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NEC、富士通、ソニーの切り返しに安心感【クロージング】

2020/1/8 16:20 FISCO
*16:20JST NEC、富士通、ソニーの切り返しに安心感【クロージング】 8日の日経平均は大幅に反落。370.96円安の23204.76円(出来高概算14億5000万株)で取引を終えた。7日の米国市場の下落影響から売り先行の展開は想定されていたが、寄り付き前に「イランが米軍駐留のイラク基地に攻撃開始」との報道を受けて、ギャップスタートとなった。その後も様々な報道が飛び交う中、グローベックスのNYダウ先物が400ドルを超える下落局面がみられたこともあり、日経平均は前場半ばには一時22951.18円と節目の23000円を割り込む局面もみられた。 その後、昼休み中にイランのザリフ外相がツイッターに「戦争は求めていない」と述べたことが、事態拡大に歯止めがかかるとの見方に向かわせた。また、トランプ大統領の声明発表を見極めたいとの思惑もあり、後場はややショートカバーや主力株への強い動きも散見される中、日経平均は23300円処まで下げ幅を縮める動きもみられた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1900を超えており、全体の9割超を占める全面安商状。セクターでは、鉱業を除く32業種が下落しており、海運、精密機器、ガラス土石、不動産、化学、建設の弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ファミリーマート<8028>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、ダイキン<6367>、信越化<4063>が軟調。一方で、横河電機<6841>、アサヒ<2502>、日本ハム<2282>、NEC<6701>、富士通<6702>、ソニー<6758>が小幅ながら上昇。 日経平均は一時600円を超える下落によって、節目の23000円を割り込む局面がみられたが、後場に入っての下げ渋りにより、チャート上では十字足を形成している。一目均衡表では雲上限を割り込んだが、大引けでは雲を上回っており、テクニカル面ではいったんは底打ちが意識されやすいところ。また、米イラン対立の行方を睨みながらの相場展開が続くため、テクニカル面での判断は厳しいところではあるが、押し目を拾う動きは次第に意識されやすいところ。 また、NEC、富士通、ソニーの切り返した流れに対しては、波乱の相場展開の中での安心感につながりやすいだろう。積極的な上値追いの流れは、しばらく期待しづらいだろうが、成長期待の大きい銘柄などに対しては、こういったショック安の局面では押し目を拾う動きが意識されやすい。また、5Gなど成長が期待されるテーマ株などに対しても、押し目を拾うスタンスとなりそうだ。 《CN》
関連銘柄 13件
2282 東証プライム
5,156
4/26 15:00
+10(0.19%)
時価総額 530,857百万円
食肉・食肉加工品で国内首位。水産事業や乳製品事業、健康食品事業、ボールパーク事業等も手掛ける。加工事業本部ではシャウエッセンが回復傾向。食肉事業本部では外食向け販売が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/03/04
5,465
4/26 15:00
+49(0.9%)
時価総額 2,770,771百万円
ビール大手。清涼飲料や食品も。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は外食需要の回復などでビール類の売上が増加。欧州は価格改定効果等で堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/04/07
4063 東証プライム
5,906
4/26 15:00
-402(-6.37%)
時価総額 11,954,470百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4543 東証プライム
2,610.5
4/26 15:00
+13(0.5%)
時価総額 3,891,465百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
+760(3.73%)
時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6701 東証プライム
10,945
4/26 15:00
+195(1.81%)
時価総額 2,986,343百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6702 東証プライム
2,425.5
4/26 15:00
-57(-2.3%)
時価総額 5,023,472百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6758 東証プライム
12,770
4/26 15:00
+10(0.08%)
時価総額 16,104,017百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6841 東証プライム
3,444
4/26 15:00
+33(0.97%)
時価総額 925,144百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
6954 東証プライム
4,528
4/26 15:00
+73(1.64%)
時価総額 4,571,229百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(-0.36%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(2.35%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10