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前場に注目すべき3つのポイント~模様眺めムードの中、ソニーなどに関心集まる

2019/7/31 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~模様眺めムードの中、ソニーなどに関心集まる 31日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:模様眺めムードの中、ソニーなどに関心集まる ■前場の注目材料:ソニー、1Q営業利益18.4%増、コンセンサス上回る ■ワコールHD、米国の女性下着企画販売会社を買収 ■模様眺めムードの中、ソニーなどに関心集まる 31日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続こう。日経平均は直近もち合いレンジでの推移になりそうだ。30日の米国市場は、米中協議の行方やFOMCの結果を見極めたいとする模様眺めムードの中で、小幅な下落となっている。また、米中協議が再開されたものの、トランプ大統領が中国を批判するツイートを行い、先行き懸念から上値の重い展開となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比175円安の21485円と節目の21500円を下回っている。円相場は1ドル108円60銭台で推移。 米中通商協議再開となったが進展は期待薄であるほか、FOMCでは0.25%の利下げがコンセンサスとなるなか、波乱の展開にはならないだろうが、模様眺めムードが強まりやすいだろう。出来高が膨らみづらい現在の需給状況の中では薄商いの中を先物主導のインデックス売買に振らされやすい状況である。 また、決算発表が本格化しており、決算反応に一喜一憂する状況であろう。昨日決算を発表したところでは、ソニー<6758>がコンセンサスを上回る内容であり、本日の相場のけん引役といった位置づけになりやすい。その他、アンリツ<6754>もコンセンサスを上回っている。また、個人主体において決算材料で動意が期待されるのは、M&A<2127>、ZOZO<3092>、電算システム<3630>辺りが注目される。一方で任天堂<7974>はコンセンサスを下回っており、売りが先行しそうである。 もっとも、アク抜けを期待される動きもみられていることもあり、買い戻しなどを見極める必要があるだろう。ややサプライズ感のあったファナック<6954>は一時2万円の大台を回復していた。ただし、直近の調整部分を吸収する格好であり、短期筋のショートカバーが中心ともみられる。本日以降、節目の2万円を上放れる値動きを見せてこれるかが注目されるところである。 決算を手掛かりとした日替わり物色になりやすく、米中通商協議のほか、利下げが予想されるFOMCを見極めたい中で、個別企業の決算を手掛かりとした値幅取り狙いが中心になりそうだ。 ■ソニー、1Q営業利益18.4%増、コンセンサス上回る ソニー<6758>は第1四半期決算を発表。営業利益は前年同期比18.4%増の2309.25億円だった。コンセンサス(1765億円程度)を上回る。通期計画に対する営業利益の進捗率は28.5%となる。同期間としては3年連続で過去最高を更新。カメラのセンサーが複数搭載されるスマートフォン向けの半導体が好調だった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21709.31、+92.51) ・1ドル108円60-70銭 ・米原油先物は上昇(58.05、+1.18) ・米長期金利は低下 ・株安局面での自社株買い ・米連続利下げ観測 ・欧州中央銀行(ECB)が追加緩和検討 ・日銀のETF購入 ・JPX<8697>東商取の買収55億円で合意、10月完全子会社化 ・ワコールHD<3591>米国の女性下着企画販売会社を買収 ・メルカリ<4385>株61%取得、鹿島アントラーズ経営に参画 ・住友商<8053>英新興企業に出資、デジタル駐車事業に参入 ・エレコム<6750>時計型血圧推定計投入、脈拍で瞬時に把握 ・NEC<6701>「スマート街路灯」実証、東京・杉並区で年内 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:00 中・7月製造業PMI(予想:49.6、6月:49.4) ・10:00 中・7月非製造業PMI(予想:54.0、6月:54.2) ・10:30 豪・4-6月期消費者物価指数(前年比予想:+1.5%、1-3月期:+1.3%) 《SF》
関連銘柄 13件
625
11/26 15:30
+2.6(0.42%)
時価総額 210,584百万円
M&A仲介国内最大手の日本M&Aセンターを中核とする持株会社。M&A仲介のほか、PMI支援、上場支援、MBO支援等も手掛ける。M&A成約支援実績は7000件以上。ミッドキャップ企業向け受託体制を強化。 記:2024/08/22
3092 東証プライム
4,844
11/26 15:30
+144(3.06%)
時価総額 1,455,496百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
5,019
11/26 15:30
+160(3.29%)
時価総額 278,554百万円
婦人用下着大手のワコールを中核とする持株会社。ピーチ・ジョン等も傘下に持つ。インナーウェアやスポーツウェアの製造、販売等を行う。国内は高価格帯ブランド「Yue」等が順調。26.3期営業利益130億円目標。 記:2024/06/15
3630 東証1部
3,040
6/28 15:00
+5(0.16%)
時価総額 32,789百万円
独立系情報処理サービス企業。SIやBPOの情報サービス、コンビニ払込票決済や国際送金等の収納代行サービスが柱。21.12期1Qは2桁増収。収納代行サービス事業は好調。コンビニ収納件数は順調に推移。 記:2021/06/07
4385 東証プライム
1,911.5
11/26 15:30
-99.5(-4.95%)
時価総額 313,541百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
6701 東証プライム
12,465
11/26 15:30
+15(0.12%)
時価総額 3,401,075百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6750 東証プライム
1,430
11/26 15:30
+6(0.42%)
時価総額 131,876百万円
パソコン・デジタル周辺機器メーカー。マウスやUSBハブ、カードリーダなどで国内トップシェア。商品開発力などが強み。国内法人向けは既存販売店ビジネスの拡大図る。国内消費者向けは商品カテゴリーの強化に注力。 記:2024/07/02
6754 東証プライム
1,158.5
11/26 15:30
-27.5(-2.32%)
時価総額 157,407百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,983
11/26 15:30
+5.5(0.18%)
時価総額 18,623,161百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,178
11/26 15:30
-19(-0.45%)
時価総額 4,158,861百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
8,309
11/26 15:30
+110(1.34%)
時価総額 10,790,815百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8053 東証プライム
3,224
11/26 15:30
-51(-1.56%)
時価総額 3,904,583百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
8697 東証プライム
1,782.5
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-17.5(-0.97%)
時価総額 1,861,960百万円
東京証券取引所グループ、大阪証券取引所の経営統合で2013年に誕生。東京商品取引所、日本証券クリアリング機構なども傘下に持つ。配当性向60%程度目標。金利関連デリバティブの利便性向上、流動性の強化図る。 記:2024/08/01