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前場に注目すべき3つのポイント~米CPIの発表を控え全般こう着も、決算を手掛かりとした物色は活発~

2023/5/10 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~米CPIの発表を控え全般こう着も、決算を手掛かりとした物色は活発~ 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■米CPIの発表を控え全般こう着も、決算を手掛かりとした物色は活発 ■任天堂、23/3営業利益 14.9%減 5043億円、24/3予想 10.8%減 4500億円 ■前場の注目材料:大同メタル、風力向け参入、60億円投じチェコに軸受の新工場 ■米CPIの発表を控え全般こう着も、決算を手掛かりとした物色は活発 10日の日本株市場は、やや売り優勢となるものの、底堅さが意識されそうだ。9日の米国市場はNYダウが56ドル安だった。地銀株が一時大きく売られたが、NY連銀のウィリアムズ総裁が講演で、利上げ停止の可能性を示唆すると地銀株が買い戻され、株式相場は下げ幅を縮小。ただし、米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控えているほか、バイデン大統領と議会指導者との会合を控え債務上限問題への懸念がくすぶりマイナス圏で終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の29225円。円相場は1ドル135円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まろう。米地銀株の不安定な動きは神経質にさせたものの、日経225先物はナイトセッションで底堅さが目立っていた。米債務上限問題への警戒や米CPIなどの重要インフレ指標の発表を控えているなかでは、積極的な売買は手控えられそうだが、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。また、決算発表がピークを迎えるなか、決算を手掛かりとした物色は活発であり、予想を上回る決算内容に対しては資金が集中する動きを見せている。昨日発表した任天堂<7974>は今期営業減益見込みながら、コンセンサスを若干上回る計画である。アク抜け的な動きを見せてくるようだと、弱い値動きを見せていた銘柄などへは決算を前にしたショートカバーの動きが意識されそうだ。 もっとも期待先行で買われていた銘柄などでコンセンサスを下回ってくるようだと失望売りが強まるため、新規での先回り的な動きは慎重にさせるだろう。そのため、決算発表後に改めてインパクトが強まるため、好決算銘柄へはギャップアップ後の一段高を狙った動きに向かわせやすい。日経平均は29000円~29250円辺りでのこう着が強まったとしても、個別物色によってセンチメントは改善傾向となりそうだ。 なお、昨日の引け後の決算では、寿スピリッツ<2222>、丸井G<8252>、ニトリHD<9843>、ニチレイ<2871>、三越伊勢丹<3099>、豊和工<6203>、テクマト<3762>、JMDC<4483>、ラウンドワン<4680>、興研<7963>などが注目されそうだ。また、本日はトヨタ<7203>の決算が予定されている。業績面での期待は限られそうだが、売り方の買い戻しの動きが入る可能性はありそうだ。 ■任天堂、23/3営業利益 14.9%減 5043億円、24/3予想 10.8%減 4500億円 任天堂<7974>が発表した2023年3月期業績は、売上高が前期比5.5%減の1兆6016.77億円、営業利益は同14.9%減の5043.75億円だった。主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売が落ち込んだことが響いた。24年3月期業績は、売上高が前期比9.5%減の1兆4500億円、営業利益は同10.8%減の4500億円を計画。コンセンサスを若干上回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29242.82、+292.94) ・1ドル=135.10-20円 ・米原油先物は上昇(73.71、+0.55) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・大同メタル<7245>風力向け参入、60億円投じチェコに軸受の新工場 ・大阪ガス<9532>英シェルとCCSバリューチェーン構築検討 ・三菱電機<6503>エレファンテックに出資、金属インクジェット印刷技術活用 ・IHI<7013>投資倍増5000億円、航空機エンジン・脱炭素重点 3カ年中計 ・中部電力<9502>JERA、水素・アンモニア供給でタイ社と提携 ・宝HD<2531>宝酒造インターナショナル、カナダ酒蔵を買収、米グループとシナジー ・鹿島<1812>高速道の橋脚工事にカーボンネガティブコンクリ導入 ・東京ガス<9531>傘下の東京ガスネットワーク社、仏社とガス導管の脱炭素で連携 ・三井金<5706>米モーフ3Dと3Dプリンター用銅クロム合金粉で宇宙分野に本格参入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 21件
1812 東証プライム
2,992
5/2 15:00
-1.5(-0.05%)
時価総額 1,581,739百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
2222 東証プライム
1,639
5/2 15:00
+4(0.24%)
時価総額 255,042百万円
全国各地の菓子製造販売等を手掛ける。シュクレイ、ケイシイシイが中核。プレミアム・ギフトスイーツの育成図る。新規出店等でシュクレイは伸長。24.3期2Q累計は大幅な増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/16
2531 東証プライム
1,046
5/2 15:00
-4(-0.38%)
時価総額 208,886百万円
