マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/26 5:47:44
14,632,591
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらもハイテク株への押し目買いの動きが意識されやすい~

2023/5/30 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらもハイテク株への押し目買いの動きが意識されやすい~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■こう着ながらもハイテク株への押し目買いの動きが意識されやすい ■ACCESS、1Q営業損益 黒字転換 3.56億円 ■前場の注目材料:三菱電機、三菱重工と発電機事業統合、来年4月に出資会社設立 ■こう着ながらもハイテク株への押し目買いの動きが意識されやすい 30日の日本株市場は、海外勢のフローが限られるなか、こう着感の強い相場展開になりそうだ。ただし、押し目待ち狙いの買い意欲は強いほか、買い戻しの動きなども入りやすいと考えられ、底堅さは意識されやすいだろう。29日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場だった。英国もバンクホリデーで休場だったことから、欧州市場も薄商いのなかで小動きだった。日経225先物のナイトセッションは日中比20円安の31280円。円相場は1ドル140円40銭台で推移している。 日経225先物のナイトセッションは薄商いのなか、31300円を挟んだ狭いレンジでの推移だった。参加者が限られるなか、日経平均は前日の終値水準でのこう着になりそうだ。ただしデフォルト回避される見通しのなか、祝日明けの米国市場は堅調な展開が期待されそうである。昨日の日経平均は、節目の31500円を回復した後は利益確定の動きが優勢だった。急ピッチの上昇に対する過熱感から短期的なショートも入っていると考えられる。 祝日明けの米国市場の強い値動きが意識されるなか、短期筋のショートカバーは入りやすいだろう。また、米国では6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)に関心が向かうことになり、経済指標の内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まる可能性はある。それ故に、リスク回避的な流として、海外投資家による日本株選好の動きが継続することになりそうだ。下値の堅さが意識されてくるようだと、ショートカバーの動きが強まりそうだ。 また、昨日はハイテク株などが買い先行後に利食い優勢の流れとなった一方で、海運や商社、金融などが買われるといったリバランスの動きが目立った。ただし、エヌビディアがAIに関連する新たな製品・サービスを発表したと報じられるなか、ハイテク株への押し目買いの動きが意識されそうである。日経平均はボリンジャーバンドの+1σと+2σとの切り上がりに沿った形でのトレンドを形成しており、過熱感を警戒しつつも、ショートは仕掛けづらいだろう。 ■ACCESS、1Q営業損益 黒字転換 3.56億円 ACCESS<4813>が発表した2024年1月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比42.8%増の39.16億円、営業損益が3.56億円の黒字(前年同期は6.95億円の赤字)だった。ネットワーク事業において案件受注が前倒しで進んだことから前年同期と比較して大幅な増収となり、損益も改善している。2024年1月期業績は、売上高が前期比18.7%増の155億円、営業利益は5億円とする期首計画を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(31233.54、+317.23) ・1ドル=140.40-50円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・BIPROGY<8056>神奈川工大などと仮想空間で自動運転の安全評価、指標の標準化推進 ・三菱電機<6503>三菱重工と発電機事業統合、来年4月に出資会社設立 ・東京電力HD<9501>風力発電の電力を車載電池で蓄電、トヨタと今秋めど秋田で実証実験 ・積水ハウス<1928>住宅技能工の待遇改善、30代親方の年収1.8倍に ・関西電力<9503>丸紅などと、豪エネ企業とグリーン水素供給網設計で合意 ・富士通<6702>マイクロソフトと、SX推進クラウドで提携、製造・流通など重点 ・三菱重<7011>水素燃料対応GTCC受注、シンガポール社から ・ダイダン<1980>気流制御採用施設で「再生医療製品」製造許可取得 ・フジオーゼックス<7299>マルヨシ製作所買収 ・三菱重<7011>CO2の回収・利用・貯留へ国内外で提携拡大 ・DOWA<5714>GHG削減貢献製品の30年度売り上げ1.6倍へ ・ADEKA<4401>千葉工場を増強、EUVフォトレジスト向け材料の生産能力2倍 ・大王製紙<3880>ベトナムに販社設立、東南アジアを深耕 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 4月有効求人倍率(予想:1.32倍、3月:1.32倍) ・08:30 4月失業率(予想:2.7%、3月:2.8%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 13件
