マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
38,675.68
+450.02
暗号資産
FISCO BTC Index
5/6 17:06:11
9,934,213
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の中小型株物色が中心になりやすい~

2021/8/13 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の中小型株物色が中心になりやすい~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:個人主体の中小型株物色が中心になりやすい ■リクルートHD、22/3営業利益2700~3400億円に上方修正、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:新報国製鉄、プレス金型合金、CFRP部品、コスト減 ■個人主体の中小型株物色が中心になりやすい 13日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。12日の米国市場ではNYダウが14ドル高だった。7月生産者物価(PPI)の伸びが予想を上回り、インフレ高進への脅威から売りが先行した。ただし、週次新規失業保険申請件数が3週連続で減少したことを好感した買いも目立ち、上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の28055円。円相場は1ドル110円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることが見込まれる。米国ではハイテク株の一角が買われており、ナスダックが3日ぶりに反発したことも手掛かりになりそうだ。ただし、新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の感染が拡大視する中、経済活動の正常化が遅れるとの懸念がくすぶるなか、積極的な売買は手控えられやすい。 また、足元で半導体株の弱い値動きが目立っており、米国ではマイクロンテクノロジーがアナリストによる格下げが嫌気され、6%を超える下落の影響からSOX指数は下落している。東京市場においても、連日で東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が日経平均の重荷となるなど、引き続き半導体株の動向を見極める必要がありそうだ。 日経平均は5日、25日線が支持線として意識されており、同線が位置する28000円水準での底堅さは見られそうである。米国市場の上昇の流れからSQ値が高くなる可能性があり、これが心理的な抵抗になる可能性はあるものの、下値の堅さが見られることで売り仕掛けづらくさせそうだ。基本的は28000円からの売り仕掛けに対しては押し目狙いに。 物色の流れとしては指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みつつ、バリューシフトといったところか。また、決算を手掛かりとした物色では、個人主体の売買により大きく動意付く銘柄が目立っている。お盆休みに入ることもあり、個人主体の中小型株物色が中心になりやすいだろう。 ■リクルートHD、22/3営業利益2700~3400億円に上方修正、コンセンサス上回る リクルートHD<6098>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は1800~2450億円のレンジから2700~3400億円のレンジに上方修正している。コンセンサス(2350億円程度)を上回る。HRテクノロジー事業の第1四半期は、米国市場における採用競争の過熱感が想定以上に高まり、期初想定を上回る増収増益に。また、人材派遣事業では特に欧州のEコマースに関する物流分野や、コロナ禍における医療分野での人材需要の高まりが継続した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35499.85、+14.88) ・シカゴ日経先物は上昇(28055、大阪比+35) ・ナスダック総合指数は上昇(14816.26、+51.13) ・1ドル110円40-50銭 ・VIX指数は低下(15.59、-0.47) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・新報国製鉄<5542>プレス金型合金、CFRP部品、コスト減 ・パナソニック<6752>ブラジルTV生産から撤退、固定費削減 ・天龍製鋸<5945>中国・タイで住宅資材用チップソー増産、投資16億円 ・東芝<6502>年内に臨時株主総会、取締役議長、選定急ぐ ・シャープ<6753>会長兼CEOの戴氏、来年で退任の意向 ・丸紅<8002>太陽光廃パネル、多孔質ガラスに加工、畜産用脱臭装置・イチゴ栽培向け ・三菱商事<8058>三菱商事・三井物産など、ENEOSに水素供給、ブルネイで製造 ・トヨタ<7203>レースで“仲間づくり”、エンジン起点「水素活用網」拡大 ・三菱ケミHD<4188>生分解性コップ堆肥化、野菜栽培に活用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
4188 東証プライム
900.6
5/2 15:00
-18.7(-2.03%)
時価総額 1,356,563百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
5542 東証スタンダード
1,417
5/2 15:00
-43(-2.95%)
時価総額 4,974百万円
日本製鉄系の特殊合金メーカー。半導体製造装置向け低熱膨張合金や鉄鋼業界向け高温高強度合金に強み。24.12期は半導体関連の下期回復を想定。運搬費増や電力代上昇をコスト削減でこなして増収・二桁増益を見込む。 記:2024/04/12
5945 東証スタンダード
1,671
5/2 13:06
-7(-0.42%)
時価総額 18,628百万円
産業用丸鋸などの刃物製品を製造・販売。OEM生産も。配当性向は30%以上目安。日本は住宅資材用チップソー、金属用チップソーの輸出が減少。24.3期3Qはヨーロッパが堅調。金属用チップソーの販売増が寄与。 記:2024/02/11
6,834
5/2 15:00
-6(-0.09%)
時価総額 11,590,191百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
1,387.5
5/2 15:00
+12(0.87%)
時価総額 3,405,004百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6753 東証プライム
834.5
5/2 15:00
+6.5(0.79%)
時価総額 542,765百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(-0.68%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(-0.67%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8002 東証プライム
2,900.5
5/2 15:00
+53(1.86%)
時価総額 4,983,674百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(0.2%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8058 東証プライム
3,544
5/2 15:00
-90(-2.48%)
時価総額 15,283,436百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24