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前場に注目すべき3つのポイント~ナスダックの上昇に対する安心感からハイテク株が日経平均の下支え

2020/12/23 9:02 FISCO
*09:02JST 前場に注目すべき3つのポイント~ナスダックの上昇に対する安心感からハイテク株が日経平均の下支え 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ナスダックの上昇に対する安心感からハイテク株が日経平均の下支え ■日本オラクル、2Q営業利益10.0%増 330億円、コンセンサスの範囲内 ■前場の注目材料:日本精工、中国に新工場、風力向け大型軸受増産 ■ナスダックの上昇に対する安心感からハイテク株が日経平均の下支え 23日の日本株市場は前日の下げに対する自律反発が見込まれよう。22日の米国市場ではNYダウが200ドルを超える下落となる一方でナスダックが反発。議会が追加経済対策を可決し法案成立が確実になったことは好感されたが、12月の消費者信頼感指数が予想外に大幅悪化したほか、11月中古住宅販売件数も前月から減少し景気回復に懸念が広がった。疾病管理予防センター(CDC)は新型コロナウイルス変異種がすでに国内にも存在する可能性を指摘し、懸念がくすぶっていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円高の26555円。円相場は1ドル103円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まることになろう。NYダウの下げは重石となろうが、ナスダックの上昇に対する安心感からハイテク株が日経平均の下支えとして意識されやすいだろう。また、日経平均は足元の調整でトレンドが悪化しつつあるが、26500円での底固めがみられるようであれば、仕掛け的な売りも出しづらくなりそうである。 もっとも、市場参加者が限られていることもあり、リバウンド狙いの買いも限定的であろう。先物市場においても短期的な資金が中心であるため、反対売買も早く、買い先行後は次第にこう着感が強まりやすいところではある。ただし、短期資金といった側面からは、売り仕掛け的な動きが出てくるようであれば、その後のリバウンドを狙った押し目狙いのスタンスといった形。 また、昨日下げが目立っていたマザーズ銘柄ではあるが、ハイテク主導によるナスダック指数の上昇が安心感につながる可能性はある。また、IPO銘柄から大きく物色が広がりづらいものの、米アップルが自動運転技術の開発を進めているとの報道も伝わるなか、テーマ性のある銘柄などへは先行きを見越したやや中長期目線での資金流入も意識されやすいだろう。 ■日本オラクル、2Q営業利益10.0%増 330億円、コンセンサスの範囲内 日本オラクル<4716>が発表した第2四半期業績は、売上高が前年同期比2.8%増の1002.46億円、営業利益が同10.0%増の330.67億円だった。コンセンサス(315億円程度)の範囲内であろう。クラウドライセンス&オンプレミスライセンスについては、大型から中堅、小規模に亘る様々な案件を引き続き獲得。コンサルティングサービスにおいて、オンプレミス環境からIaaS・PaaS環境への基盤移行、ERPクラウドを始めとするSaaSとの連携案件など、複合型案件が順調に推移している。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(30216.45、+37.40) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・海外のコロナ向けワクチン接種開始 ・日本精工<6471>中国に新工場、風力向け大型軸受増産 ・日産自<7201>追浜2直回復、新型ノートで高稼働 ・三井住友<8316>中小向け業務デジタル化、基盤提供 ・トヨタ<7203>MaaS車両の開発加速、実用化前倒し ・トヨタ<7203>英仏工場停止早まる、来月4日まで ・ホンダ<7267>印4輪工場閉鎖、第2工場に生産集約 ・ソフトバンク<9434>月2980円の新ブランド、ドコモ対抗、既存プランも料金改定 ・大興電子通信<8023>作業現場の密を可視化 ・KDDI<9433>研究拠点を新設、国内外企業と連携 ・NTTデータ<9613>クラウド「サービスナウ」、専業組織を来月新設 ・大幸薬品<4574>クレベリン拡販、ECサイトなど活用 ・ペプチドリーム<4587>武田薬品とPDC開発で共同研究、神経筋疾患領域 ・帝人<3401>溶剤系セパレーターの上海エナジーと連携、安全性高い製品生産 ・日本製鉄<5401>欧ミタルと米に電炉新設で契約 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(10月28-29日開催分) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
3401 東証プライム
1,409.5
9/20 15:00
+11.5(0.82%)
時価総額 279,016百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4574 東証プライム
405
9/20 15:00
+4(1%)
時価総額 17,875百万円
正露丸、セイロガン糖衣Aなど一般用医薬品の製造・販売を行う医薬品事業が主力。「クレベリン」シリーズ等の感染管理事業も展開。1946年設立。医薬品事業は京都工場の医薬品ライン立ち上げなど増産施策に取り組む。 記:2024/09/01
4587 東証プライム
2,536
9/20 15:00
+113(4.66%)
時価総額 329,705百万円
東京大学発の創薬ベンチャー。創薬開発事業、放射性医薬品の研究開発、製造・販売等を行う放射性医薬品事業を展開。ペプチド創薬開発プラットフォームなどが強み。Novartis社とペプチド創薬における提携を拡大。 記:2024/08/26
4716 東証スタンダード
13,640
9/20 15:00
-65(-0.47%)
時価総額 1,749,507百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。データベース管理システムなどに強み。ライセンスサポートは高い契約更新率を維持。OCIは引き合い強く、東京データセンター等の利用量は順調増。 記:2024/05/17
5401 東証プライム
3,186
9/20 15:00
+56(1.79%)
時価総額 3,027,723百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
6471 東証プライム
727.2
9/20 15:00
+13.1(1.83%)
時価総額 400,882百万円
独立系ベアリングメーカー。1916年設立。ベアリングで国内トップシェア、世界シェアは3位。産業機械事業、自動車事業が柱。配当性向は30~50%目標。25.3期は産業機械事業における拡販などを見込む。 記:2024/07/26
7201 東証プライム
405.9
9/20 15:00
+3.8(0.95%)
時価総額 1,713,188百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,634
9/20 15:00
+23.5(0.9%)
時価総額 42,973,676百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,556.5
9/20 15:00
+13(0.84%)
時価総額 8,458,465百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8023 東証スタンダード
780
9/20 15:00
-8(-1.02%)
時価総額 10,817百万円
システムインテグレーター。ICTのコンサルやシステム設計、構築、運用のサービスを展開。情報通信機器の販売増で保守サービスは受注が増加。ソリューションサービス部門は売上増。24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/04/13
9,112
9/20 15:00
+166(1.86%)
時価総額 12,526,184百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9433 東証プライム
4,804
9/20 15:00
-9(-0.19%)
時価総額 11,069,281百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9434 東証プライム
1,981
9/20 15:00
+7(0.35%)
時価総額 9,483,334百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9613 東証プライム
2,418.5
9/20 15:00
-61.5(-2.48%)
時価総額 3,391,946百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10