額 315,839百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
5108 東証プライム
6,904
5/15 15:00
+96(1.41%)
時価総額 4,927,371百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5423 東証プライム
1,665
5/15 15:00
+6(0.36%)
時価総額 258,182百万円
大手電炉メーカー。鉄スクラップをリサイクルし、鉄鋼製品を製造、販売。建設分野向けなどにH形鋼や電炉ホットコイル等を提供。その他地域は売上伸長。24.3期3Q累計は増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/03/04
5563 東証プライム
295
5/15 15:00
-4(-1.34%)
時価総額 43,345百万円
合同鉄メーカー。機能材料や環境システムも。南アフリカにマンガン鉱山の権益保有。筆頭株主の日本製鉄向け売上比率が高い。23.12期通期は機能材料事業が堅調。リチウムイオン電池正極材、フェロボロン等が貢献。 記:2024/02/11
5572 東証グロース
2,282
5/15 15:00
+6(0.26%)
時価総額 8,658百万円
顧客ニーズに合わせたAI活用コンサルやAI開発サービスを提供。人工衛星データAI解析なども。24.7期上期は人工衛生案件の大型化が貢献。既存客向け案件の進捗も順調で計画を上回る着地に。通期増収増益を計画。 記:2024/04/10
6145 東証スタンダード
1,806
5/15 15:00
-11(-0.61%)
時価総額 32,687百万円
精密FAメーカー。コイル自動巻線機で世界トップシェア。巻線機を組み込んだ大量生産向け多軸・全自動システムで競争力を発揮。海外拠点への移管により生産効率化を推進。受注残高過去最高更新で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6301 東証プライム
4,668
5/15 15:00
+40(0.86%)
時価総額 4,542,646百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6857 東証プライム
5,358
5/15 15:00
+98(1.86%)
時価総額 4,105,134百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7267 東証プライム
1,750.5
5/15 15:00
+4.5(0.26%)
時価総額 9,512,716百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
9502 東証プライム
1,929
5/15 15:00
-40.5(-2.06%)
時価総額 1,462,182百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07
9531 東証プライム
3,327
5/15 15:00
-86(-2.52%)
時価総額 1,446,829百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07