マーケット
11/28 15:15
38,349.06
+214.09
44,722.06
-138.25
暗号資産
FISCO BTC Index
11/28 17:48:46
14,522,148
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に~

2022/6/16 8:55 FISCO
*08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に ■クックビズ、21/11上方修正 営業利益9000万円←5000万円 ■前場の注目材料:東エレク、半導体装置5社、今期研究開発費3200億円、投資増し最先端技術対応 ■アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に 16日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、底堅さを見極める相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが303ドル高だった。朝方は6月小売売上高やニューヨーク連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込み金利が低下したため、ハイテク中心に買われた。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が市場の思惑通り連邦公開市場委員会(FOMC)で1994年以降最大となる0.75%の追加利上げを決定し、インフレ抑制に努める強い姿勢を見せると一段と買いが広がった。さらに、パウエル議長が0.75%の利上げが異例であることを強調し金利がさらに低下するとハイテクの買いも強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円高の26510円。円相場は1ドル134円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。NYダウは一時600ドルを超える上昇から上げ幅を縮めており、FOMC通過後の上昇で底打ちと見るのは早計であろうが、ひとまずFOMC通過後のアク抜けの動きが先行することになりそうだ。日経225先物は終盤にかけて26140円まで下落した後に、一気に26630円まで買われる場面も見られていたことから、FOMCへの警戒から過度にショートに傾けていたポジションを修正する動きを見せてくる可能性が意識されよう。VIX指数は30.00を下回ってきたことも、安心感に繋がるだろう。 日経平均は前日の陰線を吸収してくる動きになると考えられ、75日線が位置する26850円辺りを目先的なターゲットとして意識してくることになりそうだ。また、FOMCが通過し、市場の関心は日銀の金融政策決定会合に向かう。日銀は金融緩和政策を維持する考えであることから、相場の底堅さが見られるようだと、改めて日米金利差を狙った海外勢による資金流入への思惑にも繋がる可能性はありそうだ。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいものの、押し目狙いで対応したいところである。 物色の流れとしては米国市場の流れを引き継ぐ格好から、ハイテクや消費関連などに資金が向かいそうだ。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>や東エレク<8035>辺りが日経平均をけん引する格好になるため、足元で停会傾向を見せていたNT倍率の反発も見込まれる。日経平均型優位の相場展開のなか、裁定に絡んだインデックス買いの動きも断続的に流入することになりそうだ。もっともインデックス主導になることから、中小型株などは、買い一巡後に次第は次第にこう着になりそうだ。 ■クックビズ、21/11上方修正 営業利益9000万円←5000万円 クックビズ<6558>は2022年11月期業績予想の修正を発表。売上高は13.0億円から14.5億円、営業利益を5000万円から9000万円に上方修正した。中長期成長戦略のうち、当期から新たに採用総合パッケージの受注が加わったことで、顧客ニーズに合ったサービス展開を推進できていること、またコストコントロールも継続して徹底できていることが主な要因。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(30668.53、+303.70) ・ナスダック総合指数は上昇(11099.16、+270.81) ・シカゴ日経先物は上昇(26510、大阪比+230) ・SOX指数は上昇(2737.55、+47.66) ・VIX指数は下落(29.62、-3.07) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・東エレク<8035>半導体装置5社、今期研究開発費3200億円、投資増し最先端技術対応 ・カゴメ<2811>NECとポルトガルにトマト営農支援で新会社、AIで“実り”多く ・富士通<6702>英に技術革新拠点、35億円投資 ・コマツ<6301>豪マインサイト買収、坑内掘り鉱山機械の自動化加速 ・ファインシンター<5994>昆虫食の製品群拡充、クッキー・あめにコオロギ粉末 ・トヨタ<7203>25年めど次世代ソフト基盤「アリーン」実用化 ・住友理工<5191>eアクスル向けなど3製品、トヨタEV「bZ4X」に採用 ・日立建機<6305>茨城に鉱山機械部品センター、来月から稼働 ・JTOWER<4485>26年度人員2倍、5G設備共用ニーズ対応 ・花王<4452>廃プラ活用アスファルト改質剤を海外展開、米・東南ア照準 ・住友ベークライト<4203>バイオマス原料5割、医薬品包装フィルム開発 ・帝人<3401>スーパー大麦で欧州進出、スペイン商社と契約 ・大王製紙<3880>大王製紙など紙おむつ水平リサイクル、パルプ分離・再利用で共同研究 ・日本製鉄<5401>鉄鋼3社など水素還元技術開発、NEDO事業の脱炭素4案件始動 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(17日まで) ・08:50 5月貿易収支(予想:-2兆404億円、4月:-8428億円) <海外> ・07:45 NZ・1-3月期GDP(前年比予想:+2.4%、10-12月期:+3.1%) ・10:30 豪・5月失業率(予想:3.8%、4月:3.9%) ・10:30 豪・5月雇用者数増減(予想:+2.5万人、4月:+0.4万人) 《ST》