1928 東証プライム
3,584
11/25 15:30
+52(1.47%)
時価総額 2,453,904百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、賃貸住宅管理事業、国際事業が柱。建築・土木事業、仲介・不動産事業等も展開。戸建住宅事業では大空間リビング、次世代室内環境システムなどが好評。 記:2024/10/22
1980 東証プライム
3,635
11/25 15:30
-35(-0.95%)
時価総額 167,079百万円
空調設備や給排水衛生設備、電気設備を手掛ける総合設備工事会社。1903年創業。日本武道館などで施工実績。チャンギ国際空港など海外でも実績。27.3期売上高2600億円目標。国内基幹事業の強靭化図る。 記:2024/06/24
3880 東証プライム
831
11/25 15:30
+19(2.34%)
時価総額 140,450百万円
製紙メーカー大手。1943年設立。新聞用紙などの紙・板紙部門、衛生用紙や紙おむつなどのホーム&パーソナルケア部門が柱。「エリエール」ブランドで知名度。海外事業における商品戦略及び販売戦略の再構築図る。 記:2024/10/13
4401 東証プライム
2,857
11/25 15:30
+12.5(0.44%)
時価総額 296,465百万円
柱の化学品は半導体向け高誘電材料や自動車向け樹脂・潤滑油添加剤に強み。業務用食油や農薬も。半導体や自動車関連が堅調。開発費等を吸収。新中計は27年3月期営業益530億円の目標。配当性向40%以上。 記:2024/08/12
4813 東証プライム
1,371
11/25 15:30
+52(3.94%)
時価総額 54,337百万円
Whitebox向けネットワークOS等のネットワーク事業、IoT事業、ブラウザコンポーネントの提供等のWebプラットフォーム事業を手掛ける。IoT分野は成長。ネットワーク事業を注力分野に位置付け。 記:2024/10/21
4,583
11/25 15:30
±0(0%)
時価総額 284,096百万円
非鉄金属メーカー大手。1884年創業。廃棄物処理事業や土壌浄化事業、半導体事業、伸銅品事業等も。高純度ガリウム、磁気記録材料等で世界トップシェア。環境・リサイクル関連サービスは堅調な受注が続く見通し。 記:2024/07/02
6503 東証プライム
2,626
11/25 15:30
+42(1.63%)
時価総額 5,549,268百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
6702 東証プライム
2,794
11/25 15:30
+37(1.34%)
時価総額 5,786,676百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
7011 東証プライム
2,335.5
11/25 15:30
+26.5(1.15%)
時価総額 7,879,155百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7299 東証スタンダード
1,142
11/25 15:30
±0(0%)
時価総額 11,740百万円
大同特殊鋼傘下の自動車用部品メーカー。静岡県菊川市に本社。エンジンバルブで国内トップシェア。バルブシートやコッタ、ローテータなどの製造・販売も行う。日系自動車メーカーの海外拠点を中心とする拡販に注力。 記:2024/09/03
8056 東証プライム
4,326
11/25 15:30
+8(0.19%)
時価総額 435,472百万円
大手システムインテグレーター。旧社名は日本ユニシス。大日本印刷の持分法適用会社。金融向けに強み。配当性向40%目処。金融分野はフルバンキングシステム等の売上が拡大。27.3期売上高4200億円目標。 記:2024/06/13
563.9
11/25 15:30
+5.1(0.91%)
時価総額 906,197百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9503 東証プライム
1,903.5
11/25 15:30
+53.5(2.89%)
時価総額 1,786,878百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17