マーケット
5/2 14:57
38,224.83
-49.22
37,903.29
+87.37
暗号資産
FISCO BTC Index
5/2 15:17:22
8,967,018
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は底堅い相場展開、決算を手掛かりとした日替わり物色に~

2023/4/27 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は底堅い相場展開、決算を手掛かりとした日替わり物色に~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後は底堅い相場展開、決算を手掛かりとした日替わり物色に ■ファナック、23/3営業利益 4.4%増 1913億円、24/3予想 18.3%減 1563億円 ■前場の注目材料:凸版印刷、傾きで潜像出現「新ホログラム」開発、偽造困難・真贋判定容易 ■売り一巡後は底堅い相場展開、決算を手掛かりとした日替わり物色に 27日の日本株市場は、売り一巡後は底堅い相場展開になりそうだ。26日の米国市場はNYダウが228ドル安だった一方で、ナスダックは55ポイント高と3日ぶりに反発。マイクロソフトなど予想を上回った決算が材料視されて買い先行で始まった。ただし、1-3月期に予想を上回る預金流出が発生したことを明らかにしたファースト・リパブリック・バンクが大幅に続落するなか、信用不安が再燃する格好からNYダウが下げに転じた。景気敏感株が軟調な反面、半導体株の一角が買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の28315円。円相場は1ドル133円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の相場展開が見込まれる。日経225先物はナイトセッションで一時28250円まで売られ、25日線辺りが次第に意識されてきた。昨日取引終了後に決算を発表したファナック<6954>やアドバンテスト<6857>は今期見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、指数の上値を抑える格好になりそうである。一方で、メタ・プラットフォームズが発表した決算は1株利益と売上高が予想を上回り、時間外取引で10%を超える上昇となったため、指数インパクトの大きい値がさ株の下支えになりそうだ。そのため、売り一巡後は次第に底堅さが意識されよう。 もっとも、主要企業の決算に振らされやすい需給状況である。大型連休を控えていることから積極的な売買は手控えられやすく、ゴールデンウイーク中に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているため、アク抜けを意識しつつも、いったんはキャッシュ化する動きにも向かわせそうである。そのため、個人主体の中小型株においては、利食い優勢の展開が見込まれる。短期的な売買が中心になるなか、決算を手掛かりとした日替わり物色になろう。 昨夕決算を発表したところでは、ファナックとアドバンテストについては売り一巡後の底堅さを見極めつつ、自律反発狙いの動きが期待される。そのほか、日空ビル<9706>、野村不HD<3231>、日立建機<6305>、JR東海<9022>、イチネンHD<9619>、サイバートラスト<4498>、フィード・ワン<2060>、Finatext<4419>、キヤノン<7751>、野村マイクロ<6254>、オムロン<6645>などが注目されそうだ。 ■ファナック、23/3営業利益 4.4%増 1913億円、24/3予想 18.3%減 1563億円 ファナック<6954>が発表した2023年3月期業績は、売上高が前期比16.2%増の8519.56億円、営業利益は同4.4%増の1913.59億円だった。FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、横ばいであった中国を除き好調に推移した。2024年3月期業績は、売上高が前期比3.8%減の8195億円、営業利益は同18.3%減の1563億円を計画。コンセンサス(2000億円程度)を下回る。なお、自社株647万株を5月31日に消却すると発表。発行済みの0.64%となる。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(11854.35、+55.19) ・SOX指数は上昇(2922.99、+16.71) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・凸版印刷<7911>傾きで潜像出現「新ホログラム」開発、偽造困難・真贋判定容易 ・新東工業<6339>菌・ウイルス抑制「工場用空気清浄機」投入、安全・快適性向上 ・ホンダ<7267>TSMCと戦略的協業で基本合意、半導体を安定調達 ・三菱重<7011>岩谷産業と液化水素昇圧ポンプの開発・販売で連携 ・三井物産<8031>アフリカ・キヨスクに出資、DXマーケ支援 ・日野自動車<7205>VW系と協業解消、経営課題への対応優先 ・IDEC<6652>アルプスアルパとの共同出資会社、ミリ波レーダーセンサー製品化 ・横河電機<6841>サウジで世界最大規模の淡水化プラント更新受注 ・日本製紙<3863>均一分散「CNF粉体」開発、輸送・保管コスト10分の1 ・レンゴー<3941>セロファン2千円値上げ、6月出荷分から ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(28日まで) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 23件
2060 東証プライム
1,002
5/2 14:52
-8(-0.79%)
時価総額 38,554百万円
大手配合飼料メーカー。国内飼料でトップシェア。畜産飼料と水産飼料に加え、食肉や鶏卵、水産物も展開。販売価格条件の改定等により、食品事業は黒字転換。飼料事業は大幅増益。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/09
4,493
5/2 14:54
+39(0.88%)
時価総額 821,356百万円
野村HD系列の総合不動産。分譲マンションは「プラウド」ブランドで展開。海外展開に注力。住宅部門は伸長。住宅分譲事業の計上戸数の増加などが寄与。都市開発部門なども堅調。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/03/04
3863 東証プライム
1,092
5/2 14:52
-2(-0.18%)