焼酎・清酒でトップ。みりんにも強み。傘下に研究用試薬のタカラバイオ。24.3期3Q累計は米国や英国でウイスキーの好調続く。国内ではソフトアルコール飲料が堅調。だがタカラバイオのコロナ特需剥落影響を補えず。 記:2024/04/10
2871 東証プライム
3,975
5/2 15:00
+35(0.89%)
時価総額 532,821百万円
冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/13
2,239.5
5/2 15:00
+40.5(1.84%)
時価総額 888,616百万円
百貨店最大手。EC、カード・金融、不動産賃貸の強化にも取り組む。24.3期3Q累計は人流回復や訪日客増を追い風に都心店が売上を牽引。費用改革の効果も出て二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3762 東証プライム
1,631
5/2 15:00
-30(-1.81%)
時価総額 72,609百万円
ITインフラの構築・保守・運用が柱。セキュリティ分野に強み。業務アプリ開発や医療情報クラウドも。24.3期3Q累計は総じて好調で増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。今年1月にモビルスと資本業務提携。 記:2024/02/08
4483 東証プライム
3,210
5/2 15:00
-19(-0.59%)
時価総額 195,495百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4680 東証プライム
687
5/2 15:00
-4(-0.58%)
時価総額 196,865百万円
屋内型複合レジャー施設を全国展開。海外は米国を軸に中国開拓にも取り組む。売上は2Q、4Qに偏重する傾向。日本はカラオケ、スポッチャの売上が伸びる。米国はカラオケ中心に売上増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/11
5706 東証プライム
4,894
5/2 15:00
+35(0.72%)
時価総額 280,568百万円
亜鉛に強い非鉄大手。機能材料の極薄銅箔で世界首位。自動車ドア周り製品でもシェア高い。24.3期3Q累計は自動車関連が好調も金属の在庫評価影響で営業益足踏み。営業外の受取配当金拡大。通期では増収増益を計画。 記:2024/03/09
6203 東証スタンダード
792
5/2 15:00
+1(0.13%)
時価総額 9,938百万円
産業用機械メーカー。工作機械の製造・販売が主力。防音サッシやパワーチャックも手掛ける。路面清掃車でトップシェア。建材は防音サッシ、一般サッシが売上増。火器は防衛省向け装備品が堅調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/26
6503 東証プライム
2,836
5/2 15:00
-14(-0.49%)
時価総額 6,089,465百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
7013 東証プライム
3,793
5/2 15:00
+42(1.12%)
時価総額 586,701百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(-0.67%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7245 東証プライム
610
5/2 15:00
-11(-1.77%)
時価総額 28,987百万円
自動車エンジン用軸受が柱。船舶エンジン用にも強い。自動車向けの精密金属加工部品やダイカスト品も。24.3期3Q累計は自動車生産回復が追い風。増収効果で販管費増をこなす。減損損失解消。通期増収増益を見込む。 記:2024/02/15
7963 東証スタンダード
1,640
5/2 14:44
+5(0.31%)
時価総額 8,371百万円
防塵・防毒マスクを製造・販売。環境関連機器・設備も。24.12期は産業用マスクの拡販を想定。クリーンシステムも納入回復の見込み。クリーンシステムは米スタンフォード大学半導体研究所への展示設置・活用が決定。 記:2024/03/10
7974 東証プライム
7,575
5/2 15:00
-62(-0.81%)
時価総額 9,837,577百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8252 東証プライム
2,388
5/2 15:00
-23(-0.95%)
時価総額 498,280百万円
首都圏でファッションビルを運営。「エポスカード」などフィンテック領域が収益源。従来の百貨店型から不動産賃貸契約のショッピングセンター型に転換。フィンテックが3四半期ぶりに増益となり、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/28
9502 東証プライム
2,010
5/2 15:00
+6.5(0.32%)
時価総額 1,523,580百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07
9531 東証プライム
3,565
5/2 15:00
-26(-0.72%)
時価総額 1,550,329百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07
9532 東証プライム
3,481
5/2 15:00
+36(1.04%)
時価総額 1,450,463百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス供給件数は503.7万件と小幅増。電力販売量は小売が増加。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9843 東証プライム
20,905
5/2 15:00
+205(0.99%)
時価総額 2,392,431百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09