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前場に注目すべき3つのポイント~中小型株の一角にはリバウンドを狙った動き

2020/12/22 8:57 FISCO
*08:57JST 前場に注目すべき3つのポイント~中小型株の一角にはリバウンドを狙った動き 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:中小型株の一角にはリバウンドを狙った動き ■西松屋チェ、3Q営業利益274.8%増 109億円、通期据え置き、自社株買いを発表 ■前場の注目材料:日立、昇降機で英参入、コスト競争力武器に ■中小型株の一角にはリバウンドを狙った動き 22日の日本株市場は模様眺めムードの強い相場展開になりそうだ。21日の米国市場ではNYダウは37ドル高だった。英国で拡大している新型コロナウイルス変異種の感染性が高いことが明らかになり、警戒感から寄り付き後大きく下落した。その後、米食品医薬品局(FDA)の承認を受けたモデルナのワクチン接種が開始されたことや、議会が追加経済対策で合意にいたったことを好感した買いに支えられ、引けにかけてダウは上昇に転じた。一方で、S&P500、ナスダックは下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円安の26515円。円相場は1ドル103円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り優勢の展開から始まることになり、支持線として意識される25日線レベルでの攻防になりそうである。足元では26500円から26800円辺りでの推移が続いており、25日線レベルでは押し目買いも意識されるところではある。しかし、シカゴ先物は安いところで26160円まで売られる場面がみられていた。市場参加者が限られていることもあり、短期筋の売り仕掛け的な動きには警戒しておきたいところであろう。VIX指数は一時30を超える場面がみられており、慎重姿勢に繋がりやすい。 なお、市場参加者が限られていることもあり、仕掛け的な動きに対して追随する流れには向かいづらく、一方でカバーの動きは早いだろう。昨日同様、先物主導で仕掛け的な動きがあるようなら、その後の反動を狙ったスタンスになりそうだ。また、テスラが大きく下落したが、これは指数組み入れに伴うリバランス終了後の反動といったところであり想定内となるため、センチメントを悪化させることはなさそうだ。米国の追加経済対策の合意については材料出尽くしといった判断は禁物である。 物色については米国では金融株の強さがみられており、バリューシフトがみられるかが注目されるところ。一方で、参加者が限られるなかではコア銘柄に集中しやすい。個人主体の売買においてはIPOのほか、テーマ性のある材料株などへの循環物色が意識されよう。IPOの好調から利食い資金が市場に還流しており、足元で調整が続いていた時価総額上位の中小型株の一角にはリバウンドを狙った動きがみられてきている。 ■西松屋チェ、3Q営業利益274.8%増 109億円、通期据え置き、自社株買いを発表 西松屋チェ<7545>が発表した第3四半期決算は売上高が前年同期比13.3%増の1231.40億円、営業利益は同274.8%増の109.04億円だった。通期計画を超過しているが通期予想は据え置いている。玩具などの売れ行きが伸びたほか、気温の低下で秋冬物の衣料の需要も拡大。併せて、最大5億円、発行済み株式総数(自己株式を除く)の0.67%にあたる41万7000株の自社株買いを発表した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(30216.45、+37.40) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・海外のコロナ向けワクチン接種開始 ・日立<6501>昇降機で英参入、コスト競争力武器に ・トヨタ<7203>乾燥時間、最大3割減、水性塗料向け新型乾燥機 ・オリチエン工業<6380>新中計を策定、チェーン輸出比20%超に引き上げ ・東芝<6502>脱炭素化へ、技術のデパート目指す ・航空電子<6807>USB4認証コネクター発売 ・リコー<7752>宮城の工場にローカル5G、4.7ギガヘルツ帯免許申請 ・積水化<4204>「ジョブ型」雇用を22年度導入、挑戦する風土づくり ・三洋化成<4471>APBと福井で全樹脂電池生産、1000億円投じ新工場 ・大日住薬<4506>米で前立腺がん薬承認、経口タイプ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・12月政府月例経済報告 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
4204 東証プライム
2,229.5
5/2 15:00
-44(-1.94%)
時価総額 1,033,389百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
4471 東証プライム
4,110
5/2 15:00
-5(-0.12%)
時価総額 96,729百万円
機能化学品メーカー。医療用洗剤や紙おむつ、化粧品の材料、潤滑油添加剤、自動車の内装材料など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計は生活・健康やプラスチック・繊維、環境・住設分野の販売が足踏みとなった。 記:2024/02/07
4506 東証プライム
373
5/2 15:00
-27(-6.75%)
時価総額 148,417百万円
住友化学傘下の製薬会社。精神・神経領域に強み。24.3期3Q累計は北米で独占販売期間終了の抗精神病薬「ラツーダ」が失速。注力品の前立腺がん薬や子宮筋腫薬も冴えず。想定以上に膨張の構造改革費用も利益に響く。 記:2024/02/08
6380 東証スタンダード
2,001
5/2 9:02
-50(-2.44%)
時価総額 2,935百万円
チェーンメーカー。伝動・搬送用のローラーチェーン等を手掛ける。高耐食性技術などに定評。チェーン事業は堅調。国内は搬送機械業界向けが伸びる。輸出はアジア、南米向けが増加。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/26
6501 東証プライム
14,455
5/2 15:00
-35(-0.24%)
時価総額 14,000,708百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6807 東証プライム
2,470
5/2 15:00
-32(-1.28%)
時価総額 227,988百万円
大手コネクタメーカー。スマホや自動車向けコネクタに強み。車載用静電タッチパネル、航空機用ジャイロセンサ、油田掘削用センサも事業領域。内製能力の高さが強み。工場稼働低下の影響もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/03/30
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(-0.67%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7545 東証プライム
2,213
5/2 15:00
+24(1.1%)
時価総額 154,000百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。1109店舗展開。公式オンラインストアは売上伸長。24.2期通期は増収増益。25.2期は2桁増益見通し。 記:2024/04/17
7752 東証プライム
1,356.5
5/2 15:00
+7.5(0.56%)
時価総額 864,725百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11