関連銘柄 16件
2811 東証プライム
2,992.5
11/28 15:30
+25(0.84%)
時価総額 280,957百万円
トマト加工品中心の国内加工食品事業が柱。1899年創業。トマトケチャップやトマトジュース、野菜果実ミックスジュースで国内トップシェア。総還元性向40%目指す。食品カテゴリーは焼きケチャップ等の販促を強化。 記:2024/07/01
3401 東証プライム
1,324
11/28 15:30
+0.5(0.04%)
時価総額 262,091百万円
1918年創立の化学メーカー。マテリアル事業、繊維・製品事業が柱。パラ系アラミド繊維で世界トップシェア。在宅酸素療法用酸素濃縮装置などに強み。アラミド、炭素繊維などは新規用途開発の推進などに取り組む。 記:2024/10/05
3880 東証プライム
810
11/28 15:30
+13(1.63%)
時価総額 136,901百万円
製紙メーカー大手。1943年設立。新聞用紙などの紙・板紙部門、衛生用紙や紙おむつなどのホーム&パーソナルケア部門が柱。「エリエール」ブランドで知名度。海外事業における商品戦略及び販売戦略の再構築図る。 記:2024/10/13
4203 東証プライム
3,655
11/28 15:30
-10(-0.27%)
時価総額 342,685百万円
1932年設立のプラスチック製品メーカー。半導体関連材料、高機能プラスチックなどの製造・販売を行う。半導体封止材で世界トップシェア。半導体関連材料では封止材のグローバル供給体制の強化、拡販に取り組む。 記:2024/10/09
4452 東証プライム
6,537
11/28 15:30
+43(0.66%)
時価総額 3,045,588百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4485 東証グロース
3,590
11/28 15:30
±0(0%)
時価総額 92,346百万円
通信インフラシェアリング事業を展開。屋内インフラシェアリング、屋外タワーシェアリング、ローカル5Gサービス等を手掛ける。国内IBS事業などの拡大図る。米投資会社がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/10/11
5191 東証プライム
1,590
11/28 15:30
+35(2.25%)
時価総額 165,428百万円
防振ゴムやホース等の自動車用部品が主力。住友電工傘下。自動車用防振ゴムは世界トップシェア。自動車用ホースは国内トップシェア。26.3期売上高6200億円目標。自動車用品は新商品開発の加速などに取り組む。 記:2024/06/03
5401 東証プライム
3,069
11/28 15:30
+36(1.19%)
時価総額 2,916,535百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5994 東証スタンダード
857
11/28 15:30
+3(0.35%)
時価総額 3,788百万円
トヨタ自動車系の粉末冶金メーカー。自動車用部品や鉄道車両部品、産業機械用部品等を手掛ける。ショックアブソーバ用部品で世界シェアトップクラス。新型ハイブリッド車用インバーター部品など電動関連製品の拡大図る。 記:2024/06/28
6301 東証プライム
4,077
11/28 15:30
-6(-0.15%)
時価総額 3,970,227百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6305 東証プライム
3,374
11/28 15:30
-9(-0.27%)
時価総額 725,798百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。製品力、グローバルネットワークなどが強み。米州事業は拡大続く。海外レンタル事業の拡大等に注力。 記:2024/10/20
6558 東証グロース
970
11/28 12:30
±0(0%)
時価総額 2,711百万円
飲食業界特化の求人情報サイト「cookbiz」の運営等を行うHR事業、ホタテやホッケ、サバ等の冷凍加工業を行う事業再生・成長支援を手掛ける。HR事業のスカウト部門では商品リニューアルで成約単価が上昇。 記:2024/10/26
6702 東証プライム
2,831.5
11/28 15:30
+13(0.46%)
時価総額 5,864,342百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,607
11/28 15:30
+36(1.4%)
時価総額 41,177,531百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
23,740
11/28 15:30
+1,500(6.74%)
時価総額 11,196,567百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
51,100
11/28 15:30
-90(-0.18%)
時価総額 16,261,093百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25