時価総額 126,950百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷用紙、情報用紙に加え、家庭紙や包装紙、段ボール等を製造、販売。家庭用の「スコッティ」等のブランドを持つ。今期3Q累計はお価格改定やコストダウンにより増収、利益は大幅改善。 記:2024/02/10
3941 東証プライム
1,172
5/2 14:54
-5.5(-0.47%)
時価総額 317,678百万円
段ボール製品国内首位、段ボール原紙で2位。紙器や軟包装、重包装用段ボールなど包装資材に強み。板紙・紙加工関連事業は収益伸長。販売量は減少だが、製品価格の改定などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/25
863
5/2 14:54
+24(2.86%)
時価総額 42,252百万円
資産運用・保険業界向けにクラウド型の基幹システムを提供。アプリ開発やビッグデータ解析も。金融インフラストラクチャ事業は大幅増収。パートナー数の増加でストック収益などが伸びる。24.3期3Qは営業黒字転換。 記:2024/04/07
4498 東証グロース
1,833
5/2 14:51
-26(-1.4%)
時価総額 14,737百万円
電子認証とセキュリティサービスが主力。リナックスに強みを持つ。SSL/TLSサーバー証明書をはじめとしたパブリック証明書サービス等を提供する。今上期の売上高と営業益が過去最高。リカーリングサービスが好調。 記:2024/01/17
5,340
5/2 14:54
+120(2.3%)
時価総額 216,847百万円
大手超純水製造装置メーカー。半導体やFPD向け装置を中心に、水処理装置を設計、施工、販売。水処理装置売上は好調。受注済み大型水処理案件の工事は進捗順調。低採算案件は一巡。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/09
6305 東証プライム
4,433
5/2 14:54
-4(-0.09%)
時価総額 953,605百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6339 東証プライム
1,233
5/2 14:51
-9(-0.72%)
時価総額 67,298百万円
産業設備メーカー。表面処理の機械装置に加え、鋳造機械や環境機械装置、搬送機器、特機を製造、販売する。今期3Q累計は増収、大幅増益となった。鋳造の大型案件が順調に進捗。環境や搬送、特機も堅調に推移した。 記:2024/02/26
6645 東証プライム
5,426
5/2 14:54
-20(-0.37%)
時価総額 1,119,085百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6652 東証プライム
2,775
5/2 14:54
-15(-0.54%)
時価総額 92,197百万円
FA制御機器総合メーカー。制御用操作スイッチで国内トップシェア。再生可能エネルギー事業、次世代農業ソリューション等も。電子部品の納期改善で、24.3期3Qはオートメーション&センシング事業が増収確保。 記:2024/04/16
6841 東証プライム
3,501
5/2 14:54
+32(0.92%)
時価総額 940,456百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
6857 東証プライム
5,096
5/2 14:54
-46(-0.89%)
時価総額 3,904,397百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,676
5/2 14:54
+17(0.36%)
時価総額 4,720,642百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7011 東証プライム
1,410.5
5/2 14:54
+18(1.29%)
時価総額 4,758,531百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7205 東証プライム
450
5/2 14:54
-2.2(-0.49%)
時価総額 258,561百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7267 東証プライム
1,785.5
5/2 14:54
-2(-0.11%)
時価総額 9,702,916百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7751 東証プライム
4,281
5/2 14:49
-9(-0.21%)
時価総額 5,709,839百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
7911 東証プライム
3,671
5/2 14:49
-31(-0.84%)
時価総額 1,283,771百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。今期3Q累計はDXや半導体関連が堅調も、海外のパッケージや建装材が足踏みとなった。 記:2024/03/11
8031 東証プライム
7,685
5/2 14:49
+127(1.68%)
時価総額 12,238,109百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
9022 東証プライム
3,623
5/2 14:49
+29(0.81%)
時価総額 3,731,690百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。流通、不動産も。輸送実績では東海道新幹線が2桁増。在来線も増加。流通業は堅調。営業費の増加などをこなし、24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/04
1,725
5/2 14:49
-61(-3.42%)
時価総額 41,852百万円
自動車リース、メンテナンス、燃料販売などを展開。パーキング、機械工具販売、合成樹脂事業等も。自動車整備工場向けケミカル製品などは販売順調。負ののれん発生益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/02/23
9706 東証プライム
5,579
5/2 14:49
+24(0.43%)
時価総額 519,656百万円
羽田空港国内・国際ターミナルビルのオーナー。羽田、成田などの空港で免税店・売店の運営も。24.3期3Q累計は旅客数増に伴って施設利用料収入や店舗売上が回復。販管費増こなして黒字に。配当性向は3割以上目安。 記:2024/04/11