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前場に注目すべき3つのポイント~ファミリーマートが日経平均を下支え

2020/7/9 8:50 FISCO
*08:50JST 前場に注目すべき3つのポイント~ファミリーマートが日経平均を下支え 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ファミリーマートが日経平均を下支え ■イオン、1Q(3-5月)営業損失 赤字転換▲125億円 ■前場の注目材料:日産自、世界生産3割減の260万台、4—12月期計画 ■ファミリーマートが日経平均を下支え 9日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い先行で始まろう。8日の米国市場はNYダウが177ドル高だった。ウイルス感染の再拡大が経済の回復を遅らせるとの懸念や米国政府がTikTokを含む中国製アプリの禁止を検討していることに加え、ポンぺオ国務長官の「世界は領土問題での中国のどう喝を容認できない」との発言を受けて米中対立深刻化への懸念が強まり下落に転じる局面もあった。しかし、ハイテク株の上昇が終始下値を支え引けにかけては大きく上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の22495円。円相場は1ドル107円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買いが先行しよう。米ハイテク株が引けにかけて強い値動きをみせていたこともあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目されよう。ただし、買い一巡後はこう着感が強まりやすいと考えられ、中国市場の動向を睨みながらの相場展開といったところだろう。昨日はETFの分配金支払いのための先物の売り需要が引けにかけて指数を押し下げる格好となった。明日も同様に売り需要が発生することもあり、上値を積極的に買ってくる流れは期待しづらいところだろう。 とはいえ、昨日の引けにかけての弱い値動きについても日経平均は25日線を若干下回った程度であり、底堅さが意識されていた。明日の売り需要を意識したとしても下へも売り仕掛けづらい状況であろう。需給通過を意識した押し目拾いの売買も想定されるため、短期筋の売り仕掛け的な局面においては、押し目を拾いたいところであろう。 また、伊藤忠<8001>は、リテールインベストメントカンパニーがファミリーマート<8028>に対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買い付け価格は1株2300円としており、これにサヤ寄せすることが想定される。本日の値幅上限は2154円であり、これで換算すると日経平均を57円押し上げる形となる。ファミリーマートが指数を下支えする格好になるため、より底堅さが意識されやすいだろう。 ■イオン、1Q(3-5月)営業損失 赤字転換▲125億円 イオン<8267>が発表した第1四半期(3-5月)決算は、売上高が前年同期比1.9%減の2兆762.78億円、営業損失は125.52億円の赤字だった。緊急事態宣言に伴う外出自粛が衣料売上に影響した。また、モール専門店は臨時休業の影響を受けたが、箱型GMSの食品売上は大幅伸長した。臨時休業期間中の固定費やテナント賃料減免相当額等を特別損失に計上した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(26067.28、+177.10) ・ナスダック総合指数は上昇(10492.50、+148.61) ・シカゴ日経225先物は上昇(22495、大阪比+125) ・SOX指数は上昇(2049.76、+29.99) ・VIX指数は低下(28.08、-1.35) ・米原油先物は上昇(40.90、+0.28) ・日銀のETF購入 ・米財政刺激策への期待 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・日産自<7201>世界生産3割減の260万台、4—12月期計画 ・伊藤忠<8001>ファミマ完全子会社化 ・スズキ<7269>国内生産挽回、完成検査不正防止対策が完了 ・ブリヂストン<5108>タイヤデータで価値創造、中長期戦略 ・THK<6481>自律搬送ロボの受注開始、駅で配膳無人化実験 ・アズビル<6845>中国で生産能力増強、大連の子会社に新棟 ・ミネベアミツミ<6479>スマート照明を海外拡販、デザイン現地仕様に ・大日本印刷<7912>RFID導入支援キット ・パナソニック<6752>新型コロナ、感染したら最大10万ルピー、インドで販促 ・NEC<6701>量子コンピューティング適用の課題解決支援サービス ・シスメックス<6869>コロナ重症化リスク予測、受託サービス ・参天製薬<4536>緑内障手術用デバイス、米で市販前承認受理 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月マネーストックM3(前年比予想:+4.4%、5月:+4.1%) ・08:50 5月コア機械受注(前月比予想:-5.0%、4月:-12.0%) ・10:00頃 黒田日銀総裁あいさつ(支店長会議) <海外> ・10:30 中・6月消費者物価指数(前年比予想:+2.5%、5月:+2.4%) ・10:30 中・6月生産者物価指数(前年比予想:-3.2%、5月:-3.7%) 《ST》
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4536 東証プライム
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医療用眼科薬で国内トップ。市販用は目薬「サンテ」で有名。24.3期3Q累計は国内の市販用薬が伸長。医療用は中国回復。欧州・アジアの緑内障薬も好調。販管費・開発費減少も利益に効く。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/03/12
5108 東証プライム
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世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
6479 東証プライム
3,262
5/17 15:00
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時価総額 1,393,138百万円
極小ベアリングに強み。モータや液晶用バックライト、アナログ半導体等も手掛ける。プレシジョンテクノロジーズ事業は増収。航空機関連の需要増でロッドエンドベアリングは売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/03/05
6481 東証プライム
3,195
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機械部品メーカー。直動案内機器で世界シェアトップ。工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置等の直動システムを製造、販売する。輸送機器や医療機器、免震装置向けに事業を拡大。23年12月期の産業機器が足踏み。 記:2024/03/08
6701 東証プライム
10,965
5/17 15:00
-40(-0.36%)
時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
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+2(0.15%)
時価総額 3,250,398百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6845 東証プライム
4,457
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計測制御機器大手。ビル空調自動化や工場省エネ化に強み。ガス機器や水道機器、医薬品製造向けソリューション等も。ビルディングオートメーション事業は収益好調。既設建物向け分野等が堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16
6869 東証プライム
2,748.5
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+53(1.97%)
時価総額 1,729,562百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は2桁増。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの売上などが増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/25
7201 東証プライム
552.1
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時価総額 2,330,257百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7269 東証プライム
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大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
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4,779
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時価総額 1,516,090百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8001 東証プライム
7,254
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-11(-0.15%)
時価総額 11,496,792百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8267 東証プライム
3,304
5/17 15:00
+13(0.4%)
時価総額 2,880,840百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。PB「トップバリュ」は値下げに重点。タカキューとは資本業務提携を解消。全セグメント好調で、3Q累計営業利益は過去最高更新。 記:2024/01/26