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前場に注目すべき3つのポイント~日米決算を材料視した物色に

2019/10/25 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~日米決算を材料視した物色に 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日米決算を材料視した物色に ■前場の注目材料:中外薬、19/12期業績予想を上方修正、営業利益2180億円←1430億円 ■ホンダ、欧で全車電動化、22年に前倒し ■日米決算を材料視した物色に 25日の日本株市場は、本格化する日米決算を手掛かりとした物色の中、日経平均は年初来高値水準でのこう着感の強い相場展開になりそうだ。24日の米国市場ではNYダウが小幅に下落する一方で、ナスダックは上昇。NYダウは、スリーエムの決算が重石になっている。商いが膨らみづらい需給環境の中、主要企業の決算の影響を受けやすくなっている。ナスダックはラムリサーチなど半導体株の決算評価がみられている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の22815円。円相場は1ドル108円60銭辺りでの推移が続いている。 ラムリサーチは13%超の上昇となった。23日に発表した7-9月期決算は、売上高が前年同期比7.1%減の21.65億ドルとなり、市場コンセンサスの21.59億ドルを上回った。一株利益も予想を上回り、前日の時間外で急伸していたため、これについては織り込み済みではあるが、半導体株への下支えとしては意識されやすい。 また、電気自動車のテスラは予想外の黒字転換となったことで、直近で動意をみせていたリチウムイオン電池関連のほか、自動運転関連への物色に向かわせそうだ。また、マイクロソフトが23日発表した決算は、売上高、利益ともにコンセンサスを上回った。クラウドコンピューティング・プログラム「Azure」と生産性ソフト「Office」のオンライン版の需要が追い風となっており、クラウド関連やサブスクリプション関連への手掛かり材料になるだろう。 一方で、アマゾン・ドット・コムが24日発表した決算は、売上高は予想を上振れたものの一株利益は下振れており、時間外で下落していることで重石になりやすいだろう。なお、国内の決算では中外薬<4519>、サイバネット<4312>、ミロク情報<9928>、グローセル<9995>、ダイワボHD<3107>、洋シヤター<5936>、ネットワン<7518>、TDSE<7046>などに決算評価の資金が向かいそうである。また、足元で原油先物相場のリバウンド基調がみられており、国際帝石<1605>、出光興産<5019>、JXTG<5020>などの動向も注目されそうだ。 ■中外薬、19/12期業績予想を上方修正、営業利益2180億円←1430億円 中外薬<4519>は2019年12月期の業績予想を修正。売上収益は従来の5925億円から6800億円、営業利益は1430億円から2180億円に上方修正した。主にがん領域における主力品・新製品、ヘムライブラをはじめとする国内製商品売上高およびロシュ向け輸出が前回発表予想に対し好調に推移。また、ヘムライブラに関するロイヤルティ等収入やその他の一時金収入についても予想を大幅に上回って進捗している。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22750.60、+125.22) ・ナスダック総合指数は上昇(8185.80、+66.00) ・1ドル108円60-70銭 ・シカゴ日経225先物は上昇(22815、大阪比+35) ・SOX指数は上昇(1615.51、+38.93) ・VIX指数は低下(13.71、-0.30) ・米原油先物は上昇(56.23、+0.26) ・米追加利下げ観測 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・オリックス<8591>MGMリゾーツと「大阪オンリー宣言」表明、IR計画加速 ・ホンダ<7267>欧で全車電動化、22年に前倒し ・住友商<8053>DX技術専門会社を設立 ・豊通商<8015>イスラエルVBと提携、自動運転で投資 ・デンソー<6902>25年めどソフト開発人材3割増、24時間体制確立 ・ブリヂストン<5108>新素材、ゴム・樹脂を分子レベル結合 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 17件
1605 東証プライム
2,357
5/17 15:00
+8(0.34%)
時価総額 3,268,374百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
2,668
5/17 15:00
+73.5(2.83%)
時価総額 257,078百万円
ITインフラ流通、繊維、産業機械を展開。パソコン卸売で首位。世界1300メーカーから220万の商品やサービスを提供。傘下にダイワボウ情報システムや大和紡績など。企業・官公庁の受注獲得で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
4312 東証スタンダード
1,095
2/8 15:00
+2(0.18%)
時価総額 35,123百万円
製造業支援の解析ソフトをライセンス販売。ITソリューション、ビッグデータ可視化ツール等も。ITソリューションサービス事業は増収。23.12期3Qは増収。富士ソフトがTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2023/12/02
4519 東証プライム
5,007
5/17 15:00
+41(0.83%)
時価総額 8,407,043百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
5019 東証プライム
1,007.5
5/17 15:00
+20.5(2.08%)
時価総額 1,500,494百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5020 東証プライム
748.3
5/17 15:00
+2.9(0.39%)
時価総額 2,417,221百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5108 東証プライム
6,921
5/17 15:00
+46(0.67%)
時価総額 4,939,504百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5936 東証スタンダード
877
5/17 15:00
+15(1.74%)
時価総額 5,601百万円
シャッターで国内3位。重量シャッターに強み。スチールドアや金物も。独ハーマン社と提携。24.3期3Q累計はメンテ堅調。価格改定や受注済案件の採算改善も効いて増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/03/13
6902 東証プライム
2,632.5
5/17 15:00
+2(0.08%)
時価総額 8,297,061百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7046 東証グロース
1,827
5/17 15:00
+8(0.44%)
時価総額 4,019百万円
AI技術を軸としたコンサルが柱。AI製品によるサブスクサービスの提供も。24.3期3Q累計は開発費・外注費増などが利益の重石に。だが大手自動車関連製造の新規案件開始。SNS分析ツールの新規顧客獲得も進む。 記:2024/04/15
7267 東証プライム
1,727
5/17 15:00
+18.5(1.08%)
時価総額 9,385,010百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7518 東証プライム
2,966.5
5/17 15:00
+37.5(1.28%)
時価総額 247,012百万円
情報インフラ会社ICTシステムに係るネットワークやセキュリティのソリューション開発、構築、保守・運用までを展開。先端製品を活用したネットワーク基盤に強み。 一部案件の繰り上がりもあり、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/26
8015 東証プライム
9,581
5/17 15:00
-64(-0.66%)
時価総額 3,392,220百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8053 東証プライム
4,109
5/17 15:00
-22(-0.53%)
時価総額 5,142,709百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8591 東証プライム
3,393
5/17 15:00
+6(0.18%)
時価総額 4,269,334百万円
大手金融サービス。リースやローン、投資、生保、銀行、不動産開発・賃貸、再生可能エネルギーなど事業領域多岐。不動産は運営施設のサービス収入が増加。事業投資・コンセッションは伸長。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9928 東証プライム
1,809
5/17 15:00
±0(0%)
時価総額 62,964百万円
会計事務所とその顧問先企業などに中堅・中小企業向け財務会計ソフトを開発。会計・税理士事務所など顧客基盤強固。クラウドサービスやファイナンシャルサービスも展開。各種ERP製品の好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/06
9995 東証プライム
747
5/17 15:00
+1(0.13%)
時価総額 19,741百万円
半導体・電子部品の技術商社。ルネサスエレクトロニクス製品を中心に、海外製電子部品も取り扱う。半導体素子は自動車分野中心に堅調。24.3期3Qは増収。マクニカによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/03/30